2/19 幻聴かどうか

朝9時、家を出る準備をしている最中。どこからか炊飯器のごはんが炊けたときの音が聞こえてきた。曲名は『アマリリス』だけれども、うちでは、『ごはんが炊けた曲』として、勝手に歌詞がついている。『♪ごーはーんーがーたーけーたー、ごーはーんーがーたけましたーよ、ごーはーんーがーたーけーたー、ごーはーんーがーたけましたー』……何の工夫もない。けれど、もう定着してしまって今さらかえられない。

で、今朝のは、自分の家の炊飯器がなったわけではなくて。どこかご近所さん家でごはんが炊けた音を耳がキャッチしたのだと思っていた、のだけれど。ふいに、「自分の脳?が勝手につくりだした幻聴かもしれない」と思って。思ったのだけれど、自分ひとりしかいない空間で起きたこと、確認しようがなく。

幻聴は、聞こえている本人からしたら、『実際に聞こえている音』で。聞こえた内容がよっぽど突飛なものでない限り、自分で『現実の音か、幻聴か』を判断することはできないのだな、ということに気がついた。

仕事で疲れているときとか、突然どこかからマックのポテトが揚がった時の音が聞こえてくることがあるのだけれど、あれは完全に幻聴だよな……。

脳みそはいたずら好きだなぁ、などと。日常生活に悪影響が出ない範囲にしておいておくれ、と思う。今はときどき起こるエラー程度で済んでいるけど、脳みその老化やらが進むと、これがいわゆる『症状』ってやつになって、生活に悪影響を及すんだろうな、なんてことを考えた。

アラフォーになった今考えると、体について、10代20代はその当時当時でいろいろ悩みも不調もコンプレックスもあったけれど、そこそこに元気だったなぁ、と、思う。衰えを、なるべく後ろ倒しにして、快適に過ごせる時間が長くなるようにしたい。……なるべくつらい努力をせずに。

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