【回顧】毎日王冠 ダノンキングリー他

勝ちタイム:1:44.4

ラップ:12.9 - 11.3 - 11.3 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 11.2 - 11.3 - 11.8

ペース判定:S

アエロリット×津村は理想的なラップで逃げた。いくらレースメイクが下手とはいえこの馬はやること決まってるし、さすがの津村騎手でも素晴らしいレースメイクであった。馬場は高速だけど超高速というほどではない。ただ、これでもやはりスローペース判定になるし、基本的に後ろから差してきたダノンキングリーは斤量差があるにせよ何枚も力が上だった。


1着:ダノンキングリー

出遅れて最後方。直線は大外にだすと一頭だけ脚が全然違う。ただ1頭33秒台の上がり(33.4)で突き抜けた。ダノンキングリーはペースに合わせて自分のペースで追走し、脚をしっかり溜められるので競争馬としてセンスが高いね。ペースが遅ければ先行できるし。ダービーのときは最後ぱったり止まったように、あきらかに距離は2000m以下がよい。次走はマイルCSかな?現状のテンだとかなり後方からになってしまうけど、末脚はしっかりだせる馬。TS、TS続ともに優秀だしいい馬だね。


2着:アエロリット

返し馬でもかなりうるさかったように、道中はスタートもよく行きたがる。前半58.5秒と津村騎手の素晴らしいアシストもあり直線。インディチャンプに抜かれるも最後は差し替えして2着に粘り込んだ。 とにかく津村が素晴らしかったね。どうしてもTSでは勝てないのでペースを引き上げなきゃどうしようもないし、このペースでもしっかりL3最速にして力をだしきった。最後の差し替えしはインディチャンプが垂れただけなんだけど、それでもこの馬のいいところであるストライド走法でながーい脚を使うことができた。次走は天皇賞秋?距離は長いけど、超高速馬場になればワンチャンスある。


3着:インディチャンプ

番手でなだめながら直線。一度は先頭にたつもラスト1ハロンで失速して3着になった。まず福永さんは延長かつかかりやすいこの馬で番手になだめたのは凄い。普通なら下げたくなるだろうし、3年前の福永なら下げてた。悪いところは直線はもう少しアエロリットの後ろにいてほしかったね。インディチャンプはピッチ走法の馬で一瞬で加速できるかわりに使える脚が非常に短い。安田のときは完璧騎乗だったんだけど、ここは前哨戦だし福永が試したのかしら。ということでラストは垂れるのは仕方ないというか、予想どおりかな。まぁそれでもある程度追走し58キロでも3着にこれたのは優秀。ただ、マイルCSはこの馬向きの舞台じゃないんだよなぁ。軽視するよ。


以下、気になる馬

ペルシアンナイト:中団から直線もキレず、ばてずの4着。んーもう一段階時計がかかるほうがベストだったかな。それでも3着はいけるとおもったけど。一度叩いた影響がもう少しでてほしいとこだったけど、まだ叩いたほうがよさそう。マイルCSは3年連続本命候補

ランフォザローゼス:正直びっくりした。54キロとはいえ1800では短いとおもったが。能力は春に示していたのでこれぐらい走れてもいいんだけど、精神面なのか最近はさっぱりだったしね。今回は初ブリンカーだったし、効果があったのかも。復調気配。

モズアスコット:あそこまで後ろではどうしようも。なんか一度体調落ちたフランケルは復活しないとか言われてるけど、モズに関しては毎度脚つかってるしやれると思ってる。

ギベオン:短縮が効く馬なんだけど、最後は自力の差

ケイアイノーテック:前半だすとほんと脚つかえないね。ただ、今回はムチを直線で落としててうまく追えてなかったのもたしか。


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