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What is your favorite food? 語学学校2日目で学んだこと

第二言語学習者には、話のネタをストックしておくのがいいよ、と言いたい。なぜかというと外国人と話す場合、日本人といるときのように、その場その場でスラスラ発言できないから。共通の話題も少なければ、とっさに文章を構築することも難しい、だからあらかじめ話すことをストックしておいた方がいい。

ではどんなネタをストックするべきなのか?結論から言うと、自分のことをとりあえず話すためのネタを準備するべきなのだ。言語学習の初歩段階であればそれほど難しいトピックにはならないが、自己紹介する機会には山ほど遭遇するから。

昨日受けたオランダ語学学校2日目の授業が一例になる。この日は、挨拶、自己紹介の方法を学習。挨拶はフレーズを覚えるだけなので問題なかったが、問題だったのは自己紹介の部分。名前や出身地を答えた後に、好きな食べ物、好きな本、好きな映画も答えなければならない。

少し考えた後に答えたのは、以下。
・好きな食べ物は「寿司」
・好きな本は「村上春樹の本のどれか」
・好きな映画は「ん〜最近観てないからわからへん」

クラスでは幸いにも、好きな食べ物しか聞かれなかったので、そこは日本人らしく「寿司」と答えてある程度の笑い(とりあえず「スシ」「サムライ」「ニンジャ」と言っておけば場はある程度盛り上がる)は取れたわけだが、自分でもしょーもない答えだなと感じる。

ちなみにクラスメートも、パスタ、ピザ、カレー(インド人が発言なので、このときもやや笑いが起こる)と、あんまり面白みのない回答だった。

この経験から、自分の一番好きな食べ物、本、映画などは最低限ネタとしてストックとしておいて瞬時に答えられるにようにしておくべきだと思った。何も大喜利のように面白い回答を作り出す必要はなく、もう少しだけ具体的に回答する。そうすることで、そこから話も広がるし、おそらく興味深い人間としても見られるようになるだろう。

Wat is je lievelingseten?(好きな食べ物は何ですか?)

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