「田町会ミライ塾」2023年度 参加者に感想を聞いてみた!
田町会ミライ塾に参加すると、どんなメリットがあるの?課題にはどのくらい時間がかかる?ビジネスプランの検討経験がなくても大丈夫?・・・など、不安なこともたくさんあると思います。そこで、2023年度のプログラムに参加した先輩たちに、感想を「本音で」教えてもらいました!
ぜひ参考にしてみてください。
こんな先輩たちが質問に答えます!
※所属・学年は参加当時のものです
Q 起業やビジネスプランの検討が本当に初めての経験なのですが、大丈夫ですか?
<茂呂さん>大丈夫です!多分!笑
私もこのプログラムで、初めてビジネスプランについて考えました。メンターさん、事務局の方、一緒に参加している学生のみんなが、意見の壁打ちやアドバイスをしてくれるので、自分のペースで徐々に学びながら進めることができると思います~!
Q 文系学生でも大丈夫ですか?
<鍋島さん>もし、「理工学系の内容以外に興味があるからこのプログラムは合わないのでは?」と思って参加をためらわれている方がいるなら、ぜひ参加をお勧めします!
私自身、理工学系の学生ではないですし、興味関心のあることも理工学系の内容ではなかったですが、どんなジャンルの内容でも受け入れてもらいました。
さらに全く違うジャンルで起業や研究をされている方々からアドバイスをいただくこともたくさんありました。こんな風に、ジャンルが違えども学べることはたくさんあります。むしろジャンルが違うからこそ、たくさん学べたのかも知れないです。
つまり、理工学系じゃなくても全然大丈夫です!(もちろん理工学系でもウェルカム!)
Q チームはどのように組みますか?チームを組まずに一人で活動することもできますか?
<茂呂さん>自分で持込テーマがある場合は、他の参加者を誘ってチームを組んでいました。また、プログラム開始後に「この人をチームに入れたい」ということがあれば、途中からプログラムに申し込みをしていない友達を追加で誘うこともできます!
Q プログラムの期間中、田町会ミライ塾の活動にはどのくらいの時間をかけましたか?
<中嶋さん>チームメンバーとの打ち合わせは、週1で取り組んでいました。打ち合わせに向けた準備は、時期にもよりますが平均して週1~2日分だったと思います!
<三浦さん>比較的専門的なバイオ関係のチームに入ったというのもあり、キャッチアップも含めて、毎日少なくとも30分ほどは活動していました!
<茂呂さん>チームメンバーとの打ち合わせは、週2回のときもあれば、週0回のときもありました。都合が合わず打ち合わせができないときは、Slackを活用して適宜コミュニケーションを取っていました。インタビューをして、その結果を分析する際は、急遽集まって話し合うこともありました。
また、個人でインタビューしていた時は、平均して週2日分くらいはやっていたかなと思います。(週に0日稼働のときももちろんありました…モチベーションを保ち続けるのは難しい)
Q 参加にあたり、いちばん大変だったことは?どんな工夫で困難を乗り越えましたか?
<茂呂さん>印象に残っている大変だったことが2つあるので両方お伝えします!
一つ目は、「ターゲットユーザーの課題」について理解するのが大変でした。私自身は「これは困ってるでしょ!」(=ユーザーになるでしょ!)と感じていても、それにお金を払ってまでユーザーになるかと問われると、自信を持って「はい!」と答えることができませんでした。プログラムが進行していく中で、ユーザーの課題感の大きさと、それに対して支払える金銭的余裕について、考えれば考えるほどよく分からなくなりました。
そのため、途中にターゲットユーザーを変更し、間接的に元のターゲットユーザーを救うビジネスプランも考えましたが、私の中で「この課題に対して直接的にユーザーを助ける解決策を導き出したい!」という思いが強く、たくさん悩みましたが「ここの軸はもしうまくいかなかったとしても、今は変えたくない」と感じ、元のターゲットユーザーに戻してビジネスプランを検討しました。
二つ目は、ヒヤリングやユーザーテストの際に、「いらないかな~」などのマイナスな評価が続いたとき、心が折れそうになりました笑
全員が全員「これいいね!」と言ってくれるわけではない(むしろいいねと言ってくれる人の方が少ないかも)ので、たくさん問題点・課題点をいただきました。最初こそ少し落ち込むこともありましたが、むしろ直すところが明確になるのでプラスだなと感じて活動していました。(興味を持たれないことが一番悲しいので笑)
<三浦さん>チームメンバーと事業内容や起業に関しての知識に大きな差がある中で、どのように貢献するかを考えるのが最も大変でした。そこで、チームメンバーの補助をする際に、どのような目的で、どのくらいのスピード感でそのプロジェクトを完成させたいかを自分が理解することを意識しました。振られたタスクをとにかくやるのはもちろんですが、このことを確認し合うことで、サポートの仕方も変わります!
