1/18 干支も4周目

 本を読んだり、twitterのタイムラインを眺めたりして、生き方や働き方について考えている。前向きになって自己肯定してみたかと思えば、「わたしはなんてダメ人間なんだ……」とどーんと凹んでみたり、悶々と考えてドツボにはまってみたり。ひとり脳内で忙しくしている。

 昨日、twitterに流れてきた、元ほぼ日CFOの篠田真貴子さんのインタビューが興味深かった。特に、『人生の時期は、干支の12年周期で変わっていく』説。干支ひとまわりごとで人生のステージや目的が変わっていく、という話。

「この世界は、私に何をしてほしい?」https://newspicks.com/news/3593603/body/

 この記事内に掲載されていた表によると、25-36歳の干支3周目は『自立期』で、先人から学び、基礎を身につける時期。37-48歳の4周目は『変容期』で、ここまでで身につけたものを問い直し、自分のスタイルを模索する時期、なのだそう。守破離で言う『破』の部分なのだと解釈した。

 この説を、今36歳、今年37歳になる自分に当てはめて考えてみた。
 25-36歳の自立期は、うつ病の後を引きつつ、自分の向き/不向きや好き嫌い、長所に弱点、適性だったりの『自分のこと』と、社会人の基礎知識やマナー、暗黙の了解みたいな『世の中のこと』を、恐る恐るで飛び込んで体当たりでときどき傷を負ったりしながら学んだ時期だったんだと思う。もがいた。それで「もういい、大体わかった!」と社会から飛び出すかのように仕事を辞めて無職になったのが36歳の誕生日の直前のこと。自立期の締めくくり方が下手くそ。
 そこから悶々と半年近く考えて。今年から『変容期』。ここから12年、今までの経験を踏まえて、自分のスタイルを見つけていく時期に入る。干支3周目で身に着けた自分のやり方。見つけた自分の操縦方法。そういうものをもとに、社会の役に立てる・社会とつながる方法を探っていく。試行錯誤の日々だ。心身ともに無理しすぎない、いい塩梅のやり方を見つけたい。

 ここまでこんなに書いてきておいて今さらだけど、『社会』とか言っても、自分では全然ピンとこない。規模が大きすぎるのか、概念みたいで、大げさで、実感がわかない。『身近な人の役に立ちたい』『わたしから顔の見える範囲の人が、みんな笑顔で過ごしてくれていたらいい』くらいが、わたしの気持ちとしてはちょうどいい。それが結果として『社会』につながっていってくれたらいいかな、と。そういうつながり方をしたい。

 まず、自分のできることから。『身近なところから笑顔に』。そんな方向でいきたい。

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