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学生時代、アメリカ留学中にカザフスタン人と出会ったことで、中央アジア大好きになった人。…

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学生時代、アメリカ留学中にカザフスタン人と出会ったことで、中央アジア大好きになった人。好きが興じて本業の傍ら、中央アジア料理教室を開くなどしています。

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  • 【随時更新】国内 中央アジア料理店ガイド

    ・実際に行くには遠い ・なんだかんだ、行くのは怖い ・言葉(ロシア語、現地語)がわからない と、ハードルを高く思われがちな中央アジアについて、まずは「料理を通じて興味を持ってもらおう」という趣旨のマガジンです。※店舗随時更新

  • アルマティ滞在記

    2016年3月に訪れたカザフスタン アルマティでの滞在記。

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【随時更新】国内 中央アジア料理店ガイド

私のnoteでは中央アジアはどんな場所か、景色か、を紹介しておりますが、 ・実際に行くには遠い ・なんだかんだ、行くのは怖い ・言葉(ロシア語、現地語)がわからない 等のハードルは少なからずあるかと思います。(現在は外出自体が足かせになっている状況ですが。。) そこで、まずは「料理を通じて興味を持ってもらおう」というのが今回のエントリーの趣旨です。※店舗随時更新 ※2020/6/28 レイハンウイグルレストランについて追記 ※2020/7/19 VATANIMに

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    • 中央アジア料理店③VATANIM@中野区

      中野駅から徒歩15分ほど、または西武新宿線の新井薬師前駅から徒歩10分ほどの距離にあるVATANIM(ヴァタニム)。もともと高田馬場でオープンされていたものを、2019年に中野へ移転。 この日は定番のプロフをオーダー。するとアチチュクサラダがついてきました。2人で分けてもちょうど良いボリューム。お腹を空かせた男性なら1人でもペロリと完食できそう。 グシノン。肉詰めされたベーグルのような見た目ですね。中央アジア料理にはこのように肉(主に羊肉)がぎゅっと詰められたパン・揚げ物

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      • 中央アジア料理店②TABASSUM@愛知県名古屋市

        都内だけではなく、実は愛知にもウズベキスタン料理のお店が2019年にオープンしました。 本陣駅から徒歩5-6分ほどの距離にあるTABASSUM(タバスム)さんです。 私はオープン時に訪れたのですが、こちらのツイートにもあるように、ド派手に店頭にOPENビラが張り巡らされていたので初見でもわかりやすい店構えでした。。 なかなか気のいいウズベキスタン出身のお兄さんが経営しており、日本語も堪能な方でした。私も自宅でプロフを作ったり、パフラヴァの料理教室を開いたりしていると会話

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        • 中央アジア食材:ジェベック ジョル@オンライン

          2021年にオープンしたばかりのオンラインショップ:ジェベックジョル。 中央アジアというと、「肉を好む民族はカザフスタンへ、魚を好む民族は日本へ渡った」というアネクドート(ジョーク)があるくらいに肉肉しいメニューが想起されますが、その中でもキルギスはハチミツが特産。 気候がハチミツ作りに適しており、ハチミツ大国のロシア(というイメージも意外かもしれません)産よりも上位に格付けされるといいます。 キルギスのハチミツの特徴は白いこと。クリーミーながら後味すっきりで、ハチミツ

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        【随時更新】国内 中央アジア料理店ガイド

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        • 【随時更新】国内 中央アジア料理店ガイド
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        • アルマティ滞在記
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        記事

          中央アジア料理店①アロヒディン@東京都中央区

          もしあなたが中央アジアに興味を持ち、どんな料理が食べられているのか興味を持ったなら。 本格的なウズベキスタン料理を食べるならここ。アロヒディンさんです。 東京都の八丁堀と日本橋の2店舗があります。 ※緊急事態宣言下では日本橋店でランチタイムのみ提供中の模様 中央アジアに限らず、ロシアやトルコエリアでも食べられる料理メニューが豊富なこのお店。 中央アジア料理として有名どころ(ザ・中央アジア)な料理、知る人ぞ知る料理、どちらも堪能できるところが魅力です。 プロフ(中央ア

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          中央アジア料理店①アロヒディン@東京都中央区

          パフラヴァを作ろう!

          2021年最初の更新。 改めて自己紹介すると、本業の傍ら、”おいしい中央アジア協会"の一員として中央アジア* を料理を通じて知っても楽べく活動しています。 *本協会では、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン を主に中央アジアと呼称しています そちらの活動では「パフラヴァ」と呼ばれる、中央アジアやトルコ、アゼルバイジャンなどの周辺国で食べられるパイのような食べ物の作り方をレクチャーしています。 過去の料理教室開催模様はこちらから↓ パ

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          パフラヴァを作ろう!

