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1 thinking a day -1日1考-

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藤尾秀昭さん監修の『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の1話を読んで、気になったキーワードや感想・気づきを1日1考として2021年の1年間実施しました。
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2021年3月の記事一覧

#90 『「鬼の口」に飛び込む思いをしなければならない』

"いかに周囲から不良社員だというレッテルを貼られた社員に対しても、そんな社員こそ自分の部…

#89 『苦難こそが人生の肥やしになる』

本日は、バリアフリー研究者東京大学先端科学技術研究センター教授の福島智さんの「苦難こそが…

#88 『組織が沈没する時』

"野球でも伸びる子と伸びない子は、技術的な素質ももちろんあるでしょうが、やっぱり心が決め…

#87 『あなたの一だけをひたすら書きなさい』

"実は私は、子どもの頃から字が下手でした。普段書く字はもちろん、書道も絵も、通知表の評価…

#86 『親父の小言』

"「親父の小言」をご存知でしょうか。実はこのもとになったのが私が住職を務める福島県浪江町…

#85 『先義後利 ー 義を先じて、利は後とする』

"新品を下ろす時には、ほんまにいま、それを下ろさんとあかんのかをよぉく考えなさい。新品を…

#84 『両目を失明した時に9歳の息子が言ったこと』

"智の入院費用などをたくさん出してくれていた祖父が、智の目が見えなくなったと聞いたら、もう、泣いて、泣いてね。祖母が言うには、家で祖父の姿を三日間も見かけないと思ったら、家の二階へ上がって泣いていたそうです。" "でも、智はね、お医者も恨まなかったし、神仏にも不平を言わず、親にもとやかく言いませんでした。そしてね、自分は失明しているのに、祖父が泣いてると聞いたら「お祖父ちゃんに電話をかけるから地下まで連れてって」と言って、病院からこんな電話をしたんです。" "「お祖父ちゃ

#83 『祖父・北里柴三郎の報恩精神』

本日は、学校法人 北里研究所顧問の北里一郎さんの「祖父・北里柴三郎の報恩精神」についての…

#82 『天に神あり、地に心あり、人生誠似て貫く』

"祖父のモットーは、「正直、親切、勤勉」でした。私は1925年生まれで、祖父はその6年前に亡く…

#81 『手足のないことが善知識』

"母(中村久子)は厳しい、妥協しない人だったと申し上げました。そうしなければ、両手両足の…

#80 『泥棒と悪口を言うのと、どちらが悪いか』

"私の教会の牧師は「悪口のほうが罪が深い」と言われました。大事にしていたものや高価なもの…

#79 『命のバトンタッチ』

"お母さんの人生は40年ちょっと、とても短い命でした。でも、命は長さじゃないんですね。お母…

#78 『生徒に遅刻をさせない方法』

"1回目は本人と親に注意します。2回目は朝、校門の前で立っています。3回目は家に誘いに行く。…

#77 『兄・小林秀雄から学んだこと』

"「何ももの知りにならなくてもいい」と言ってくれて、「学者はknowledgeだけあって、wisdomがないから駄目だ」と言ったことがあった。人間は生きていくためにはもちろん学問、知識(knowledge)は必要である。しかし、物事をよく判断し、よく処理す心の動き、賢さというようなもの、生きていく知恵(wisdom)は、それ以上に大切であることを、兄は言うのである。" 本日は、劇作家の高見澤潤子さんの「兄・小林秀雄から学んだこと」についてのお話です。今回は、高見さんの兄であ