自営という自衛
在庫は罪庫
そうサラリーマン時代に教わった。
要は在庫は罪だからさっさと売りさばけって話なんだけど。
そもそもはなから売れそうにない商品作るんじゃねえって、新入社員の分際で思ってたものだ。
で、自営は自衛。
世の中どんなになるか分からない。だから組織に頼らず、自力でお金を稼げるようにしておくにこしたことはない。
今どきの起業って融資で資金かき集めたり、ものすごいアイディアがあったりって思われがちだけどむしろそういうのは必要ない。特にいきなり会社から独立して融資を集めて、なんてのは絶対にダメ。
自己資金で損しない範囲のごくごく小さい範囲で始められるのが良い。
で、少しずつ広げていく。
ゾゾタウンとかそういうユニコーン企業とか、ものすごい稼いでいるように見えるけど、あれは元手となるお金を集めているに過ぎない。それを元手にどう稼ぐか、という実力についてはまだまだ未知数だ。でもやっぱりみんな勝ち馬に乗りたい欲はあるから、お金を集める人のところに投資したくなる。するとお金が集まってビジネスが成功する確率があがり、リターンの期待値もあがる。そうやって本当にリターンをもたらせば、それはそれで成功と言うものだ。こうしてまだまだそれほど稼いでいない時点で、とにかく期待値を吊り上げてお金を集めることが可能であることを示したのが、昨今のユニコーン企業じゃないかと思う。
そういうのは真似する必要はない。ある意味、人並み外れて厚顔無恥であるという異能が必要だからだ。
空き時間と余裕のお金でできる範囲のスモールビジネス。
メルカリで何かを売るのだって立派なビジネスだ。そうやって自分で仕入れたものを売るという経験をすること。
新卒でサラリーマンになった人は、案外その経験がない。
だからそういうのをやっとくのは良いと思う。小さいところから徐々に広げる。別に広がらなそうなら広げなくても良いわけだし。
小さな小さなミニマム副業。それをみんなやればいいと思う。けっこう楽しいのよ。
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