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人口減少をチャンスに変える大転換。

表題は、私が考えた政治のスローガンです。
野党の皆様、自由に使ってください。早い者勝ちです。
もちろん、お代などいただきませんよ。
世の中を変えていくために、私にできることだと思っていますので。

さて、イーロン・マスクさんのツィートもそうですし、
私は知らなかったのですが、中田敦彦のYouTube大学でも人口減少が
取り上げられていたようですね。

今朝、観てみたら、私の書いていることと内容が
すごく似ている部分がありましたが、
私は、別に真似したわけではありません。
というか、普通に考えれば、誰もが同じような結論に至るだけですね。

さて、今日、私がここに書くのは単なる提言です。
今の私が考えうる提言ですが、とにかく野党の人ほど真剣に考えて欲しい。
なぜなら、これを本気で与党が取り組み出すと、
もう絶対に野党の勝ち目がなくなるからです。

だって、この人口減少社会をつくってきたのは
まちがいなく与党・自民党だったわけですからね。
そこが本気で尻拭いをするって言い出したら、
保守的な日本人は自民党に任せようとするに決まっています。

私が思うに、そして多くの人が少しでも真剣に考えてくれれば、
誰もが同じような結論に至ると思いますので、
なぜ人口減少をチャンスに変えなければいけないかを、
順を追って説明してみます。

まず、日本の人口減少ですね。
これは様々なところで声高に言われています。
が、ここではかなり具体的に、端的に言いますね。
日本の人口減少は、少子化対策をしても止まることはありません。

もちろん、少子化対策はしなければいけません。
しかし、その効用というか、理由は明確にしましょう。

日本人の人口は、このまま数十年は減り続けます。
今の推計では(しかもこれはほぼまちがいないものですが)
西暦2100年の日本の人口は3000万人から6000万人と言われています。

ここでは大雑把に5000万人としておきましょうか。
今の半分以下です。
まずこの現実を全員が受け入れた上で、
この現実に対して、どのように適応していくか、ということですね。

ここまでいいでしょうか。

ちなみに、今の推計では(つまりほぼまちがいなく)
西暦2050年の予想は9500万人です。
今の3/4くらいと考えればいいと思いますね。
で、そのころまでに、日本は脱炭素を実現していることになります。

これが日本の近い未来の姿のいち側面ですね。

ここから次の50年に向けて、日本人は減る一方ですが、
人口が減るということは、
イコール経済力が落ちるということを意味していますし、
税収が激減することを意味しています。

ここで、財政赤字のことについて考えてみましょうか。
今、日本は地方も合わせると1200兆円の財政赤字があります。
財政赤字とは、国家予算を国債発行によって賄った金額の意味です。

そして、この財政赤字はどこへ行ったか、というと、
日本国民の黒字として、日本人の手に渡っています。
つまり国債発行とは「通貨供給」のことなんですね。

で、よく財政を健全化しなければならない、
という言葉を聞いたことがあると思います。
これは国の借金を減らして、
国家を黒字経営しなければならない、という意味です。

なぜでしょうね。国は企業ではなく、巨大なNPOみたいなものですから、
黒字経営をしてはいけないものだと思います。
国家が黒字の場合、民間人が赤字を背負っているということだからですね。

しかし、国家も民間人も、両方黒字になる、ということはあり得ます。
それは民間人が、民間銀行から大量にお金を借りている場合です。
(この場合、民間銀行が赤字を背負っています)
通貨は借金によって市中に供給されますから、
貸し手は国でも、民間銀行でもいいのです。

ただし民間銀行から借りたお金は絶対に返済しなければいけないですし、
返済されると世の中からお金が消えてしまうので、
絶えず誰かが銀行からお金を借りてくれなければいけません。

銀行からお金を借りるというのは、お金を使うためですね。
貯金のためにお金を借りる人はいません。
企業が設備投資するとか、何か大きな買い物をするとか、
そういうときに銀行から借金するわけです。
これはつまり、経済活動を活発にしていくためにお金を借りる、
ということが言えるはずですよね。

でも、ここには問題があります。
地球はそろそろ大量生産・大量消費のサイクルをやめて、
ものを作り、使い、破棄するというサイクルのスピードを遅くしていかなければいけないのです。

この貪欲な資本主義社会の中で、
もっとゆっくり経済を回せ、というのが、地球からの命令なのです。
大量生産・大量消費をやめ、経済の速度を落とさなければいけないのに、
どうやって幸せに生きていくことができるでしょうか?

その方法を発見することが、ひとつのテーマです。

先ほど、人口が減少すると税収が減ると書きました。

当たり前ですよね。もし人口が減っているのに
税収が増えるという現象が起きるとしたら、それはどんな場合でしょうか。
それは国民ひとりひとりがものすごい金持ちになっていて、
高額納税者になっている、ということしか考えられません。

それは一人の人間の収入も支出も非常に多いということです。
経済の速度を落とさなければいけないのに?