<中嶋さん>持込テーマで参加しましたが、「そのテーマは本当にやりたいことなのか」、「自分が本当にやりたいことは何なのか?」を、自問自答する日々が苦しかったです・・・苦笑
とりあえずメンターさん含め、他の人に相談してみたり、本を読んでみたりと色々のたうち回りました!結果的に、自分が本当にやりたいことの解像度を上げることができたので、(ミライ塾で取り組んだテーマの他に)自分のキャリアプランが明確になるという副産物を手に入れることができました。
Q 田町会ミライ塾の終了後、継続してテーマに取り組んでいますか?継続しないとだめですか?
<中嶋さん>起業検討が続いている人、断念した人、色々います。私はプログラムの途中でテーマを変更し、最終発表会では新しいテーマで発表しました。最終発表会で紹介したテーマも、結局続きませんでした・・・苦笑
<三浦さん>継続しないといけないわけでは全くありませんが、どうせなら繋がり続けることはあってもよいと思います。自分も現在、プログラム中に参加したチームからは離れてしまっていますが、縁が切れたわけではなく、何かと手伝ったり、ご飯に行ったりさせてもらっています。
自分のやりたいことが優先なので、コミットし続ける必要はありませんが、繋がり続けておくのは大事だと思います。
Q メンターさんは、ぶっちゃけ厳しいですか?
<中嶋さん>学生との距離感は人によると思いますが、どのメンターさんも担当する学生の考えやモチベーションを尊重してくれていた印象があり、「メンターさんのせいでハードワークを求められた・・・」とかは無いです!
Q 田町会ミライ塾に参加して、どんな経験が今後にいきそうですか?
<鍋島さん>まずは、とにかく行動を起こしていくしかないということに気づかされたこと。私の場合、プログラム中に取った行動として、例えば、ビジネスアイデアの同業界の会社や会社のトップの人に直接連絡をしてみたり、インタビューをしてフィールドワークをしました。
正直なところ、プログラムに参加する前はこうした行動を取ることができていませんでした。というのも「お偉いさんに連絡するのはまだ早いのでは?」、「インタビューって実際どうなんだろう?」など、自分のやろうとしていることに対して自信を持つことができなかったからです。
しかし、このプログラムでメンターさんと自分のやることについて相談をしたり、他の参加者の方の進捗を聞いたりする中で、自分のやろうとしていることに自信を持つことができるようになり、実際に行動を起こすことができるようになりました。そしてまさに「行動あるのみ」という言葉を実感しました。
もし、何か行動を起こす、第一歩を踏み出せていない、という方がいるならば、このプログラムでメンターさんや事務局の方に相談をする中で、一歩を踏み出してみるのは良いのではないかと思います。もちろん私自身、今も何か行動を起こす時には緊張や不安もありますが、プログラム参加前よりは行動を起こせる自分になれたかなと思います。
他には同じような志を持つ方々から多くの学びを得たと思います。アドバイスをもらったり他の方の進捗を聞いたりするなど、普段いる環境とは違う、刺激的な環境にいられたことで、私も頑張ろうと思えたことが多くありました。2024年度の参加者の方とも交流して、刺激をたくさんいただきたいなと思っています!
<茂呂さん>メンターさんや事務局の方に伴走していただき、自身の興味があるトピックの持込テーマに約3カ月間向き合うことができたのは、なかなかできない経験だったので、今後活動していく中での大きな財産になったと思います。
「課題設定を行い、ヒヤリングをして、解決策を考え、発表し、そこでもらったフィードバックをもとに、課題設定の変更や再度ヒヤリングをする」。
このPDCAサイクルを一度も体験したことがない中で、何もない環境で取り組むのは、かなりの所業だと思います。そのため、メンターさん、事務局の方々、一緒にプログラム参加している同期の方々と3カ月間走ることができたのは、とても良い経験であり、今後活動していく上での刺激になりました。
また、このプログラムで知り合った方とプログラム終了後も交流を持つことができ、それぞれの頑張っている姿を見ると、自分もがんばろうという気持ちになれるので参加してよかったなと思います!
<三浦さん>チーム一丸となって一つのプロジェクトを進めるには、メンバー一人一人の役割をはっきりさせておくことが必要であり、役割を振り分ける方と振り分けられる方の意思疎通が重要だということに気づきました。その経験は今後もいきると思います。
いかがでしたでしょうか?
参加を検討してくださっている皆さんの背中を優しく押してくれるような、素敵なコメントがたくさんあり、事務局としてもやる気が更にアップしました!
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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