          オンライン料理教室開催を振り返って

          おいしい中央アジア教会では、中央アジア料理の認知のためイベント出展のほか、料理教室も開催しています。 貸しキッチンやスタジオを借りて開催することが多いため、例に漏れずリアルな場での実施が難しく、2020年上半期のイベントはキャンセル・延期状態でした。 そこで私が得意としている「パフラヴァ」(中央アジアやトルコなどで広く食べられるお菓子)を題材に、オンライン教室をトライアル的に開催してみたので所感を書き残しておこうと思います。 実施概要・使用ツール:Zoom ・おいしい

          オンライン料理教室開催を振り返って

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          写真で巡るヌルスルタン

          写真で巡るヌルスルタン

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          アルマティ滞在記⑦:リンゴの里

          7回に渡るアルマティ滞在記も今回でラストです。ここまで読んでくださった方、一度でも読んでくださった方、ありがとうございます。 今回はアルマティのメトロ、博物館について。 アルマティにはメトロが通っています。 一回の料金は約¥50。 切符やICカードの代わりに、コインで入場。 エスカレーターがとても長い。都営大江戸線ばりに長い。 プラットフォームにはいくつものテレビが設置してあって、CMが流れ続けています。駅情報・交通情報確認というよりは、テレビCMが延々流れているよ

          アルマティ滞在記⑦:リンゴの里

          アルマティ滞在記⑥:カザフスタンのお土産

          旅行や帰省、遠出などどこへ行ってもつきまとう悩み。そう、お土産選び。 カザフスタンにはお土産にとっておきのものがあるので、そのひとつを紹介します。 ずばり、チョコレートです。 青いパッケージは、カザフスタンの国旗がプリントされたもの。 国旗自体がかっこいいデザインなので、これだけでも目を惹きますよね。 一方、下のほうは首都ヌルスルタンにある、バイテレクが刻まれたもの。 ヌルスルタンに着いてまず目にするものがこのバイテレクですから、カザフスタンを象徴するランドマークで

          アルマティ滞在記⑥:カザフスタンのお土産

          アルマティ滞在記⑤: 好物のベシュバルマクにたどり着く

          山々に囲まれたアルマトイ。 街から離れ、自然を楽しもうと意気込んでいましたが、生憎の雨模様の為、バザールへ。 青果、服飾品、日用品など、様々なものが販売されています。 中には、アニメグッズショップも。カザフスタンでも日本のアニメは人気で、ロシア版Facebookと言われるvk(フ コンタクチェ)ではアニメ好きが集うコミュニティがあったり、モールではコスプレしてグッズを売ってるファン、公園でコスプレ撮影会をするファンたちの姿が見られました。 ちなみにかつてこのバザ

          アルマティ滞在記⑤: 好物のベシュバルマクにたどり着く

          アルマティ滞在記④ 佇むビートルズ

          4日日に向かったのは、ロープウェイを使ってアルマティの街全体を見渡せる、кок тобе(コクトベ) 山頂付近まで登ります。といっても、周辺にはもっと高い山々があるのです。移動中に見える住宅街。 登りきると、こんな景色が。 こうしてみると、高層ビル群が多いことに気づきます。 山頂では街を一望できるほか、小さな動物園や、日本でいうスカイツリーのような電波塔、レストラン、観覧車などのアトラクションがあります。 そして散策路を歩いていると、驚くことにビートルズ

          アルマティ滞在記④ 佇むビートルズ

          アルマティ滞在記③: 大統領公園

          3日目は、国立民族楽器博物館と大統領公園へ。 まずは国立民族楽器博物館。 民族楽器が展示されているとあり、気になって行ってみるとこの日は一般閲覧ができず。その代わりに、民族楽器の演奏がありました。 ロシア語での語りと歌詞はわかりませんでしたが、音楽的には、なんとなく、ジミーペイジがやってそうな感じ。さしづめ、民族音楽というところでしょうか… しかしこの外観。ゼンコフ正教会といい、唐突に現れる鮮やかな建築物もまたアルマティ散策の楽しみでもあります。ヌルスルタンは(良くも

          アルマティ滞在記③: 大統領公園

          アルマティ滞在記②: Наурыз

          カザフスタン アルマティ滞在2日目は、春の訪れを祝うНаурыз を見てきました。 ナウルーズ または ノウルーズと表されるこの祭典、もともとはペルシャ語に由来し、カザフスタンに限らずアフガニスタン、ウズベキスタンなどシルクロードに関わりある国々で祝われる日とのこと。 アルマティでは、このような看板や旗が掲げられ、屋台やユルタ(юрта)と呼ばれる伝統的な移動式住居を模した出店で食べ物やアクセサリーの販売が行われていました。 ユルタの中は思ったより広く、大きめのテーブ

          アルマティ滞在記②: Наурыз

          アルマティ滞在記①

          今回から何回かに渡って、2016年3月にカザフスタンの都市:アルマティに滞在した時の模様について綴ります。 この都市はカザフスタンの旧首都で、アルマティ または アルマトイと呼ばれる都市名は「リンゴの里」に語源を持ちます。英語ならAlmaty、ロシア語ならАлматы と表記されます。 現首都のヌルスルタンは"作られた"街だけあって未来都市的な印象を与えますが、アルマティは旧ソ連的な"古き良き"落ち着いた雰囲気があります。 この時は日本から、韓国経由で行きました。北京経

          アルマティ滞在記①

          パフラヴァに合うナッツ-クルミ vs アーモンド-

          自宅で作る料理のレパートリーに、中央アジアおよび周辺地域で食べられるお菓子「パフラヴァ」というものがあります。 ナッツや砂糖を乗せたパイ生地を何層にも重ねて焼く、いわば中央アジアのパイで、砂糖、はちみつも絡んでくるので焼いている最中は部屋中が甘い香りに包まれます。 起源は諸説ある中、トルコやイスラム文化の関わりを指摘する意見があり、その地域圏ではバクラヴァと呼ばれています。 私が開催している料理教室ではこのパフラヴァを取り上げているのですが、自宅・教室ともに普段はクルミ

          パフラヴァに合うナッツ-クルミ vs アーモンド-