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妄想紙[vol.16] May 2022

長岡研究室に10名を超える新ゼミ生が入ってきた。つまり、半数以上がシン・ゼミ生で、ゼミの時間にもちょっと新鮮な雰囲気が漂っている。春は出会いの季節だが、ゼミ生は何に出会ったのか。4月のツイートからの振り返り。

【場づくり】

◆「耐える」への慣れ / なつ

「授業中は座って話を聞く」「授業中は何か食べるのはダメ」。学生なら当たり前のことに感じるだろう。私もそうしてきたし、「そうしなければいけない」と思っていた。しかし、長岡ゼミはゼミ中に飲食可能であるし、ストレッチするために立ち上がってもいいという。(文章より抜粋)

◆-Serious Fun!!−真剣に楽しむこと / しょう

遊びは楽しいけど、勉強は辛い。だから、なるべく効率よく学ぼう。これが長岡ゼミに入るまでの僕だった。しかし、この”場”は全く違った。だって授業中にツイッターをしてもいいのだ。(文章より抜粋)

◆一人ではできないこと / かのん

私は開始時刻になりゲストの方が来ているから座るべきだと考え、2人のゼミ生に相談した。私は自分1人でなく複数人が座るという行動に移し、徐々に周囲が気づくことが大切だと考えていた。だがそのゼミ生はすぐに座っていないゼミ生に声をかけに行き、周りを巻き込んで数秒で私が想像した形に持っていった。(文章より抜粋)

◆居心地のいい場所とは / あべちゃん

私は「自分がここにいてもいいんだ!」と思えるときに、居心地のいい場所だと感じる。そんな風になるためには、他者の存在が欠かせない。私が新しく参加した「場」に大学のゼミがある。そこで気づいたのは、「自分のできることは思ったよりも多いぞ。」ということ。(文章より抜粋)


◆今より、未来 / ののか

4月28日のゼミは対面だったが、ゲストセッションの時間のみハイブリッド形式で、ゲストとゼミ生が異なる場所からZoomで繋がる形で行なった。教室というオフライン空間とZoomというオンライン空間。去年の自分はハイブリッドの際にオンラインで参加することが多く、「オフライン側がもう少しこう動いてくれると助かるな・・・」と思っていた。(文章より抜粋)


【読書会】

◆読書はワクワクするための手段 / よしこ 

考えてみれば、読書をすること自体とても久しぶりだった。しかし、この本を読んでワクワクしたことがきっかけで、ゼミでの場づくりに対するモチベーションが生まれ、この日のゼミでは久しぶりにいい振り返りができ充実した時間になった。これが、私の中でかなり革命的だった。(文章より抜粋)

【コミュニケーション】

◆コミュニケーションとは創るもの? / ヨンソ

「コミュニケーションを創る」。普通「コミュニケーションをする」と表現するし、「創る」という表現は使わない。しかし、知らない人とコミュニケーションをとる時に、私たちは色々な「創る」作業を行なっている。(文章より抜粋)

◆面倒くさいけど楽しい / はじめ

多くのものが自動化され、自分たちがわざわざ面倒なことをしなくてもよくなっていく世界。とてもとても楽になったし、ありがたいと感じてる。ただ、私は面倒さも必要なのではないかと思うことがある。特にコミュニケーションにおいて「面倒くささ」が必要なのではないかと思うのである。(文章より抜粋)


【他人の評価】

◆気にしない ということ / すず

思い返すと、私はいつも他人からの評価を気にして生きてきた。これをしたらこう思われるかな、という風に。そして評価が悪いと落ち込む。そんな私が長岡ゼミに入って最初に学んだのは「常識に捉われない」ということだった。(文章より抜粋)

◆脱・都合のいいお利口さん / まな

臨床心理士の友人の研究に協力してテストを受けたとき、本当は独創的なアイデアがあるのに何かが自分を縛り付けている状態だと言われた。常識やルール、人にどう見られるか考えてしまうことが原因だと思う。(文章より抜粋)

【始めてみること】

◆殻の外から得たもの / おぜん

今までの自分は閉じこもった殻の中から出ようともしなかったが、「外の世界に出てみたい」と思っていた。そこで今年から自主性を大切にする長岡ゼミに参加することにした。(文章より抜粋)

◆「始めること」から「続けること」へ / あすか

石橋を叩いて叩いて渡りはじめる自覚のある私は、周りの様子を一通り把握してから手を出すことが多かったです。とにかく一歩目が遅い。一度渡ると結構加速することも忘れ、なんとなく遅れをとっている気がして、焦って、途中で気持ちが切れてしまいそうになる。(文章より抜粋)

◆やりたい!が理由 / おぐら

行動しない、腰が重い時は大体やらない理由を考えている時だと最近感じる。本当にやりたかったら理由など考えずにやるはずである。そもそもやらない理由を考えているくらいなら行動しても大したものは得られないと思う。(文章より抜粋)

【その他のテーマ(文章/認知/想像力/遊び/メンタルヘルス)】

◆わたしにとっての「いい文章」 / いとれい

わたしはよくエッセイを好んで読む。ほとんどの人は経験したことがないようなエピソードや、作者独自の観点からみるあるあるエピソード。エッセイは、ほかの人の人生を疑似体験している感覚やその人ならではの感性に面白みを感じる。(文章より抜粋)

◆新たな選択肢 / じゅんり

モヤモヤを自分の中に閉じ込めておくと、いつの間にか認知のゆがみが起こってしまうということ。でも人に今の正直な気持ちを伝えることで自分が想定していなかった選択肢を得ることができるかもしれないということだった。(文章より抜粋)

◆「違う」と認めること /  おたに

人は誰かを助ける時、『自分だったらこうして欲しい』ことを想像することが多い。それは自分とその人を同一化しているのだが、境遇が違うにも関わらず勝手に押し付ける厚意の行く先は、ありがた迷惑のレッテルでしかない。(文章より抜粋)

◆"遊び"のある生活 /  あもーれ

内発的動機の源泉は遊びにあると言っていいのかもしれません。では遊ぶにはどうすればいいでしょう?そこで、「遊びを持たせる」という表現を考えます。(文章より抜粋)

◆試験問題とは異なる解法 / かのむ

4/14日行われたワークショップ「メンタルヘルス」の講義後の質問時間で私は「自分の中で最も強いストレス要因を見つけるための最も効率の良い方法は何ですか?」と質問した。質問後、カウンセラーの方が少し困惑していた。(文章より抜粋)


法政大学経営学部長岡研究室とは「創造的なコラボレーションのデザイン」をテーマに、古い価値観や慣習に囚われず、自由闊達に個性を発揮しながら、一人ひとりの多様性を受け入れる、明るい未来を先取りした創造的な暮らし方、学び方、働き方 ・・・の姿を探り、描き、つくる、"未来志向" の実践活動 に取り組むゼミ。

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