ということは、いちどの経済行為に対しての単価が非常に高い、ということかも知れません。
どちらにせよ、今までのお金の考え方をしていると、
どうしても、地球の環境上限との辻褄が合わないと私は思っています。

これは別に日本に限ったことではありませんよ。
人類は皆、地球に住んでいるんですからね。

そうなると、人類は生きるために本当に必要な仕事の優先順位をつけ、
(何がいい仕事で、何がブルシットジョブなのかを明確にするのです)
本当に大切な仕事から労働力を割り振ることになります。

そうでない仕事の人は、
できるだけ無駄な生産や消費が起こらないようにするため、
あまり働かず、稼がず、消費せず、それでいて幸せな生き方を
編み出す必要があるんですね。

ポイントは「社会をゆっくり回す」ということだと思っています。
時代に逆行していますか?

いやいや、このままどんどん社会の回転が速くなったら、
いつかエンジンが焼き切れるだけです。
そうなる前に、社会をカームダウンさせ、穏やかな状態にしなければいけないのです。

穏やかな社会というのは、主に経済的に焦りのない社会のことでしょう。
人間社会の悩みそのものはなくならないにしても、
経済的な焦りはなくすべきです。

そこで必要なのは、暮らしに必要になるサービスが、
ほぼ無償で、あるいはものすごく安価に手に入ることでしょう。

こうなれば、収入そのものがそれほど必要ではなくなります。
いわゆる「いい暮らし」がただでできるようになったとしたら、
人々の性質はどのように変化するでしょうか。

有史以後、人類はそのような状況に立ち会ったことがないので、
あくまでも未知数ですが、
人類が生き残るためにはトライしなければいけないでしょう。

そんなとき、すでに深刻な人口減少に至っている日本は、
本当にチャンスを迎えているのです。
人類の大転換を図っていくリーダーになるチャンスです。

少なくとも、今までの価値観では
絶対に持続可能性がないとわかっているときに、
どのように価値転換していくのかを指し示せるのは日本だけです。
(他の国が先にやれば、
 日本はこれからも世界の後塵を拝しつづけるでしょう)

私たちが生きているのは経済社会でもありますが、
もっとマクロに見れば地球であり、宇宙の中です。
私たちはどんなに嫌がっても、宇宙の法則に逆らうことはできません。

絶対に逆らえない法則は、
エネルギー保存の法則と、エントロピー増大の法則です。

両者からわかるのは、
私たちは地球というひとつの有機体の一部であること。
そして我々の活動とは、地球という有限の資源を掘り返し、
使い、それをゴミという形に変換しているということです。

ゴミに変換されたものは、二度と資源には戻りません。
(数万年のときが流れれば別でしょうが)
リサイクルやサーキュラー社会への転換は必須ですが、
それとて永遠ではありません。
地球が朽ち果てるまでの時間を長くする効果があるだけです。

エネルギーを再生可能エネルギーに変えることも必須ですが、
それだけで未来永劫は生きられません。
太陽光パネルだって地球資源から作られているし、
永遠には使えないので、いつかはゴミになるのです。

私たちが種の保存のためにできることは、
とにかくサイクルを遅くすることです。
同じ距離を、もっとゆっくり進むことです。
同じものを、もっとゆっくり消費することです。

そのためには、私たちがこの世に生きている目的を、
少しでも多くの利益を出すこと、ではなく、
生きる意義にその焦点を当てることです。

それは社会主義とか、共産主義的だ、と思いますか?
私はそうは思いませんが、
では、なぜ資本主義的でなければならないと思い込んでいますか?
その理由は何なのかを、真剣に考えてみてください。
そこに本当に理由があるのであれば、探してみてください。

そしてその理由が、この宇宙の存在の中で、
本当に存在可能なのかを照らし合わせてみて欲しいんですね。

絶対に不可能だと思います。
お金は、人間の編み出した妄想であって、
利息や利益を生むという仕組みそのものが、
エネルギー保存の法則と、エントロピー増大の法則という、
宇宙の大原則に反しているからです。

その段階で、必ず持続不可能になることが自明なんですね。
あとは、どこで踏ん切りを付けられるかです。

人間は、ともに思いやりあい、限られた資源をやりくりしながら、
賢く、穏やかに生きていくことに幸せを発見しなければいけないのです。

争い、奪い合うことではなく。

そのためには、現存の社会システムでは、
北欧型の高福祉社会こそが理想型のひとつだと感じます。
しかし、高福祉にするには税収がかなり必要であり、
人口が減少する日本においては税収だけで高福祉を実現することには
限界があるようにも感じています。

ある程度の財政出動による通貨供給をした上で、
市中に十分な貨幣量がある状態をつくり、
そのお金が金融資本に移ってしまわないように税制を整えた上で
その一定のお金をどんどん社会に回遊させることで
高福祉社会をつくるべきだと思います。

お金を回遊させるとき、プロダクトの売買になると
また大量消費の渦に巻き込まれますから、
モノではなく、ヒトに支払うという消費文化をつくっていくべきです。

人間が直接サービスするぶんには、
いくら貨幣が動いても地球環境には負荷がないですからね。
そういう「人間中心」の世の中に変えていくことが
とても重要だと思っています。

それはコミュニティ社会を充実させることであり、
人口が減少していく日本にとって、まさにチャンスだと思っています。

皆さんはどう思われるでしょうか?

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