「田町会ミライ塾」2023年度 プログラム模様 大公開!
田町会ミライ塾に興味があるけれど、プログラムの進み方や、どんな課題に取り組むのかイメージが湧かない、なんとなく不安・・・という方に向けて、2023年度のプログラムの模様を簡単にご紹介!
ぜひ応募の参考にしてみてください。
2023/12/8 キックオフ
やや緊張の面持ちで参加者が集まった初回イベント。
まずは司会進行を務めるNTT都市開発社員から、「田町会ミライ塾」の狙いと、プログラムの進め方の説明が行われました。
これから3ヶ月間、参加学生は担当メンターからの伴走支援を受けながら、チームごとにビジネス検討を進め、進捗報告のアウトプットと、メンター陣のヒトコマ講座によるスタートアップ関連知識のインプットをすることになります。
検討するビジネスアイデアは、参加者自身が関心のある持込テーマでもOKですし、具体的なアイデアがない場合は、企業が提示する課題に取り組むかたちもOK。
2023年度はデベロッパーであるNTT都市開発から、「スマートシティ」、「次世代ワークプレイス」、「ミライの街づくり(地方創生、脱酸素、デジタルツイン等)」のキーワードと、それぞれの取り組み事例の紹介があり、街づくりに関するビジネス検討が課題となりました。
※2024年度のミライ塾は、鹿島建設からの課題提示です!詳細はこちら。
この日はメンターからのヒトコマ講座の後、参加者が自己紹介を行い、チームビルディングを行いました。
所属大学・大学院、年齢、専攻も様々なメンバーが集まっており、今後の化学反応に期待が高まります。
早速「プログラミングができる人をチームに募集しています」など、チームメンバーのスカウトも始まりました!チーム組成と、リーンキャンバスを用いたビジネス検討を行うことが、次回への課題となりました。
2023/12/15 目標発表会
スタートアップには「周りをまきこむ力が重要」とよく言われますが、早くもこの力を発揮した参加者により、数名の新たなメンバーがプログラムに加わりました。
チームごとに、伴走してもらう担当メンターも決定し、いよいよビジネス検討が本格化していきます!
この日は、リーンキャンバスを使ったビジネスアイデアと、目標をチームごとに発表してもらいました。
ミライ塾は優れたビジネスを生むことはもちろんですが、「仕掛けられる自分になる」ために、アントレマインドを身につけ、行動に移してもらうことを重視しています。
そこで、「プログラムを通じて、どのような状態に至りたいか」を目標として宣言してもらいました。
肝心のビジネス検討は、自身の研究領域を生かして起業をしたいチーム、自分の身近な課題の解決をめざすチーム、まだ方向性も決まっていないチーム・・・と、関心分野も進捗状況も異なる船出となりました。
リーンキャンバスというフレームワークに苦戦した参加者も多かったようで、会の終了後には、担当メンターに時間を延長して指導を依頼するチームも見られました。
2024/1/10 1stメンタリング
新年を迎えたこの日は、各チームから進捗報告を行い、参加者やメンター陣との質疑応答を通したアイデアブラッシュアップを行いました。
田町会ミライ塾では、イベント会場でのメンターからの対面での指導に加え、slackを通じた相談も可能です。
チャットやオンラインミーディングを活用したメンターへの相談や、参加者同士のアドバイスも増え、「ミライ塾の機会を使い倒そう」という雰囲気が盛り上がってきました!
2024/1/30 2ndメンタリング
多くの大学が試験期間に突入し、参加者は学業と田町会ミライ塾の両立に苦労しつつも、チーム内で役割分担しながら進捗させてくれました。
この頃には、参加者同士もかなり打ち解け、会の終了後には、参加者・メンターの希望者で食事を囲みつつ、学業や起業の話に花を咲かせました。
所属が異なる学生や社会人との交流が持てることも、ミライ塾の魅力のひとつです。
2024/2/20 3rdメンタリング
プログラムも残すところ1ヶ月。
各チームともに、プロトタイプの制作や、ビジネスプランに基づく想定ターゲット層へのヒアリング等も進み、リーンキャンバスもしっかりした内容になってきました。
しかし、ビジネスプランが明確になってきたからこそ、メンター陣からの厳しいアドバイスも・・・壁打ちもラストスパートです!
2024/3/15 最終報告会
見事7チームがプログラムを完走!
実際に受託案件を獲得したチーム、まさかの最終報告会直前に解散・メンバー変更をしたチーム、初回から大幅にプランが変わったチームなど、それぞれが3ヶ月間の汗と涙の結晶を発表してくれました。
ビジネスモデルの精度や成長可能性に加え、アントレマインドに基づく行動がどれだけ発揮できたかという観点から審査を行い、優秀賞を決定しました。
プログラムの修了証書を受け取った17名の参加者は、晴れてミライ塾の卒業生です!
ビジネスプランとしては、まだまだ荒削りかもしれませんが、「自分の手で何かしたい」、「起業に関する知識をつけたい」という志を持ち、他者と協力しながら知恵を絞った経験と、ここで得た人脈が、少しでも参加者の皆さんのミライにつながれば嬉しいです。
主催者側が皆さんの前向きな姿勢にたくさんの刺激をもらった3ヶ月でもありました。
参加者の皆さん、メンターの皆さんにも改めてお礼申し上げます。
プログラム終了後も、田町会ミライ塾の活動は続きます!
プログラム期間後の活動も一部ご紹介します。
2024/5/22-24 沖縄視察会
優秀チームに選ばれた2名を、沖縄の視察ツアーにご招待!
視察の模様は、後日別記事でUP予定です。
2024/6/7 アフターフォロー会
プログラム終了後も、何らかの形で田町会ミライ塾OBの皆さんを応援したい・・・!ということで、プログラム終了から3ヶ月後、具体的に起業検討をしているOBを対象に、「法務・財務相談アフターフォロー会」を開催しました。
法務講師・AZX総合法律事務所の石田弁護士からは、スタートアップにとって重要な、しかし学生にはなかなか馴染みの薄い「契約」について教えていただきました。
創業株主間契約や、企業との交渉において留意すべき事項、知財保護の基本知識などのレクチャーの後、質疑応答の時間には起業を見据えた具体的な質問も。
財務講師・テンキューブ株式会社の伊藤CEOからは、創業期のお金に関するTips集として、起業家が陥りやすい具体的事例をもとに、資本政策に関するアドバイスをいただきました。
金融業界からご自身で起業した経験があり、多くのスタートアップ支援をしてきた伊藤CEOならではの、学生の目線に立った親身なアドバイスを受けて、スタートアップに必要不可欠な財務知識の重要性に気づいた参加者も多かったようです。
田町会ミライ塾2023年度卒業生には、2024年度のミライ塾にも「学生アンバサダー」として参加してもらう予定です。
参加者の皆さんへのアドバイスやサポートをしてくれる予定ですので、スタートアップをめざす先輩との交流も、ぜひ楽しみにしてください!
みなさんも、「仕掛けられる自分になる」ために、プログラム参加という一歩を、私たちと踏み出してみませんか?
☟2024年度の募集概要・応募方法案内等の詳細はこちらから!☟
最後までお読みいただき、有難うございました!