博多駅でハムスターに出会った話

大学生の時、友人からハムスターを譲り受け、飼うことになりました。
それから数ヶ月が経ったある日、僕は大学のプロジェクトの展示のため博多駅にいました。2日間あったその展示の初日。僕は何を思ったのか、駅ビルにあったペットショップへ行きました。

駅ビルの中のペットショップなので、小さなペットショップでしたが、小動物や小鳥などの場所を取らない生き物は販売していました。小動物代表とも言えるハムスターはもちろん一番目立つところで。

ふと「ウチにもう一匹ハムスターいたら楽しいかもしれない」という想いが頭の中によぎりました。
値札に書かれている金額は1,000円から2,000円程度。命あるものの値段設定にしては、何とも残酷な設定にも感じてしまいましたが、大学生の僕でも手が出せる金額だな、とも感じていました。

僕は家に帰ると、もう一匹ハムスターを迎え入れる準備を始めました。
「明日はハムスターを買って帰る」
何とも斬新なおつかいを自らに課したのでした。

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