“学ぶ”はもはや古いかもしれない。
こんにちは、まえだたかしといいます。株式会社NASUというデザイン系の会社をやっていたり、前田デザイン室というオンラインコミュニティをやっているデザイナーです。主に、ブランディングやコミュニティ事業が得意です。
前田デザイン室は2018年3月からスタートしました。
デザイナー、イラストレーター、Webデザイナー、ライター、学生、動画クリエイター、カメラマン、プログラマー、税理士、SE…など、職業を問わずいろんな人が所属しているクリエイティブをおもいっきり楽しみたい人が集まるコミュニティです。
ただいま254名が在籍中です。(2020年6月現在)
前田デザイン室は「仕事ではできないクリエイティブを。」をミッションに、おもしろいことを求めてクリエイティブを楽しむ場所です。
(↑前デWEBチームで制作中の前田デザイン室総合サイト「What’s」より)
コロナ以降、自宅で過ごす人も増え、オンラインでの活動に抵抗がなくなった人も多かったからか5月、6月だけでも100人くらい人が新しく増えました。
コミュニティを2年もやっていると、その都度「あ、今、新しいフェーズに入ったな」と肌感でわかるのですが、それを今まさに感じています。
新しい前田デザイン室
前田デザイン室シーズン2は立ち上げから『マエボン』までの創世記。基盤になる文化ができた。
前田デザイン室シーズン2は『NASU本』『ウラサン』『モザパン』『マエボン2』…など書ききれないくらいのプロジェクトをガンガンやった。総合的な実行力が格段に上がった。
そして、『前田デザイン室シーズン3』。今、自分と向き合ったり、組織として改善したり、人がジャンプをするために力を溜めるということをやっています。
学ぶはもう古いかもしれない。人から「気づく」の方が成長する。
人と人が触れ合うことで気づき、行動を促され成長していく。それが前田デザイン室だと思っています。
「成長できる場所」を強化していくフェーズ。
今回は、前田デザイン室が「シーズン3」らしいやっていきたいことをお伝えしてきます。(実はほかにも多々進行中です。)
もし、前田デザイン室はいつも満席のことが多いですが、月初に席が空くので入りやすいです。共感してくださる人がいたら、ぜひ飛び込んで見てください。
『ぬけだ荘』ついに発信!発進!
「シーズン3」の代表的なプロジェクトが「ぬけだ荘」です。現状モヤモヤしてることを向き合いさらけ出し、みんなで支えあって実行していくという社会実験。僕の実体験ですが、ひとりでは無理だけどみんなとならできる。
現状の不満は誰にでもある。目をそらさずに向き合っていこう。僕は43才。若い時はさらけだすのは怖かった。できない自分を認めると価値がないと烙印を押されるのでないかという恐怖がありました。そもそも、まだ本気を出していないだけと自分に言い訳してたのかもしれない。
僕は40才になってようやく裸で走り回れるようになりました。もうつべこべ言ってる時間がなくなってきた。恥ずかしがっているうちに死んでしまう。自分のダメなところと向き合いさらけ出す。これが20代、30代でできるとどれだか強いか。
7月6日にWebサイトがオープンします。そして、1年後に書籍化します。現在、入居者募集中です。
ググる前に甘えよう!赤ちゃんになれ。デザインスクール「スイスイ」
そして、「スイスイ」。世界一やさしいを目指すデザイナー教育プログラムです。まずはイラストレーターとフォトショップの習得から。これができると仕事が捗る。どんなプロジェクトにも参加ハードルが下がる。
さらに、最近始めた企画はこちらです。赤ちゃんと宣言し、みんなに甘える。え、そんなこともわからないの?というようなことも聞いていいんです。赤ちゃんだから。ググる必要はもうありません。
お母さんがやさしく教えてくれます。
教壇に立つのは生徒。「逆校」をはじめます。
そして、あたらしい取り組み。「逆校」という提案。教えてもらいたい!とわからない自分が教壇に立ち、誰かに教えてもらうというものです。わからないがわからない。そんな生徒は教壇に立とう。まずは僕が生徒をやります。
ビジュアルをとりあえず作って見た。学校で絶対使わない色にしました。
前デに入るともらえる「フォント」をつくるたい!
前田デザイン室のデザイン文化を語る上で欠かせないのが「粗ドットフォント」。前デメンバー限定で配布します。(商用利用可能)フォントは第2弾、第3弾と増やしていきたい。
海外のブランドはだいたいフォントを作ります。フォントで文化を作り、社会とのつながりも生んで多くの人と触れ合うためのツールと考えています。
前デは「どっとや」
イラストは「いらすとや」さんが人気ですが、前デは「どっとや」を開きます。どなたでもドット絵素材を自由にダウンロード可能。商用利用可。どんどんストックしていきたい!
こちらも広く社会とつながって行くためのツールです。
ダサTグランプリ2020
ただいま前デ内でデザインを募集中です。この『ダサT』はコミュニティにおいてハードルが低い参加しやすいプロジェクト。佐渡島庸平さんから「ダサTは安心安全を確保している」といってもらいました。
気軽に楽しんで作ってたらAdobeのツールも覚えやすいかもしれません。それと、ダサいを知れば、逆にセンスのいいものにもだどりつきやすくなると考えています。
イベントもりあげが得意な前田デザイン室。
数々のイベントを行ってきた我々ですが、その都度成長を実感しました。集客、運営、ホスピタリティ。イベントで中のメンバー同士の木津なも生まれました。こちらも外部との接触をしながら増やしていきたいと考えています。
7月は『24時間マエダテレビ』をやります!これは主催が前田高志、前田デザイン室がプロデュースというちょっとだけ違う座組みです。テーマは「デザインは地球を救う」です。デザインはデザイナーのものじゃない。
前デは文化祭的なイベント運営も文化のひとつとなってきた。前デメンバーにスポットが当たる「スイスイ」イベントも7月中にやりたい。
8月はモザパンノクラファンリターンに100万円とうかしてくれたMr.モザパン、カワバタコウスケさんと「仕事の作り方」というテーマでウェビナーイベントを開催します。
前田デザイン室のテーマ曲を作る
『愛は勝つ』みたいな歌を作ってみんなで合宿で歌いたい。そんな思いつきから始まったプロジェクト。
よくよく考えたらこれほどの総合芸術はない。デザイナー、イラストレーター、動画、ミュージシャン、サウンドクリエイター、ライターなどあらゆるクリエイティブが求められる。
前田デザイン室の力を結集することができます。雑誌『マエボン』を作ってきたのはそういうところだったのですが、曲の方がもっと広く網羅できると気がつきました。
コミュニティが曲やPV、ライナーノーツにしてひとつの本として出版する。新たなチャレンジも人を成長につなげます。
すでに名曲ですが、フルコーラスバージョンを今、作成中。
という感じで前田デザイン室シーズン3がはじまりました!
7月1日に新メンバー募集します。よろしくね!
それではみなさん、お待ちしています。
それじゃ、またね。
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