考えるより感じろ、そして考え抜け！

今回もメモ録公開！正直、メモが難しいほどの怒涛なトークイベントだった。

まとめると、考えるより感じろ、そして考え続けろということだと思う。
キーワードは「分からない」ということ。

また、論語、世阿弥は凄い。
そして安田さんは鬼面白い。

■概要
・日時、場所
2018/04/23、19:30-21:30
原宿 Think of Things Studio

・お題
「アート思考×ビジネス」シリーズ第2弾
「日本流イノベーションの可能性 -アート思考と身体」

https://www.facebook.com/events/563819537430873/?ti=icl

・スピーカー
能楽師　安田登さん
　演劇家　藤原佳奈さん

・モデレータ
　uni'pue代表　若宮和男さん

■内容

●自己紹介
・安田さん、能をやっている、経営もやっている。会社作っている、プレステのゲームのプロデュースしていたり、攻略本書いたりもした

●前置き、若宮
・アート思考は普通。ロジカル思考に寄りすぎいると考えている。

・0->1はアート思考、1->10はデザイン思考、10->100はロジカル思考

・ イノベーションは分からないもの
・ロジカル思考は、説明文でわかる
・デザイン思考は、キャッチコピーなので共感。
・アート思考は、詩みたいなもので分からない。

・ビジネスの現場は、わかること、説明できることしか決済がおりない。

●日本的身体
・何かやるときに考えてやるのは時代遅れ★（安田）

・能はつまらない、でも楽しくすることを踏みとどまった。結果、つまらない。つまらないまで行ったから続いている。（トレンドを追いすぎて本質を外すのはダメよってことかと思う）

・ありがたいものが、だんだん、当たり前になって他のものにとって変われて消えていく。能は、つまらないからこそ、変わらず残っている。

・能の外在化がAIなど

・能がなんで続いているか。伝統、初心。

・伝統とは、誰でもついていける時代を作ること。 ★

・陰陽の和するとこを知るべし★

・夜は静かなので明るく話す。そうすると寝ない。昼は明るいから静かに話す。と陰陽をまじわせる

・小鼓は陰、wet、偶数、偶数伯は早くなる、雨の日に気が沈むが拍が早くなるから楽しくなる

・大鼓は、dry、奇数 、宴会拍子

・能は舞台にいる人の流派が全員違う。流派が違うと台本が違う。なので、コミと呼ばれる呼吸で合わせている。なので先が読めない。

・能は呼吸を感じる力が大事

・完全なマニュアル化をしない

・世阿弥、初心忘れるべからず。本来は、次に行くときにかつての自分を切りなさいという意味 ★

・突然変わる。変わった瞬間は、変なことしていると思っても、否定されても続けるとそれが新しい自分となる。

・初心的身体

・若いときの初心はできる。ある程度、年食うと初心は怖い。

・壊してから、どうなるか見守る

・未来思考ではできない

・能は可視化できないことを信じる感じ

・検索エンジンは、ネット上にあるものしか検索できない、自分が検索したいものしか検索できない。オススメは興味あるものしかでないので、新しいことは起きない。

・目で見ても変わらないけど、その時の想いが異なると何かが違う。

・能は心は重視しない。

・心は変化する、心の表層の時代に想いがある。こいは想い。こいとは、乞いが語源。乞いとは、足りないものを求めること。

・体は殻が語源。想いは身。動かしているのは体だが、想いで差がでる。

・やばいときほど楽しい

・温故知新 ★
温故、古いものを、ぐつぐつ煮る
知新、新しい切断面。

知は、至る
新は、木を切ること

・能を外在化、文字で外在化し、今はなんでもwikiで調べるから能をクラウド化している。能は、使わないので、暇になりゲームとかだけしている。そして飽きる。

・アイデアを出すのに大事なのは、ぬか床をかき回すイメージ。かき回さないと腐る。けどかき回しすぎるのはダメ。なんか仕込んでないと出てこない。

・和が大事。3人よれば文殊の知恵なのが、和。考えてきたものを、捨てることから始めて新しいものがでる。日本は和の国なのに、いまは会議で声の大きな人の意見が通るだけ、これは会議ではない。★

・閃きはが起きるための仕込みはどうやるのか？
気になったものの本は買う。あと、運と縁が大事。何か気になるというのが大事。

・因果と因縁
花が開いたから蝶々が来たのが因。
蝶々が来たから花が開いたのは縁。

・論語が大事 ★

・能や論語は社会的資源、5/25にイベントやる

・初心、変化はどう起きたのか？ 多分、外からの圧力だと思う。

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