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僕の彼女は障害者#8

転職の失敗

転職先だった先輩と園長へLINEで連絡を入れるしかなかった。
本人は電話ができる様な精神状況ではなかった。
園長からは「体調を優先して元気になってください」と暖かいお言葉をいただいた。
しかし、本人の問題が無くなったわけではない。
収入の見通しがなくなりどう生活をしていけば良いのか。

傷病手当の受給

以前、主治医からは「仕事がどうしても続けられなくなったときは使える制度があるよ」と教えられていた。
受診時に転職ができなくて困った状態になったことを本人から伝えたところ、「傷病手当」の話があった。
これまでの収入の6割程度?が健康保険の組合から支給されるとのこと。期間も最大で1年6ヶ月と体調を整えて復職するには十分な期間だと安心した。
家計を整理すると、ある程度切り詰めなければいけないけれど生活できない状況ではないと判断できた。
国や県、組合の制度に助けられた。

僕も休職

お金の心配は少なくなり、今後の生活をどうしていくか。
まだ彼女からのLINEや電話の依存は全く収まる気配はない。
毎日の様に攻撃的な言葉や態度をぶつけられ僕も健康的な状況ではなかった。
そんな中、彼女から「仕事を休んでサポートしてほしい」と話があった。
この頃は彼女の攻撃的な態度に従うしか選択肢がなく、
その言葉の通りに会社を休む相談を始めてしまった。
#マインドコントロールみたい
僕も以前から体調不良があり、心療内科で気休め程度の薬を処方してもらっていた。
最近はストレス過多で不調が強くなっている状況は僕の主治医には伝えていた。(彼女の状況は話していなかった汗)
そこで、僕も休職の相談をすることにした。
主治医からは「診断書を書くから少し休みなさい」と言ってもらえた。

会社からも休職の許可をいただけた。
本当にこれでよかったのか?と思う余裕もないほど僕も彼女のサポートで追い込まれていた。

ここから先、彼女の治療が本格化してくる中で根本的な問題が大きく出てくることとなる。
鬱病はあくまで、2次的・3次的な症状であって本質的な問題がたくさんあった。
次回はその原因ともなる家庭環境について書きます。

継続8日目を迎えられました。
ご覧くださった方々、ありがとうございます。

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