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忘れられない言葉

おはようございます、たむです。

リモート期間が延長され1人の時間が増えると、
どうしても色々考えてしまいます。
最近は専ら仕事関係が多いですね。
今までのこと、これからの自分のことを考える時に
必ず思い返す言葉があります。
今日はそれを、つらつら日記のようにまとめます。

あなたに…

以前私はとある企業で採用の仕事をしていました。
チームメンバーは、1000人以上もいる社員の中で
実績を残して異動をしてきている人ばかり。
その中に入った私はというと、年齢も遥かに下で
社会人歴も浅く、業種も職種も未経験…
これはマイナスからのスタートでは…?と呆然としたのを今でも覚えています。

そんな私でも、仕事をしていくうちにできる事が増え、
自分自身の成長をほんの少し実感しつつある時
部長によく言われてた言葉があります。

『この仕事はあなたにお願いしたい』

新しい業務が増える時に、よく言われたのですが、私はこの会社に入るまで、
そんな風に言ってもらえたことはありませんでした。
自分に自信がなかったので、だからこそ当時は
こんな私でも期待してくれているなら、
その想いに応えたい!という気持ちでいっぱいでした。

なんで私に…?

任せてもらった仕事も、ただこなすだけではなく
自分でよりよい方法を考えて進めることで、
『あなたに任せたい』と言ってもらえることが
かなり増えました。

ただそうすると仕事量も増えるわけで。

お昼休憩もとらず、22時代に終わるのは当たり前な生活が
何ヶ月も続きました。
そうすると、『あなたに任せたい』といわれることが
段々怖くなってきました。

これ以上できるだろうか
本当に、これは私だから任せたいって思ってもらえてるのかな

そんなことばかり考えていました。

なので勇気を出して聞いてみました。
『なんでこんなに任せてくれるんですか?』

その部長は言いました。
『あなたが、真っ直ぐに向き合ってくれることを知ってるから』
と。

『どんな仕事でも、あなたなりに考えてやってくれること、
誰よりも、他の部署の人やうちを受けてくれる人と
真剣に向き合ってくれるって知ってるから。
仕事の大小なんて関係ない、
私は、信頼しているあなたにお願いしたいの。』

その言葉を聞いた時、任せてもらえることが
どんなに幸せか忘れていた自分が
とても恥ずかしくなりました。

そして、あんなに目指していた
『あなたに任せたい』が集まる人になる
という目標すら忘れかけていることに気付きました。

自分より経験もあって仕事ができる人は
たくさんいる。
それでも、私に任せたいと言われることは
本当に幸せなのだと、改めて実感しました。

それからというもの、忙しさや大変さに
押しつぶされそうになる時はいつも、
部長がかけてくれた言葉を思い出します。

そして、このnoteを書きながら改めて、
私らしく、真摯に、真っ直ぐに、
また月曜日から、目の前の仕事と向き合おうと思えました。
『あなたに任せたい』が集まる人になるために。

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