『御家人斬九郎』～能村庸一、粋と酒の美学
予告しました通り、過去に書いた原稿を１記事１００円でアップしていきます。
その最初となる今回はこちら。
２００２年の終わり、私が２５歳の時に書いた文章です。
日本大学の大学院に在籍していた折、「修士論文」を書きました。これは修士号という学位を得るための論文です。大学の学部を出る時に卒業論文を書いて得られる学位が「学士」、大学院の修士課程で得られるのが「修士」、そこからさらに進んで得られるのが「博士」という順になります。
修士論文の時にテーマとしたのが、「プロデューサー・能
