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裁量と”自分事感”を持ってプロダクト開発を #ツクルバメンバーズ

ツクルバでは、ユニークで多様なバックグラウンドを持つ、多彩なメンバーが続々と仲間入りしています。「#ツクルバメンバーズ」シリーズでは、 そんなメンバーそれぞれのストーリーを紹介し、社内外に発信していきます! 今回は、2020年1月に Android アプリエンジニアとしてツクルバへ加わった細井をご紹介します。

写真左から、
細井 一穂 (ほそい かずほ) / Android アプリエンジニア テックリード 
新卒から、主に⾃社プロダクトの Android アプリエンジニアとして開発に従事。前職はフリマアプリ「メルカリ」内の機能として決済機能「メルペイ」の⽴ち上げに関わる。裁量を持って開発に携わりたいという思いから、2020年1月にツクルバへ入社。

インタビュワー:福田絵里 (ふくだ えり) / エンジニアリングマネージャー
前職ではバックエンドエンジニアとして人材系のWebサービス開発に従事。その後SREチームでのマネジメント経験を通じて、エンジニアリングマネージャーの仕事の楽しさを発見。2022年2月にツクルバへ入社。

ー細井さんはなぜツクルバへ?

ツクルバは新卒から数えて5社目の会社で、全てのキャリアを通じて自社のプロダクトを作る Android アプリエンジニアをしていました。
直近はメルカリという会社で働いていたのですが、大きな会社かつ大きな開発組織という面白さもあった一方で、アプリ一つとっても何十人の人たちと開発を行うため、自分で裁量を持って開発する機会が少ない環境でした。そのためもう少し小さい会社で「このアプリは自分でつくっている」といえるぐらい任せてもらえる環境でアプリ開発に携わりたいと思ったのが転職を考え始めたきっかけです。
もともと不動産メディアで家探しをすることが好きで、賃貸で何回も住み替えていたこともあり、不動産テックの領域には以前から興味がありました。ただ実感として顧客体験がイケてる業界ではなかったので、もっと良い状態になってほしいと思っていました。
その中でカウカモに出会い、カウカモは不動産の広告を掲載するのではなく、編集部の記事やアプリのデザインなど、エモさやオシャレさを体現していて、独自性のあるプロダクトだなと思い、この事業を通じて業界を成長させていくのが面白いのではと考えてツクルバに応募しました。

ー実際に入社してみてどうでしたか?

求めていた開発組織の規模でしたし、イメージしているような開発のスタイルでした。入社当時は Android アプリの開発は2人体制で、信頼して任せあえる環境だったので、裁量持って動きやすく想像していた通りだったなと思いました。ツクルバでは技術的な改善やどういう技術を導入するかなどは、自分で考えて、手を動かしてアウトプットできます。大きい組織で何かを動かすためには広く人を巻き込まないといけませんが、もっと身軽にやりたいという思いがあったので、私と同じようにフットワーク軽く手を動かしたい人には合う環境だと思います。
また入社当時、外部イベントに登壇しているエンジニアメンバーが少なかったので、ツクルバのエンジニアのレベル感が正直分からずに入社したのですが、高いスキルを持った人が多かったのが意外でした。会社の知名度や待遇だけを求めているのではなく、こだわりを持った開発をしたいというメンバーが多い印象です。きれいなコードを書けるだけではなく、”どういうものを作るのか”に対しての意識が高い人が多く、優秀な人が多いなと感じました。この規模の人数で作っているアプリだとどうしても妥協しがちなアニメーションやデザイン統一など、こだわって設計・開発ができているのですごいなと思いましたね。

ー今はどんな仕事をしていますか?

Android アプリエンジニアのテックリードとして、カウカモアプリの開発・運用を担っています。チームとしては数字を追いかけながら行うグロース施策と、理想のアプリ体験に向けての機能開発の2つのバランスをとりながら開発を進めています。
また、エンジニアの組織は開発工数の 10% 程度はシステム改善に確保しておくというルールを設け、別の工数でリファクタリングや新しい技術の導入など、システムを健全にしていく活動を行っていますね。
テックリードとしては、施策の要求に対して実現方法を考えたり、アプリのデリバリーや運用・保守に責任を持ったり、リファクタリングの計画・実行、新しい技術の導入の選定などを担っています。

