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【昇格できるなら】2022ジェフユナイテッド千葉選手別最終報告GK&DF編【悪魔とでも契約しよう】

41節まで終わり、今年もプレーオフにすらいけないことが数字上確定しました。

今年も!!!昇格!!!できませんでした!!!

一体どうしたら昇格できるのか。13年ですよ、13年。どうしたらいいんですかね。こんなに人生でうまくいかないことってなかなかないですよね。うっかりベヘリットと契約をしてしまったグリフィスの気持ちがわかります。

ともかく、振り返っていきましょう。何がよかったのか、何が悪かったのか。もはやそれすらもよくわからなくなっていますが、ともかくもPDCAを回すことが重要なのです。Pもないし、Aもないだろ、なんてのは言いっこなしですぜ、旦那。

中間報告はこちら!!


GK

新井章太

今年もほぼほぼフル出場で、おつかれさまでした。24節に東京Vのバスケス・バイロンにおいたをして一発レッドをもらって翌週有給した以外は、フル出場。紛れもない守護神でした。失点数の少なさで上位にいることにかなり貢献したのではないでしょうか。新井でなくては点が入っていたであろう場面もかなりあり、やはりいいキーパーです。今年はビルドアップに加わることもけっこうあったのだけど、ビルドアップ自体をどうやるかが仕込まれてないので、鋭いボールを前につけるとかはほとんどなく、最終的にはやっぱりばんばん蹴ってましたね。最近はちょいちょい喧嘩っ早いというか、相手と揉める姿が見られることもあり、「イライラさせてごめんな……」という気持ちでいっぱいである。残って欲しいが、出てく可能性もあるなー。

鈴木椋大

リーグ戦では出場なし!以上!

松原颯汰

新井がいない唯一の試合だった24節のアウェイ大分戦がリーグ唯一の出場。しかし、終盤まで勝っていたものの、スナイパー呉屋大翔に立て続けに2点を叩き込まれて逆転負け。負け方としては今季一番悲惨なゲームだったかもしれない。まあ松原だけのせいでもないんだけど。唯一その試合しか見たことがないんだが、新井よりも足元はしっかりしていた感じである。

DF

新井一耀

残り1節を残して櫻川ソロモン、見木と並んでチームトップタイの7点。まさにエースストライカーでした。4バック時、5バック時の両方で起用され、1年を通してほぼスタメンを張っていたので、主力中の主力と言えるでしょう。実際、守備にはかなり安心感があったし、ほとんどセットプレーくらいしか攻撃の形が作れなかった時期には、もう新井が決めるしかない、新井が押し込むしかないんだという祈りにも似た期待がありました。ゴール前の嗅覚に関しては異常なものがあるので、常時ゴール前に置いておいてもよいのではないかと思いますが、まあそうなるとたいした活躍しないのが世の常ですね、それはやめときましょう。時々、ポカもありますがJ2レベルならまずまず信頼のおけるCBだと思われます。頼むから来年もいてください。あと、ビルドアップの部分は来年特に重要になると思うので、もうちょっとがんばっていきましょう。

鈴木大輔

前半は主力としてプレーしたものの、6月以降は怪我で全休。やむを得ないとは言え、キャプテンとしてはちょっとしんどいシーズンだったかな、と。来年5バックになるか4バックになるかはわからないのですが、5バックの左バックだと利き足でない左でのビルドアップがけっこうきついものがあり、4バックだと対人がちょっときついかもなーという印象がありますな。段々と怪我が増えてくるお年頃というところでもあるので、より一層体のケアをして、オフには謎のトレーニングと謎の栄養管理でバッキバキになって戻ってきてくれることを祈ります。細めのドリブラーくらいなら右手で首根っこ掴んでスタンドに放り投げるくらいのゴリラ感が欲しいですね(ファウルです)。

