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好転反応

 定期的に整体・揉みほぐしに通うようになって一年半が経つ。
 ようやく少しは緩んできたようで全身の可動域が多少は広がったと実感する。暖かくなっていく季節でもあり、風呂上がりに少しずつ自分でもストレッチをしてみたりできるようにな心持ちになった。

 ところが、というと大袈裟だが、整体に行った翌日には妙に全身がダルく、寝不足でもないのに変な眠気に支配された感じで、ともするとこのまま心臓が止まってしまうのではないかと不安になるほど体調不全を感じる。
 心臓に異常がありはしまいがと時々スマートウォッチの心拍計に目をやるものの、至って正常な値が表示されている。

 昨日もそのような状態に襲われて、これは何か重大な病の前触れではないかと至極不安になっていたところ、今朝目覚めてみると昨日のそれが嘘のようにと言ったら言い過ぎだが、気持ちのいい朝だなと感じるくらいには改善していた。

 人から、それは揉み戻しではと指摘され調べてみると、こんな記事を見つけた。

揉み返し とは…❓
 施術による過度な刺激(押す力が強すぎる)や無理な姿勢での施術によって筋肉にある筋膜や筋繊維が損傷し、炎症を起こしひどい場合だと内出血を起こしたりします。
 症状は3日以上続き、ピンポイントでの症状が特徴です。

揉み返しと好転反応の違いについて 【新横浜名倉堂整骨院】

 私の場合、ピンポイントでの症状というよりも、具体的にはどこがどうと言いにくい症状だった。
 読み進めるとその記事では合わせて、こんな解説もある。

好転反応とは…❓
治療を受けた翌日に、健康を取り戻す過程で一時的に身体のだるさや疲労感、痛み、発熱などの症状が現れることをいいます。
 症状は約2〜3日で消失し、その後すっきりとした状態になっていきます。
 また、揉み返しのようにピンポイントで症状が現れるのではなく身体全体に発生する事がほとんどです。

同上

 これだ。
 私が感じたダルさは、揉み返しではなくて好転反応だ。
 好転反応が起きるのは筋肉がほぐれることでリンパや酸素の流れが良くなり、毒素や老廃物が身体中を駆け巡るからだという。
 そして水分をとって身体を温めると良いらしい。

 この話の医学的根拠、つまり医学論文の有無は私には定かでないが、書かれた症状は私が経験した症状に似ている。少なくともマッサージによって身体に何らかの変化があるだろうから、たまたまだとしても、今回私が経験したマッサージ後の好転反応的症状に嘘はない。
 
 なにはともあれ普段から体液循環が良い状態をキープすることは大切だろう。
 

おわり
 

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