ー プロダクトオーナーやデザイナーとの役割分担はどのようにされているんですか?
施策を最初に考えるフェーズにおいてはプロダクトオーナーに任せており、提案してもらった施策に対して、なぜやるのか、どう実現できるのかはエンジニアも一緒に議論します。施策の実現手段を説明できるのは主にエンジニアなので、プロダクトオーナーが持ち込んだ施策の実現方法を一緒に考えるのは勿論のこと、時には施策自体の実施是非についても問いを投げかけ、本当に開発が必要なのか、開発以外に実現手段はないのか、から議論することもあります。

デザイナーは、実現内容や実現手段の方向が決まってきたフェーズでデザインをまとめてくれます。まとめてもらったデザインをベースに、適切な UI やアプリ全体での整合性などをiOS と Android アプリエンジニアそれぞれから提案し、細かいデザインを詰めていきます。
デザイナーが始めから細かいところまで全部のデザインを決定するのではなく、アプリエンジニアからの観点を取り入れてもらったり、軽微な調整はエンジニアの裁量で実施することもあります。

ー iOS アプリエンジニアとの協業についてはどのようにされているんですか?
iOS アプリエンジニアとは、仕様設計は一緒に行うことが多いです。iOS と Android アプリは同じ機能を開発することが多いので、それぞれのアプリでの実現のしやすさなどを議論しながら、仕様設計を進めています。実装や運用については、iOS と Android アプリエンジニアのそれぞれで進めています。

ーツクルバで働く楽しさ・醍醐味は?

まずは、やはりカウカモのサービスに対して魅力があるなと思っていて。カウカモは多くの人が向き合うであろう住まいや暮らしに対するサービスなので、自分事感を持つことができると思っています。今だけではなく、この先10年、暮らしが良くなるために成長してほしいサービスだと思っています。
実際に私もカウカモに触れるようになって、家を買いました。入社するまでは「家を買う=永住しないといけない」という負債を持つイメージでしたが、カウカモのサービスに触れたことで、家庭の状況に応じて家を住み替えていってよいし、今の暮らしをもっと豊かにしたいと思えるようになり、家の購入に至りました。
数千万円のものを買って暮らす、という体験に対して自分事感を持って開発に携われるのは、かなり特殊で面白いなと感じています。

ー カウカモのサービスを使うことで他に得た気付きはありますか?
今までは家に対しては間取りや広さなどのスペックとお金のバランスでしか見ていなかったのですが、自分が住むときの理想や優先度に改めて気付き、実際には家に求める要素について妥協できるポイントもあるなと考えるようになりましたね。築年数が古くても、マンションの修繕状況によっては新築と変わらなかったりしますし。カウカモに所属するエージェントとのやり取りや、カウカモアプリ、カウカモマガジンが、住まいへの考え方をアップデートさせてくれたと思っています。

ーカウカモアプリ開発におけるやりがいや楽しさは?

まずアプリを作っているチームは、プロダクトオーナーが1人、バックエンドが2人、iOS アプリエンジニアが2人、Android アプリエンジニアが1人、スクラムマスターが1人の構成で、スクラムチームを組み、適宜デザイナーにも関わってもらっています。スクラムチームでのいいところだと感じているのが、リファインメントやプランニングの場にて、プロダクトオーナーが提案した施策に対して、なぜやるのか、どう実現するのかを議論しながら開発を進めている点です。提案をそのまま受け取って開発するのではなく、エンジニア観点でコストパフォーマンスやユーザー体験の実現方法を考え、納得感をもって開発を進められることが魅力だと思います。

ー働き方についてはどうですか?

とても助かっている点としては、ツクルバは本当の意味でのフルフレックス、リモートの環境が整っていることです。働き方の希望に対して会社が向き合ってくれ、とても柔軟に働き方を調整できていると感じます。子どもの送り迎えや急な通院などで、一時的に業務から抜けることもできるので、子育てと仕事の両立ができています。また、男性・女性関わらず、育休を取得する人も多いです。

ー どういう状況の人だとツクルバに合いそうですか?
曖昧な状況で舵を取ったり、一人ひとりがスピード感を持った意思決定をする環境のため、自分自身で出すバリューを決めて主導したい人はツクルバに合うと思います。
また、働き方の柔軟性が非常に高いため、仕事とプライベートを両立したい人にはとてもオススメできる環境です。

ー 今後の Android アプリ開発で力を入れていきたいことは何ですか?
カウカモアプリとしては、これからもスピード感を持った機能開発をしていきたいですし、Jetpack Composeの導入も進めていきたいです。1名体制の Android アプリチームではこなせないほど、やりたいことがまだまだあります。機能開発だけでなく、アーキテクチャ設計や技術の導入にも携われるので、興味を持っていただける方には是非ジョインしていただきたいです。

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