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【ココロの旅#48 】「ク-クイーン(Queen)①」-ワタクシの人生「イロハ帳」

 こんにちは、お元気ですか。街路樹も色づくこの季節、ラジオでも様々なバージョンの「枯葉」を耳にする今日のこの頃です。ミュージシャンによって個性は違えど、この曲の持つ「秋色」を感じずにはいられません。歌詞の訳を見ると「過ぎ去ったあの恋への慕情」...確かに秋🍂

~クイーン(Queen)①~
ワタクシの人生そのもの

1)一般的情報:

📖言わずと知れた英国ロンドン出身の4人組ロックバンド、1973年デビュー、世界中で人気がある。詳しくはこちら

🐐うわあぁ...とうとう来てしまった...「ク」の項(笑)。どうしよう、書けるかなぁ...クイーンの皆さまへのお手紙形式にします。これはその1回目。

2)ワタクシの旅:

🌹Beautiful!

クイーンの皆さま、初めまして!
日本に住んでいる一ファンというか、あなた方とともに(勝手に)人生を歩んでいる者です。あなた方の音楽は常にワタクシの傍らにあり、楽しい思い出とともにあります。不思議なことにクイーンの音楽を聴くと、なぜか「寂しさ」とか「悲しさ」を感じないんです。
無論、フレディが旅立った後に製作された曲を聴くと、しんみりした気持ちにはなるんですが、次第に、やはりクイーンの音楽そのものに没頭している自分がいる。そして、やっぱり、全てが素晴らしい!(フレディがよく言う"Beautiful!"、あの感じです)

📙出会いは英語の教科書

あれは、もう20年近く前、当時英語の語学学校に通っていたのですが、その学校がBBCや英国製のテキストを用いる英国式英語学校(笑、ついでに先生も英国人)。そのテキストのある項目に、あなた方(アルバム「Miracle」の頃)の紹介文が写真とともに記載されていたんですが、今思えば、あのページ自体は何をテーマに執筆されていたんでしょう、謎です(笑)。
で、クラスメートにとっても親切な人がおり、ワタクシがクイーンをよく知らないと話すと、彼女は次の授業の時にクイーンのベスト盤2枚組CD(コピーです、すんません)をくれたのです。早速家に帰って聴いてみると、速攻で沼にハマりました。
ポータブルCDプレーヤーを買って、朝から晩まで仕事中以外はずーっと聴いていました、ホンマに。聴く度に新しい発見があり、もっと色んな曲を聴きたいなと思ってCDショップに行くと、たくさんアルバムがあって迷ってしまいました。
皆さまの歴史は勿論のこと、偉大さもあまり知らなかったので、初心者には何がいいのか分からないまま「QueenⅡ」「Innuendo」を購入(この選択はいかが思われるでしょうか)。
そして、次に「ロックバンドはライブで実力が分かるもんだよねぇー(エラソーですんません)」ということで、「Live at Wembley Stadium」輸入盤CDを初めてAmazon経由で買いました。
で、で、で、完全にノックアウト(死語?)でございました。あの、CDでこれまでノセルかぁ~♪という、心底驚きました。
で、で、で、すぐにWembleyのDVDとポータブルDVDプレーヤー(好きやな笑)をAmazonで入手し、日がな一日観る日々。

😍いわゆるミーハー期

それからオリジナルアルバムを全て揃えるのにあまり時間はかかりませんでした。ワタクシはビジュアルというよりも、皆さまの音楽の素晴らしさからハマったのですが、やがて「皆さまがとても素敵💛」というミーハーな時期に突入、今度は書籍などの出版物に没入(笑)。「英語の勉強にもなるわ♪」と思って英語のクイーン本も買いました...まだ実家にあるはず...写真のページばっかし見てたな(苦笑)。
で、その頃はインターネット黎明期、昔からのクイーンファンの方が凄いクイーンファンサイトを作っていて、ホント、百科事典のようなcoolなサイトを運営されていました。その方は70-80年代にあなた方が来日された折には必ずコンサートに行き、出待ちし、心から支えていた、クイーンの皆さまが「日本大好き!」になるきっかけを作った凄い人達の一人なんですよ。
(あのサイトは今どうなっているんだろう...)
そのサイトには、今でいう「クイーン版聖地巡礼」が載っていました。つまり、4人の方々に所縁のあるロンドンの各場所が載っていたんです。しかも、誰とどんな所縁があるのかが詳細な行き方とともに!凄いですよね!
で、2006年の冬、ちょっと大きな仕事がひと段落ついたタイミングでロンドン旅行、というか「クイーンツアー(自分で名付けた)」に出かけたんですよ。5日間程度の短い休みを取って(当時の日本企業って有給休暇を取ることは宜しくないって思われてたんですよ、変ですよね、英国ではそんなことないですよね!)

💂‍♂️再びロンドンへ

で、ホンマにその「聖地巡礼」記事を頼りに、皆さまの所縁あるところを巡ったんですよ、ワタクシ(笑)。
まず宿からしてフレディの邸宅がある地域、アールズコート。この地下鉄駅の周辺には比較的安価な宿が結構あるんですよね、ロンドンはそもそもホテル代が高いですが。で、チェックインして、早速、邸宅を探しに行きました。世界のスーパースターが住んでいた家にそのまま徒歩で行けるって…懐広いなロンドン、と思いました。近くまで来たけれど、どの通りに入るのかが分からず困っていたら、何と、邸宅の目の前にワタクシ立っていたんですよね。敷地が広大過ぎて気づかなかった(笑)。そして、とっても静かなところで、人通りもなく、しんとしていました。写真を取るのはやはり失礼と思ったので、何度もあの巨大な壁と入口(勝手口?)をじーっと眺めて目に焼き付けました。
その翌日から、皆さまが通われた大学のキャンパスやら初期のライブ会場やら拠点のケンジントン地域をぶらついてパブを見つけたり...石畳を歩く度に、あぁ、メンバーもここ歩いたんだよなぁとか妄想してました。

💎関係者の方も素晴らしい!

そして、当時の公式ファンクラブの事務所にも行ったんですよ、バスに乗って。着いたらこじんまりした建物で閉まっていたようなのですが、折角来たのだしと思い、大声で「すみませーん、日本から来たクイーンのファンなんですぅー!」とドアをノックしながら叫びました。
すると、ドアが開いて女性が出ていらした。ちょっと驚いていらしたようですが、こちらの事情を話すと「事務所は閉めているけど、そんなことならどうぞ」とニッコリと笑って中に入れてくれたんです...なんと寛大な...

「あまり片付けていないけど、ゆっくり見て行ってね。これはね...」とエピソードをお話くださったり、本当に優しく接してくださったんです。
クイーンのメンバーとも直接やり取りされていたそうで、皆さまのことをとても気さくで親切な紳士だっておっしゃっていましたよ。
そのお話を聞いて、その時、思わず涙ぐんでしまいました。そうだろうな、素敵だな、良い関係だなって。皆さまはファンは勿論のこと、関わる人達皆に心を持って接していらっしゃるんだ、と胸が熱くなったんです。
他にも、フレディの衣装を試着させてくださったり(とても細身でビックリ!)、ファンクラブ限定のポストカードやポスターまで頂きました。
あの時受け入れてくださったことを思い出して、今、少し涙ぐんでます。

~~~~~次回②へ続く~~~~~

<今日の美>

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