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歴史が楽しくなるラジオ番組「コテンラジオ」の魅力を語りたい

今回は、私が大好きなラジオ番組の紹介。

その名も「コテンラジオ」。歴史の楽しさを教えてくれる素敵な番組です!

podcastもあるので、隙間時間に超オススメのコンテンツ。今回はその魅力を紹介します!

コテンラジオとは

世界の歴史について広く・深く・楽しく紹介してくれる、まさに「世界の歴史キュレーションプログラム」と言える番組です。

パーソナリティは、株式会社コテン 深井さんヤンヤンさん、株式会社BOOK 樋口さんの3名。

〜冒頭の番組説明より〜
「歴史を愛し、歴史の面白さを知り過ぎてしまった、深井さんを代表とする株式会社コテンのお二人と一緒に、学校の授業では中々学べない国内外の歴史の面白さを学んじゃおう、という番組です」

番組が始まったのは2018年11月。2020/3/23時点で93回が配信されており、「JAPAN PODCAST AWARD 2019」にノミネートされていることからも、その人気振りが分かります!

聴き方

番組はYouTubeとPodcastで配信されています。

Podcastは気軽にバックグラウンド再生ができますが、収録風景が見えるYouTubeもまた魅力的。

・YouTube

・Apple Podcast

・Google Podcast

魅力1:歴史が楽しくなる

この番組の何がスゴいって、歴史が「暗記もの」ではなく「楽しいもの」になったこと!

学校授業だと、歴史は点を記憶するものでした。でもコテンラジオでは、1つのテーマが線の物語として紹介されるのが魅力です!

例えばガンディーが冴えない人から覚醒するまでの話とか、勉強が大好き過ぎて大冒険をしてしまう玄奘三蔵の話とか。偉人の人生にスポットライトが辺り、今まで知らなかった人間性が見えてきます。

よりマクロなテーマを扱うこともあります。例えば、実は物々交換が起源ではないお金の歴史、とかですね。これもまた、別視点から歴史が楽しめて面白い!

受験の時に必死に覚えた、単語だけの歴史じゃない。そう、コテンラジオの歴史は生きているんです...!!

これは深井さん、ヤンヤンさんの事前準備の賜物だと思います。1テーマ辺り、事前に15冊も本を読むこともあるとか...!まさに大量の情報から、良質なキュレーションをしてくれているのです。

魅力2:音質がバリヤバイ

歴史から離れますが、このラジオは音質がヤバイです。超快適に聴くことができます。

それもそのはず。音響・編集を担当する樋口さんの拘りがハンパないです!↓は樋口さんの収録構成が紹介されたブログ。

ただ音質が良いだけではなく、編集も素晴らしいです。快適なBGM・タイミングの良いSE、違和感のカケラもない編集。

若輩ながら仕事でpodcastを作る身として、裏側の工数を考えると頭も上がりません。こんなに手間隙かかった、かつ学びの深い番組を無料で聴いて良いのだろうか...。

魅力3:一人一人の魅力がある

なんと言っても、パーソナリティ3名の掛け合いが楽しいです。

樋口さんは自称「歴史弱者」。学ぶ側の立ち位置なので、同じ目線で聴くことができます。が、進行や合いの手が素晴らしく、本当は知っているのでは?と疑ってしまう上手さ。元々は芸人だったそうで、そのトークスキルが存分に発揮されています。

ヤンヤンさんは出身が中国の方。にも関わらず、まるでネイティブな日本語で、良い感じに冗談を入れて崩しを作ってくれます。と、同時に深い歴史のお話もスッと差し込んで来る!そのギャップにやられる!話の中心は深井さんですが、自然と番組を盛り上げ、深みを作っています。

このお二人の魅力に掛け合わさるのが、圧倒的歴史データベースの深井さんです。歴史を面白く語るだけでなく、そこから抽出された深井さんの人生観に思わず唸ります。それと同時に、コミュ障トークなど人間臭いお話もあり、とても親近感を感じてしまいます笑

「コテンラジオ」では、この三人の魅力・スキルが存分に化学反応しています。聴いている間にファンになってしまうこと間違い無しです。

「歴史から学べ」の理由が分かる

よく「歴史から学べ」とは言いますが、コテンラジオを聴いているとその理由が良く分かります。

歴史は繰り返していて、歴史には大きな流れがあることを感じます。いや、聴いているだけなので、偉そうなことは言えないんですが。。でもコテンラジオを聴くと、そう感じるのです!!

「歴史を学んでみたい」

歴史弱者の自分でも、そう思わせてくれる素敵な番組です。

まだ勉強始めてないけれど、いつかちゃんと学びます。というか、コテンラジオを聴くだけでも勉強になり過ぎるので、皆さんもぜひ一度聴いてみてください。

私のオススメ

どのシリーズも面白いのですが、「アレクサンドロス大王」の話がとても好きです。

まるで映画を見ているようなダイナミクスさと、同時にアレクサンドロスも1人の人間だっただな...と思わせる儚さもあります。最初の1話にお悩みの方は、ぜひこちらから!