【観じて想う#07】賢島再訪
先日、もうホント久々(20年ぶり?)に賢島に行きました。
関西に住む者にはお馴染みの近鉄のターミナル駅のひとつなのですが、お伊勢さんより先へは行くことがほぼなかったせいか、2回目の訪問でした。
その賢島、駅に降り立って、あまりの変わりようにびっくりしました。
彼の地は、ある年代以上の人々には「華麗なる一族」の主人公一家が年末年始を過ごすホテルのあるようなハイソな老舗リゾート地として、最近の人々には伊勢志摩サミット(2016年)の舞台として知られる場所ですね。
やはり、サミットとという一大国家イベントからガラリと様子が変わったようです。
私の初賢島は、会社員一年生のとき、某リゾートホテルの販促キャンペーン(閑散期)を利用し、費用と休みを捻出し友人と出かけたのでした。
いわゆる冬のホリデーシーズンを過ぎた頃だったので、観光地は寂しいものでしたが、某テーマパークでは観客は少ないながらもパレードやフラメンコショーは元気いっぱい、一方、某真珠島では寒空の下、厳寒の海で繰り広げられる海女さんのショーが見るのが辛かったのを思い出します。
その際に、自分へのお土産にある老舗の真珠店で小さなパールのペンダントを購入したのですが、今も駅そばのそのお店は変わらず品のある佇まいでありました。
あまりの懐かしさに、思わず店内に足を踏み入れ、過去現在未来をつなぐシックでノーブルな真珠のアクセサリーの数々に見入ってしまいました。
店員さんに20年ぶりに伺ったことを伝えると、とても感激してくださり、賢島アレコレのお話を伺うことができました。
最後に
「でも、このお店は変わらないですよ、これからも。また、いらしてください。お買い物でなくてもお喋りに来てくださったら良いですから。」
と、まあ、何と嬉しいお言葉!
はい、是非に。その節は、優雅な賢島ステイにて…