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【無料・不定期】松井のライブ配信ノウハウMagazine

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ライブ配信のノウハウをまとめたマガジンです。「ライブ配信で機会格差を無くす」をミッションに、#誰でも配信 な情報をお届けてしています!
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2022年10月の記事一覧

セミナーイベントのZoom配信で、ベストな映像・音声の入力方法を考える〜 一連の検証を終えた私の結論〜

今回のテーマはZoomを使ったライブ配信。 セミナーイベントで配信先がZoomになった場合、映像・音声はどのように入力するのがベストなんでしょうか。 これまでZoomの検証を色々と行ってきましたが、そのまとめとして私の考えるベストを紹介したいと思います。 前提:セミナーイベントのZoom配信をしたい今回のお話はセミナーイベントのZoom配信を前提としています。 例えばリアル会場で講演イベントがあり、カメラやミキサー、映像スイッチャーなどを用意したとします。その配信先が

Zoomのサポートに「グループHD」設定を依頼してみた

今回のテーマはZoomの「グループHD」機能。 これは有償ライセンスであれば、サポートに依頼することでONにできるZoomの画質アップの機能です。 このnoteでは、実際にサポートへ依頼したことで、どの程度画質が向上したのかを紹介していきます。 最初の画質は360pまでZoomは3人以上が参加するミーティングの場合、ビデオ映像の解像度は最大360p(640*360px)までとなります。 最近はYouTubeなどでもフルHD(1920*1080px)が当たり前となり、4

Zoomの入力方法による音ズレの具合を検証する

今回のテーマはZoomです。 Zoomで配信する際、映像・音声の入力方法はいくつかあります。これまではその方法による画質の差を検証してきました。 この記事では更なる検証として、音ズレの具合を検証したいと思います。 これまでのお話Zoomには大きく3種類の映像入力の方法「ビデオ」「第二カメラ(最適化なし)」「第二カメラ最適化あり」があります。 方法ごとに特徴がありますが、イベント内容に合わせて「第二カメラ」の2つを使い分けるのが良さそう、というのがこれまでの結論でした。

Zoomの映像入力3種類で画質を比較する

Zoomに映像を入力する際は、大きく3種類の方法があります。 前回はそのメリット・デメリットをテキストで比較しました。今回は具体的に映像のキャプチャで比較してみたいと思います。 これまでのお話以前のnoteでは、Zoomに映像入力する際に3つの方法を比較しました。 「ビデオ」「第2カメラ(最適化なし)」「第2カメラ(最適化あり)」があり、それぞれでメリット・デメリットがあります。 まだの方は、先にこちらの記事をザッとご覧いただくのがオススメです。 前回は主にテキスト

【前編】Zoomの映像・音声をパラで扱える!「ZoomISO V2」の使用レポート

今回のテーマはZoomを拡張するソフトウェア「ZoomISO」です。 これはZoom社が買収した、Zoomの映像を個別に取り出せるソフトウェアです。9月にリリースされたバージョン2では、音声も個別に扱えるようになりました。 今回はZoomISOを使って撮影や配信を行いましたので、改めてその使い方や使用感をご紹介します。 ZoomISOとは「ZoomISO」はZoom会議の映像音声を、配信用に取り込むためのMacOS専用のソフトウェアです。 元々は非公式のツールでしたが

ATEM miniでボンディング配信をしよう!「インターネット共有」機能で、Speedifyを有線LAN出力する方法

今回のテーマはネットワークを冗長化する「Speedify」。 これまでに概要と検証結果をご紹介してきましたが、今回はより実践に即したTipsのご紹介です。 ATEM mini ProのようなハードウェアスイッチャーとSpeedifyを組み合わせて、ボンディング配信するための方法をご紹介します。 具体的には「インターネット共有」機能を使い、PCをルーターのような存在にしていきます。 Speedifyの概要はコチラSpeedifyは、端末と繋がっている回線を束ねて使うツー

Q.ATEM miniは有線LAN直繋ぎでも、パソコンから操作できますか? A.できます!

今回のテーマはATEM mini。それに関連したネットワークのお話をしたいと思います。 ATEM miniとパソコンを直接LANケーブルで繋いだ時に、管理ソフトから操作するための設定を紹介します。 今回は配信初心者の方から質問をいただき、その回答を補足する記事となります。ただ、紹介しているネットワーク周りの情報は、配信をしていると必要になってくることも多いです。 今は関係のない方も、「こんなこともできるのだなぁ」と引き出しの一つになれば幸いです^^ ATEM mini

回線が切れたら?複数のWi-Fiは使える?Speedifyの気になる部分を検証する!

今回のテーマは引き続きネットワークを冗長化する「 Speedify」です。 昨日はその概要をご紹介しましたので、今回はより細かな機能や、気になる部分について検証を行ってみました。 また利用者の評価として、コミュニティメンバーである浜田さんの声もご紹介します。ぜひご参考になれば幸いです^^ Speedifyの概要はコチラSpeedifyは、端末と繋がっている回線を束ねて使うツールです。このようなネットワーク利用を「ボンディング」と言います。 どのようなサービスなのか、概

ネットワークを束ねて配信しよう!「Speedify」の基本をご紹介

今回のテーマはライブ配信のネットワーク。回線を冗長化するサービス「Speedify」をご紹介します。 Speedifyは複数の回線を束ねて使えるサービスです。例えば、パソコンに繋げた有線LAN・Wi-Fi・テザリングを併用して使う、なんてことが可能です。 色々と細かな設定もあるサービスなので、今回はまず初期設定のままをベースに基本のきを紹介したいと思います。Speedifyのイメージが伝われば幸いです。 ネットワークは配信の生命線ライブ配信に絶対必要なもの、それは「イン