【制度融資の仕組み】

【制度融資の仕組み】
今回は制度融資についてです。
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制度融資って?
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制度融資とは、「都道府県や市区町村などの自治体」「銀行などの金融機関」「信用保証協会」
この3つの機関が協力して行う、中小企業や個人事業主をサポートするための融資制度のことで、基本的には銀行などの金融機関が窓口となり融資を行います。
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メリットは?
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▪️低金利、連帯保証人なしの融資が可能
信用保証協会が融資の保証をするため、連帯保証人なしで融資が受けられます。また、金利も1%台と非常に安いので負担が少なく、利用しやすいものとなっています。自治体によっては金利を一部負担するといった制度を設けているところもあり、負担金は0.5%以下となる場合もあります。
▪️開業時でも資金が借りやすい
銀行などの金融機関が窓口となり、信用保証協会が保証をしてくれるため、金融機関は大きなリスクなく、融資ができます。そのため、実績のない人でも非常に安い金利で借りることができます。
▪️各種経営支援が付属する場合がある
地方自治体にとって、活気ある街づくり、雇用安定、財政基盤安定のために、中小企業が元気であることは必要条件です。
制度融資が資金というリソースを供与する制度であるとするならば、これに加えて、経営手法のアドバイスなどの情報というリソース提供も付属している場合も見られます。孤独になりがちな中小企業や個人事業主にとって、相談相手がいてくれることは心強いものです。
次回は公庫と制度融資の違いと結局どっちを利用したらいいの?に触れていきます!

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