チャン・ミンギュ

今年は怪我などで出場試合が30に届かないという、主力としてはかなり不満の残るシーズンとなりました。後ろの選手ではまず間違いなく一番能力が高いので、出ればめちゃくちゃ頼りになったのですが、やはり試合に出ないことにはなんともかんとも。4バックになったり5バックになったり、チーム事情でボランチやらされたり、いろいろと落ち着かないシーズンであったことは確かで、そこは同情の余地はかなりありますな。対人に強く、高さもあってそこそこ繋げるというかなり有望な選手。現実問題として、来年このレベルの選手がJ2で10位くらいのチームに残っているかというと確率は非常に低い気がします。今年もなんで残ってたんだかよくわからないし。新監督に就任する小林慶行コーチとの相性次第ということでしょうか。残留をしてもらうために、小林監督は乳首周辺を重点的に攻めるえっちなマッサージでもしてあげればいいと思います。

田邉秀斗

川崎Fから夏のレンタル移籍で加入すると、そこからは即レギュラーに定着した元静岡学園のCB。3バックの左または真ん中でプレーしたのですが、とにかく異形のプレースタイルで驚愕。ボールを奪って前に相手がいないと爆速でドリブルを開始し、3人くらいは抜いて行ったりします。また、ふらふらとPA周りまで上がっていき、シザースでボールを跨ぎながら相手を抜いてクロスを上げたりするという、お前のポジションはどこなんだ、というムーヴも披露。前線への鋭いパス出しもばんばん通していました。身体能力もけっこう高い。ただ、その分かなりリスキーなのも確かで、最終ラインからボールを持って上がっていって普通に奪われて、ショック死寸前のカウンターを食らうこともしばしば。こいつぁ、諸刃の剣やでぇ……。アヤックス時代のフレンキー・デ・ヨングみたいなプレースタイルですね。川崎に戻ってポジションがありそうな感じがしないんですが、そもそもどこが適正ポジションなのかよくわかりません。このままのよくわからないスタイルで突っ走って欲しいものです。カンセロみたいになるんでしょうか。もう1年レンタルしてくれないかなー。川崎さんまだ修行が必要っしょー?

佐々木翔悟

前半戦では今年一番の補強!と思ったのだけれど、その後に大怪我で離脱し、チャンスを生かせず。復活して一度戻ったけどまた怪我をしてしまったのか、直近10試合近くはベンチ外(大怪我して全治8カ月だそうです、いつ怪我したんだっけ)。鈴木が怪我をしてシーズンアウトだったのに、シーズン通して出場時間が1000分に届かないのは、ちょっと残念でしたね。ただ、来年に小林監督の下でポゼッションをやるのであれば、その足元は必須。怪我が治って戻ってきたら長短のパスを前線にバシバシ通してくれることを期待します。そしてなにしろイケメンなので、インスタとかでバシバシと活躍してくれることも期待しております。

ダニエル・アウベス

謎兵器のまま終わるかと思いきや、DFがいなくて高校生すら借り出してくるレベルだったので、11試合とけっこう出場しました。スペックとしては、上背が合って、左利き、やたらとスピードがある、というかなりのロマン枠。かなり怪しいポジショニングで簡単に裏を取られるのだけれど、そこから爆速で相手FWに追いつく姿はかなり夢がありました。ロマン度合いでいったら、中日根尾の投手起用くらいある。このまましばらく出場していればもしかしたらすごい選手になるのかもしれないけれど、いかんせんレンタル移籍なのでブラジルに戻る模様。惜しい。惜しいのだが、君を育てている余裕はたぶんないのだよ。

米倉恒貴

振り返ってみれば30試合くらい出場しているものの、プレータイムはやたらと少なく、主に終盤のジョーカーとしての起用となりました。それでノーゴールはどうなんっていう話もありますが、まあアウトサイドの選手ですしね。組み立てとかそういうちまちました話は役割外なので、とにかく推進力だけは短時間で見せていました。ベテランがそれでいいのかという気もしますが、まあ落ち着きとかは求められてない選手なので。来季もこういった使われ方が続きそう。彼がクロスをフリーであげられるようなビルドアップができるようになればいいんですが。

