センスは循環している
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センスは循環している

「センス」、goo国語辞書ではこうあります。

1.  物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き。感覚。また、それが具体的に表現されたもの。
2. 判断力。思慮。良識。

僕が同じようなニュアンスで使う言葉に「感性」があります。これまたgoo国語辞書で調べてみると

1. 物事を心に深く感じ取る働き。感受性。
2. 外界からの刺激を受け止める感覚的能力。

感覚的能力とあるので、センスも感性も相互関係がある感じ。

最近「人間観の覚醒」という本を読んでいます。感性論哲学の芳村思風さんの本で、先生は「人間の本質は感性である」とおっしゃっていて、なるほどと納得する僕。

ということは、感性も感覚もその人自身にあるもの、「個性」なんだと思う。


今回のnoteではセンス=感覚や感性を一緒くたにしたニュアンス、として「そういえば、センスって循環してるよな?」と思うことを書きますね。

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センスとは

センスは今まで自分が体験してきたこと、見聞きしてきたことなどが合わさり熟成し、磨かれていくものです。僕はそう信じているから「センスは磨けるもの」と見ています。

その方法は様々。人から教えを受ける。本やネットのように身の回りのものから得る。大切なのは、インプットを糧にアウトプットすること。試行錯誤したり行動することで磨かれていきます。

だから、「センスは循環している」なんです。なぜなら、上述のように人から人へ直接的/間接的につながっているものだから。人は、他者から影響を受ける存在であり、他者に影響を与える存在でもあるわけですね。

「人は一人では生きていけない」と言われる所以かな。

もちろん、師匠から100を受けても100を理解し、実践するのは難しいでしょう。でも、師匠の100を糧に「自分の100」に昇華することはできる。それがあなた自身のセンスになる。

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センス磨きの参考例

僕の写真を例にしましょう。

以前、「この写真すごく綺麗!」と写真術を真似したいと感じた方がいました。他には、その人の撮る写真はもとより、紡ぐ文章の「やさしさ」に触れ、この在り方を真似したいと感じた方がいました。今でも「勝手に師匠」扱いしています(笑)

で、試行錯誤と行動のターン。

写真を撮る。真似て撮る。しっくりこないなら設定を変えてみる。現像も同じ。Lightroomでいろいろエディットしてみる。自分が「あっ!」と感動した気持ちを引き金にして。

ブログやnoteに文章を紡いだり、SNSで発信する。感じて動きたいと思ったことはなんでもやる。

結果、「写真綺麗ですね」「なんかすごくいい空気感を醸し出してますね」「ぜひ写真を教えてください」など、そういう反応がもらえるようになってきました。

今振り返るとびっくりしますけどね(笑)

でも、アウトプットを続けてきたら今の僕のセンスができたのは間違いない。当然これからも磨かれていきます。

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一時期、僕は「自分のオリジナルで勝負する!」という想いをもち、「自分が!自分が!」の「我」の人でした。でも、これでは他者と比較して一喜一憂するだけ。一憂の方が多かった。しんどい。ゴールもない。苦しい。

でも、自分は自分。他者は他者。「自分にできることだけやる、でいいんだ」と腑に落ちてからすご〜く心が軽くなりました。「あの人の写真はすごい」と思えるし、「僕の写真もすごい」と思えるようになった。嫉妬心が激減したのはびっくりしたなぁ。

そうすると、これまた面白いことに自分のセンスが尖ってくるんだから不思議です。「らしさ」が出やすくなるんだろうね。


これからもたくさんの刺激を受けて僕のセンスは磨かれていくでしょう。それが写真や文章、あるいは自分を取り巻くなにがしに、どんな影響を与えてくれるのか楽しみです。




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花村貴史|Takashi Hanamura

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