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風と木の詩、16タイプ(改訂版)

実は、こういったサブカルチャーにも一部精通しています。今回は、風と木の詩の16タイプ分類をやります。現実のフランスと歩調を合わせながら、実際誰がどのタイプか考えてみよう。

この作品は、8割くらい性と暴力の話じゃないですか。だから、前回の大人向け内容から、子ども向け内容へと書き換えを加えて再掲載します。


分類する人物表はWikipediaからもってきたので、もっと色々いた気もするけど、まあとりあえずはこれで。下の分類はフランス対応で作っているので、日本の人の16タイプじゃなくて、"フランス人の16タイプ"として見てください。

ジルベール・コクトー(ISFP)
ジルベールは性格がものすごく女の子だよね。16分類するとジルベールはISFPだね。理由は、刹那主義で気分屋で快楽最優先で自制ができないから。

セルジュ・バトゥール(ISFJ)
セルジュはISFJだね。だけど、ジルベールの空想が生み出した想像上のISFJですね。セルジュは、"乙嫁語り"のアミル(ISFJ)とかと同じ種類の味付けのISFJ。辛抱強く我慢強く耐えて想うことができるけど、愛する人を追いかけて抱きしめることもできる勇気を兼ね備えた、ISFPの脳内に住んでいる空想上のISFJ。そんなやつ、現実にはいない。

オーギュスト・ボウ(INTJ)
でたよ、どうみてもINTJ。こんな絵にかいたような、INTJいないよ。人によってはオーギュが詩人だからってINFJだなんて思う奴もいるのかもしれないけど、彼は動くときは個人的な動機が多いですからね。INFJは自分の個人的な欲求って、気づけないですからね。作者が美麗なINTJ大好きなんだろう、というのはよく伝わってくる人物です。こういうのが好きな方は、スネイプ先生の若い頃とかも、きっとお好きでしょう。

ボナール(ESFP)
職業柄一見するとESTPかとも思えるけど、オーギュストとの衝突の仕方で、そうではないとわかる。ボナールは独自の美徳や倫理観の高さから、内向的感情が強いことが見て取れる。だから、ESFPですね。相手の気持ちを察するセンスの良さからも、ESFPというのが自然かな。余談だけど、ボナールは悪役じゃないですよ。一番悪いのはジルベールの養育を放棄した親、ボナールは代わりに別の愛情をわけてやった変態の善人。変態の善人は、変態だけど善人だ。

ルノー(ESFJ)
ルノーも性格がめちゃくちゃ女だよね。少女漫画なんだから、当然か。ESFJって感じがしますけどね。仲間内の縄張り意識の高さと、情の厚さはESFJって気がしますけどね。それでいて情のわかる相手には非情になりきれない。でも、正直なところ彼は性格が女過ぎて、よくわからない。ああ、そうか。ルノーは日本女性のESFJに、似ているんだ。だから、フランスの男性対応で言うとなんだろ、わかんないな。そんなやつ見たことがない。

パスカル・ビケ(ISTP)
異常に思慮深いISTPでしょうね。ドイツのISTP少年はINTPさながらに、黙々と知的探求心を中心に生活したりするから、フランスも一緒じゃないかな。あ、いや、違った。フランスはとにかく女の尻をおいかけるので、男たちは忙しい。褒めているんですよ。女の尻一つ獲得できないんじゃ、男としては半人前だ。僕の死んだ恋人も昔言ってた。"オリバー、きみはできるなら女の人を好きにならないとだめなんだよ"、って。僕も今じゃ彼女ができたよ。ああごめん、宇宙行ってた。えーと本題に戻ると、パスカルはINTPにしては、行動力があるし共感力もあるし、やっぱりISTPかな。ヨーロッパの男性は、日本から見れば思慮深く、外向型でも内向型に見える人も多いでしょうからね。

カール・マイセ(INFJ)
役割はISTJですが、INFJっぽいですね。みんなと寮で暮らさず一人でアパート暮らしって、INFJ的だと思いますね。

パトリシア(ENFP)
行動力があるし、問題提起するし、ENFPかな。

アリオーナ・ロスマリネ(ENTJ)
一見ESTJとどっちか迷うところだけど、競争大好き権力大好きっていうのはENTJですね。うーん、もしかすると、作者にとっては美しいことが権力の象徴なのかも。

ジュール・ド・フェリィ(INTJ)
小心者だけど自信家というところは、INTJかな。この作品、INTJ多いですね。現実のフランスのINTJ十代男性なんて、バンド組んでやっちまったぜ中二病みたいなのばかりだけどね。ああ、えっと、漫画の話だったっけ。

実は、僕はこれ読みました。当時日本でよくご飯を奢ってくれたおじさんが、"君は竹宮恵子先生のジルベールに似てるなあ"、とよく言っていたので、後から気になって読んだんですよ。僕は、文学で自分探しする少年だし、人からの評価を大事にする人間ですからね。でも、いや、こんな女々しい見た目はしていなかったですね。そもそも、女に見えるという誉め言葉は、誉め言葉として矛盾しているんです。だって、女に見えたら美しいってことは、女性はすべて男性より美しいって前提がないと成立しない論理ですよ。

えーと、話を戻さなきゃ。風と木の詩は題材として少年たちを使っているけど、実態は少女的同性愛なんですよね。ヘッセの車輪の下におけるギーベンラートとハイルナーみたいな、ドイツやイギリスでは割とよくある少年同士の思春期の気の迷いみたいな恋愛感情とは違うんですよ。風と木の詩には、精神的には女性しか住んでいない。女性の精神でやってる女性同士の恋愛なんです。まあ、そういう濃い話はいいか。需要なさそうだし。

最後に、フランスの若者文化の話。フランスは確かに、若者が性に乱れがちな国ではあると思う。ドイツに見られるような男性同士の精神的同性愛というのは、フランスではほとんど盛んじゃない。代わりに、初体験させてくれるお姉さんが地域にこっそりいたり、ティーンの売春グループでアルバイト始めちゃう女子が出てきたり、正常な方向で目覚めがとても早いというのはあると思いますよ。いやまあ、僕が見ていたフランスがすさんでいただけだと、思いたいものだけれど。実際、パリの男子も女子も、大人じゃないと最高にダサいって価値観はあるんですよね。風と木の詩は、そういう意味ではリアルだし、いいんじゃないかな。

どう考えても一部のマニアック(偏執狂)しか嬉しくない分類だなあ。まあ、いいや。

じゃ、またね。

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ヨーロッパの学生、専攻は哲学(理論)。最も読まれた16分析がnoteで再登場!16分析アダルトチルドレン研究始めました。透明のアンテド(心理)https://www.theodorex.org オリバーのラジオhttps://radiotalk.jp/program/27374

コメント2件

オリバーさん 突っ込みどころ満載で読んでいて楽しかったです。この漫画は、まだ少ししか読んでないけど面白いですね。オリバーさんがジルベールに似てるって言うのは容姿の事かな。私は最初noteで見たときアルチュールランボーの生まれ変わりかと思いましたよ☆聡明で文学的で若くて独特で。その若さで恋人を亡くしてるなんて経験値が違います。学術的な哲学だけでなく経験があるから。だから、とても気になる存在なんだと妙に納得しました☆
ありがとうございます😄ジルベールは、見た目の話でしたね。色んなところに顔を突っ込むのが好きなので経験だけは増えていきます。経験は大事です。ランボーの方が言われて嬉しいですね。ランボーも旅の経験を綴っていたから、肉迫する世界観が描けたのだと思います。
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