末吉塁

サイドで単騎勝負ができる貴重な人材でしたが、怪我をして離脱していたら、4バック期間があったりして、今年の出場は20試合程度とだいぶ限られました。出れば勝負ができるスピードがあるのですが、出れなければ宝の持ち腐れですな。ものすごく当たり前のことを言っていますが。来季はポゼッション重視っぽい感じなので、似たような選手が多数集まりそうなこともあり、貴重な単騎突撃要因として重宝されそうです。ただ、残るのかどうかはいまいちよくわかりませんな。レギュラーで出たいでしょ、普通に。特化兵器としてなら、J1でも割と通用しそう。

秋山陽介

途中レギュラーから外れたこともあるものの、年間を通しては25試合前後出場しているので、本命不在の左サイドの一番手と言えたのではないでしょうか。左足のキックに優れているのですが、プレースキックは田口がほぼ蹴る関係であまり発揮できず。攻撃時には左WBとして田邉あたりとコンビネーションでなんとか左サイドを突破しようとしてました。ただ、この選手はやはり攻撃マインドが強い感じがして、守備になるとけっこうな脆さを感じました。元々左サイドハーフとかそんな感じなんでしょうかね。WBだと誤魔化せるけど、4バックの左だとかなり危ない。そこらへんの守備力の改善がこれからのキャリアに……といっても、もう27歳なのか。アタッカーだと突破力に難が、サイドバックだと守備力に難が、というゼンデン現象にどっぷりハマっている選手とみました。近年では一番試合に出たシーズンとなった今年を、来年以降にも生かして欲しいものです。

福満隆貴

前半戦はレギュラーとして活躍するも、4バックへの移行により次第に使われなくなり、5バックへと再回帰しても、基本的にはバックアッパーとしての起用となりました。出れば安心と信頼の福満印なのは変わらなかったのですが、シーズンが進むにつれてビルドアップが崩壊していくというよくわからない現象が起きていたので、周りとの関係性で能力を最大限発揮する福満としては、なかなか状況として難しかったのではないでしょうか。なんでもできるという万能性よりも、決定打がないという器用貧乏感を感じたシーズンでもありました。来季は主力として使われるのかどうかはさっぱりわからず、千葉に来て2年ということもあり、そろそろジャーニーマンとしては次のチームという感じもあるかもしれませんな。残ってくれたらめちゃくちゃ重宝するとは思うのだけれど、じゃあバリバリのレギュラーとして昇格に導いてくれるかというと、うーん、という。

西久保駿介

シーズン後半というか、今シーズン最大の功労者の一人であり、最も成長した選手ではないでしょうか。若さを生かした上下動、空中戦の強さで右サイドのレギュラーを完全に奪取。対人に強く、守備面ではかなり信頼できる選手になりました。また、攻撃面でもシーズンが深まるにつれて幅を広げており、鋭いクロスを放り込んだり、左WBのクロスに大外から飛び込むという謎出没プレイも見せ、躍動。高卒ルーキーで25試合オーバーの出場は120点でしょう。ビルドアップでも落ち着いてきてるしね。めちゃくちゃ空中戦強いのになんでお前がロングスロー投げるねん問題は解決することはなかったが、普通に来季もレギュラーとして考えていいのではないでしょうか。ただ、3バックでもCBはまだ一抹の不安感があります。あと、かわいい顔をしています。多部未華子にも若干似てます。絶対に出ていかないで欲しいのだけれど、セレッソあたりに買われそうな気もビンビンにしてます。

矢口駿太郎

6試合出ているのだけれど、全く記憶にございません。がんばれ。

谷田壮志朗

CBがギリギリな上に佐々木と田邉が怪我してしまったため、西久保(高卒ルーキー)、谷田(高校生)、桑原(高校生)というヤング3バックで8月17日甲府戦でデビュー。全員の年齢足してもカズよりも若い、どんな学徒動員チームなんだよ。数分間ではあったが、とんでもないデビュー戦だと記憶に残ったことでしょう。プレーはまだよくわかりません。

桑原晃大

同上。たぶん本職はボランチ?っぽい。同じくプレーはよくわからず。がんばれ。

前の方の人は後ほど!

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