W杯アジア2次予選 日本VSモンゴル 雑感
試合結果
日本6-0モンゴル
得点
前半22分 南野拓実
前半29分 吉田麻也
前半33分 長友佑都
前半40分 永井謙佑
後半11分 遠藤航
後半37分 鎌田大地
選手交代
後半12分 酒井→安西
後半16分 南野→鎌田
後半25分 永井→原口
スタメン
簡単選手採点
選手のパフォーマンスを10点満点で採点。
GK 権田修一 6.0
プレー機会が極端に少なく、評価をしにくい試合となった。DFラインが終始集中したプレーを見せていた要因のひとつとして権田からのコーチングをあげることができるだろう。
DF 吉田麻也 6.0
攻守において安定したパフォーマンスを見せ、コーナーキックのこぼれ球を押し込んで得点も決めた。35分45秒のへそを吉田に向けた状態の中島に縦パスを入れ、3人に囲まれたシーンではプレーの選択肢を唯一間違えた。大外の長友に一回広げるという選択でもよかったと思った。
DF 冨安健洋 6.0
日本のミスから裏にボールが出たシーンではスピードの速さで難なくカバー。機動力の高さと安定したパス回しを見せた。
DF 酒井宏樹 6.0
伊東純也とのスムーズなコンビネーションプレーは間違いなく相手の脅威になっていた。縦のパートナーを選ばない対応力、適応力にはさすがの一言。
DF 長友佑都 6.0
積極的に高い位置を取り続け、久しぶりの得点もマーク。原口元気とレーンを使い分けることはできていた。中島との嚙み合わせではお互いの良さを最大限に出せたというのは疑問である。
MF 柴崎岳 6.5
磨きのかかった察知力でセカンドボールを拾い、少ないタッチでシンプルにプレーをし、攻撃を潤滑にさせていた。
MF 遠藤航 5.5
試合に出ていない影響なのか運動量やタイミングの良い飛び出しが少なく感じた。試合の中で徐々にコンディションを上げた感はあるが、期待を込めて低めの点数となった。
MF 伊東純也 7.5
大外から縦に行くだけでなく、ひとつ内側からギアを上げてサイドにタイミングよく抜けるボールの引き出し方は効果的だった。速いクロスボールで3アシストをマーク。ポジションを争うライバルに刺激を与えるパフォーマンスだった。
MF 中島翔哉 5.5
序盤はサイドでボールを受け、得意のドリブルで相手を翻弄していた。しかし、下がってボールを受けに来る回数が多すぎた。相手は前からプレスをかけてこなかったのでそこまで下がる必要があったのか。吉田→長友のパスコースを消すようなポジションを取ることが多く効果的な動きとは言えなかった。終盤、トップ下に移るとシンプルなプレーをで良くなったと感じた。
MF 南野拓実 7.5
ゴールを決めたことはもちろんだが、特筆すべきはボールを持っていない時のプレーだ。人と人の間やライン間に顔を出し、相手の意識の矢印の逆を突く動きが良かった。味方と三角形を作るポジションに顔を出すなどプレーの選択を間違えることがなく、シンプルだがゴールに向かうプレーが多く見れた。
FW 永井謙佑 6.0
長所のスピードを生かすシーンはあまり見られなかったが、伊東のクロスを頭で合わせるなど得点嗅覚はさすがだ。
DF 安西幸輝 6.5
酒井と変わって右サイドバックでプレー。積極的なオーバーラップでPAの角を取りに行く姿勢は非常に良いアピールとなった。精度の高いクロスボールでチャンスも演出した。
FW 鎌田大地 6.0
遠藤のシュートのこぼれ球への反応の速さはベルギーリーグで得点を量産した得点感覚を証明した。
MF 原口元気 6.0
大外に張り、幅をもたらした。ドリブル突破からのシュートは惜しくもブロックされてしまったが”らしさ”を見せた。彼もコンディションを上げてほしい1人だ。
監督 森保一 6.0
永井や伊東の早さが武器の選手を起用。危なげない内容で2次予選のホーム開幕戦を勝利で終えた。機能していた右サイドに対して、うまく機能していなかった左サイドを改善する戦術的修正は見られなかった。
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