3 新井英樹・入江喜和 画業30周年原画展トークショー 有楽町編
主催:どうもありがとうございました。ここからの進行は編集の斉藤さんの方にお渡しします。
上の画像左から司会の斉藤氏(司会)、新井英樹氏(新井)、入江喜和氏(入江)
新井:はい、斉藤さんて家族ぐるみでうちに良く出入りして家族みたいに付き合ってもらってるんですけど、『ザ・ワールド・イズ・マイン』からの担当でその後『キーチ!!』からなにからも担当してもらってる編集さんです。
司会:簡単な司会進行をやります斉藤です。今の続きで、入江さん『宮本から君へ』の映画を何日ぐらいに観られましたか?感想を。
入江:とにかく疲れる映画と言うか、ずーとチカラを入れっぱなしなんで終わった時に、よくあの「感動して立てませんでした」みたいにああじゃなくて体の節々が痛くてなかなか立ち上がれなかったんですけど、最後、そんなこと周り誰もやってないんでやりたかったのに出来なかったんですが、終わった瞬間にワーッてスタンディングオベーションをやりたいくらい凄い良い映画だなって思いました。
司会:もちろん、新井さんが出演してるのはご存知だと思うんですけど。
入江:テレビ の時に下地があったので、あそこは(宮本の)お父さんで出てきてるんだなと思って見てましたけど。それよりも、これから靖子がひどい目にあうと思うとお腹が痛くなってきてあんまり気にならないでパ〜っと見ちゃいましたね。
司会:結構冒頭に出てきてましたね。
入江:そうですね。犬の名前が一緒なんだぁ〜って。新井家で飼ってた。
司会:新井さんは出演シーンを見てみてどう?何も感じない?
新井:あのね、この人(司会)付き合い長いから、おかしいのは『宮本から君へ』の試写会で最初に観た時のどうですか?て聞いた感想が、俺の演技が恥ずかしくて…って俺もう、結構頭の中で激怒しててそういう話をする映画じゃないし、語る所違うじゃんって。
この間3回目をようやく自分のお金で見る前に、錦糸町でこういうトークショー やった時に『愛しのアイリーン』の吉田監督が来てくれて。で、その回が終わった後皆でご飯食べに行った時に、専門の吉田監督に「新井さんの演技どうでした?」て聞いたら吉田監督が太鼓判押してくれたから、そっからようやく言わなくなったのにまだこの場で振るかと…
俺もう演技どうでも良いんですよ、はっきり言って。どうでもよくって、もう言われたからやらざるを得ないと思って必死になってやって…だって「自分ごと」として考えて欲しいのは、蒼井優と池松壮亮とテーブル囲んで映画に出なきゃいけないって。
司会:俺は大丈夫ですよ出ないですから…あの、新宿の飲み屋で怒られましてですね。
新井:そうそう。
司会:そういう事言うと宣伝にならないって。