きょうのまなび #4

"NLP"とは?(2nd)

NLPにはどんな効果があって、なぜ自分を内側から変えることができるのか?

人は何かが起こると、反射的な思考をします。

これを「自動思考」と呼んでいますが、その多くは意識的なものでなく、潜在意識によるものなのです。

幼い頃に両親の愛情を受けず、指摘や否定ばかりの環境で育つと、自分の意見が批判されたときに「やっぱり自分は受け入れてもらえない」という潜在的な自動思考になります。

そういった潜在意識の影響を受けすぎると、「自己否定」は強くなる一方で「自己肯定」が弱くなってしまうので、上手く意識を活用することが大切です。


人は1日に6万回の思考をしていると言われていますが、その多くはネガティブな思考です。

私たちの祖先はネガティブ思考を利用して、起こりうるリスクを回避し、過酷な生存競争の中を生き抜いてきました。

ですから、脳の仕組み自体がネガティブ思考になりやすい傾向にあります。

「もしかすると失敗するかもしれない」

そういった考えは自分を守るために必要なことです。所謂、リスク回避というものですね。

しかし過度なネガティブ思考は、自分の可能性を摘み取ってしまい、十分なパフォーマンスを発揮できなくなります。

これを改善するには、自分の思考を見つめ直し、ネガティブ思考からポジティブ思考に徐々に変えていくことが重要です。

ネガティブな自動思考はネガティブなセルフトークを生み、ポジティブな自動思考はポジティブなセルフトークを生みます。

「意見すると反対されるかな?」

「どうせ自分が意見したところで変わらない」

「自分には伝える力がない」

と、ネガティブトークを毎日何百回、何千回と自分に浴びせていると、当然セルフイメージにも影響が出てきます。

ネガティブなセルフイメージは、

「どうせ誰からも愛されない」

「自分はダメな人間だ」

「一生このままだ」

といったネガティブな自分になってしまうのです。

自動思考を変えて、セルフトークを意識的にポジティブなものに変えていけば、ポジティブな言葉を自分に浴びせることができます。

そうすることで、ネガティブな感情に支配されていた自分を、ポジティブな方向へコントロールすることが可能です。

ざっとNLPはどういうものなのかを2記事にわたって説明しましたが、そう上手くいくものなのか?と疑問が残る部分もあります。

私は、比較的ポジティブな性格ではあると思いますが、人の目を気にしたり、やらなければならないことから逃げてしまったりすることがあります。

その結果、本当の自分を出せなかったり、なりたい自分になれなかったりとマイナス方向にしか進みません。

やらなければならないことを「めんどくさい」と感じて逃げてしまう感情面のことはどうにもならないと思っていました。

しかしこのNLPを学ぶことで、その思考さえも変えることがてきるのなら、十分に学ぶ価値はあると思いました。

To Be Continued…

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