ODOって何者なんだろう
試験対策の時にざーーーーっと読み通した中で見たODO。OpenShift Doの略とのこと。
とりあえず何者かが、ocはより(OpenShiftに近いという意味で)低レベル、それに対してodoはOpenShiftについて抽象度高くしてくれていて意識しなければいけないレベルが浅くなっている、というレベルの理解。それ以上はまだよくわかっていないのでざっくりドキュメントを見てみる。
* OpenShiftに詳しくないと少し面倒に感じたボリュームマウントによる永続化は次のコマンドでできる(これPV, PVCはどんな感じになるんだろう......?)
odo storage create <storage_name> --path=<path_to_the_directory> --size=<size>
* サービス間の連携は次のコマンドでできて環境変数が差し込まれる
odo link backend --port 8080
* アプリの公開も開発者の立場から見たコマンドに置き換えられてる
odo url create frontend --port 8080
* DBのサービスを作成するのは次のコマンド(対話型でこの後postgresql-persistent と打てばPostgresのDBが作れる)
odo service create
* デプロイされたアプリのデバッグに使うport-forwardはdebugのサブコマンド内に収められている
odo debug port-forward
という感じで、OpenShiftそのままで使うにはハードルが高いよね、というポイントを下げてくれている感じ。
まあ正直、ocを使える人が使うことによって得られる利点はあんまり多くないように感じた。
自分が考える典型的な想定使用者は、OpenShiftを組織の都合で導入されたけどOpenShiftを全く知らない、という人たちが今後OpenShiftを前提にした開発をする場合に使っていくのにいいだろう、という感じ。
odoを入れない場合は、インフラ側の人など詳しい人はbuildのトリガー設定などを設定してあげてGitにPushしたらトリガーされてデプロイされるようにする、典型的に変更をよくする箇所については案内してあげて手順でカバー、みたいな感じになるだろうというところ。
なので、それが辛くなってきた時にodoを入れて管理者というかOpenShiftに強い人の負担を減らす、そういう流れをとるのがいいのかもしれない。
いずれにしても、選択肢が増えたことは今の所歓迎すべきなのだろうね。今後のより直感的な使い勝手に期待。
posted on: https://blog.tkhm.dev/2021/01/odo.html