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精神障害と診断されるまで 番外編

この記事では、私の家族について話そうと思います。

今までの記事を見てくださった人は、「家族はなにをやってたんだ?」と感じる人がいると思います。私の家庭は、少し複雑でした。

両親は、恋愛結婚をしたわけではありません。よく言えばお見合い、悪く言えば政略結婚&契約結婚に近い感じです。

両親は若い頃、新興宗教に心酔していました。教祖のような人に結婚しろと言われて結婚して、私ときょうだいは作るように言われて作られたような感じでした。私はもちろん生まれたときから宗教とか難しいことを知ってた訳ではないので、毎週集会に行くとか、誕生日には不思議な儀式をするとか、何も疑問を抱くことなく育ちました。

疑問を抱いたのは中学生で、両親がそういう経緯だったと知ったのは最近です。小学校を卒業する少し前に、集会に行かなくなりました。正直めんどくさいと思ってたので、ラッキーと感じてました。中2くらいになって、急に両親が話をしなくなって、月に1度はあった家族のお出かけもなくなって不安に思いました。「離婚しないでください」みたいな手紙を書いた記憶もあります

中3くらいで、母親が父親を避けていると分かりました。父親がいると母親が部屋から出てこなくなるので、母親の仕事が休みの日は父親に「遅く帰ってきて」とメールする日々でした。今思うと、異常な子どもですね笑

そこから両親の完全な家庭内別居が始まりました。記憶に残ってる限り、両親は私が高校生の頃から1度も会話をしていません。言うべきことはメモやメール、雑談は絶対になく、業務連絡しかしません。

それに気づいた頃はどちらも悪いと思っていましたが、私が思春期に入って、父親の行動や姉から宗教結婚のことを聞き、父親に悪い点が多いと感じるようになり、女子あるあるだと思いますが父親に嫌悪感を抱くようになりました。

そんなこんなで、我が家は夫婦という存在はありません。おかげさまで、漫画などで恋愛を夢見ても、自分の親を見て自分の未来を想像できず、恋愛に興味が無い私が形成されました笑

複雑な家庭環境のせいか、私の障害?への理解は長い戦いでした。

こんな人達もいるんだなと思ってくださったところで、番外編は終わりです。読んでくださりありがとうございます

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