WFHとおうち時間を支えるイヤホンたち

知人が紹介してくれたBluetoothイヤホンが想像以上に良かったので、どうせなら手元にあるイヤホンの機種と使い分けとかを書いてみるかってことでこの記事を書いています。イヤホンは音楽を聴く以外にもオンラインミーティングやオンライン飲み会でも活躍しますしね。

という事で我が家のイヤホン全選手入場!

Ultimate Ears Triple.fi 10 pro

新卒2年目の冬のボーナスで買った高級イヤホンです。既に生産終了しています。
当時は49800円くらいだったはずで、金額が金額だけに買うときにとても緊張しました。(箱もくっそ豪華)

これを買う前はUltimate Ears Super.fi 5というのを使っていました。音はすごい満足だったのですが、ケーブルが断線してしまい「ケーブルだけを交換できるやつ!」という条件で買い替えを検討しました。そこで見つけたのが10 proだったという流れです。

当時はリケーブル(ケーブルの交換)で音が劇的に変わると話題になっており、かくいう自分も海外のサイトでケーブルを購入しては「変わった・・・気がする・・・変わったな・・・?」という感じでハマってました。

音はもう最高 of 最高で、この価格帯だとこれ以上のものは(当時)見つけられませんでした。十数年経った今でも一切の故障がなくて問題なく使えており、音質も劣化することなく現役で大活躍しています。問題は自分の耳の形との相性が良くなくて、たまにポロッと落ちる事くらいでしょうか。

SONY WF-1000XM3

おっと急に最近の話になりました。
2019年の年末にワイヤレスのイヤホンが欲しくなり、実際に使っている知人の話を聞いてみて購入しました。当時23000円くらいだったので10 proに比べて気軽にポチっちゃいましたね。

この頃の私はASMR動画にドハマリしており、動画を聴きながら寝るというのが習慣になっていました。10 proは音質も音の臨場感も最高で全く問題なかったのですが、ハウジングが大きく角度が微妙だったので寝返りをうつとイヤホンが耳の奥までめりこんでしまったり、ケーブルが首に絡みついて辛いという事が増えていて、丁度良いワイヤレスイヤホンは無いかなーと情報を収集していたところ知人からオススメされました。

言うてサイズはそこまで小さくないのですが、耳に入れた時の収まり感が10 proに比べて圧倒的に良くて寝返りしても苦にならないレベルです。音質も良くて音の臨場感も全然悪くないので重宝していました。しかしバッテリーの駆動時間が6時間なのでたまに朝方に「バッテリーが切れました。電源をOFFにします」ってのが流れてきてそれで目を覚ますという微妙な体験に悩まされてしまいました。また、ファームウェアの転送エラーでアップデートに度々失敗するというのにもイライラ。やはり時代は有線なのか・・・?

final E500

ASMRえちえちイヤホン 以上。

転職祝いでnekoruriさんに頂きました。さすがよくわかってらっしゃる。

有線で小型のハウジング、抜群な音の臨場感、それでいて2000円前後の圧倒的コストパフォーマンスというASMRのために生まれてきたようなイヤホン。耳に入れたまま寝返りしても問題なし。バッテリー切れに怯える事もなし。断線したらすぐに買い増しできるくらいの価格感。これがイヤホンのImmutable Infrastructureじゃい(?)

一度ASMR動画を流せば実際に耳かきされているのでは!?イヤホンからふーって吐息が流れてくるが!?!?となること間違いなし。一時期はその人気の影響で在庫切れという状態が続いていましたが、もし今在庫があるのであれば絶対買ったほうがいいです。幸せになれます。

「いやいやお前ケーブルで首締まって辛いって言ってたやんけ」と思うじゃないですか。いいんですよASMRが最高だったら。細くてしなやかなケーブルなので大丈夫なんですー!

ということで、つい最近まで常に枕元に置いてあるASMR専用イヤホンになっていました。ただし、音が良いと言ってもガチで音楽を聴くためのものではないとだけ付け加えておきます。それに関しては値段相応ってことで。

AfterShokz Aeropex

Bluetoothの骨伝導イヤホンってやつです。

先日のZoom飲み会の時に長谷川さんが発した一言
「そういえばさ、牧さんが書いてたBluetoothのイヤホン試した人いる?」
がきっかけになり、上記の記事を読んでポチる人が急増。局所的・一時的にバブルが発生して爆売れしたと(知り合いの間で)話題になりました。20000円くらいなので、その辺のBluetoothイヤホンよりはちょっとだけ高めかもしれません。恐らく。

これの魅力はなんといっても負担の少なさ。めちゃくちゃ軽いので耳にかかる負担も少なく、つけていることを忘れてしまうレベルで快適です。耳の中に入れなくてもちゃんと音が聴こえるというのは何気に驚きの体験でした。寝ながら使用することもでき、寝返りを打ってもあまり痛くないです。ただ、長時間同じ向きだと少しだけこめかみが痛くなるかもしれません。

実は骨伝導イヤホンを使うのは初めてで、「本当にちゃんと音聴こえるのか・・・」とか「音質が悪くてASMRに使えないのでは?(こればっかり)」と多少の不安はありました。しかし全くの杞憂でちゃんと聴こえます。そしてバッテリーはなんと8時間オーバーの持ち。これは優勝です。

短所について既に牧さんの記事で書かれていますが、音質について言えば真面目に音楽を聴くためのものではないです。テレビの音・ゲームの音・YouTubeの音・そしてオンライン会議の音をある程度のクオリティで聴くためと割り切った方がいいかと思います。
また、音源の音量(例えばZoom会議の話者の声)が小さい場合はこちらでボリュームをあげる必要がありますが、音量をあげすぎるとイヤホン部分が振動してこめかみがくすぐったくなる事があります。めっちゃ振動してるんですねこれ・・・。

まとめ

使用感を踏まえてこんな感じでイヤホンを使い分ける事にしました。

ちゃんとした音で音楽が聴きたい:Ultimate Ears Triple.fi 10 pro

オンライン会議 / 飲み会に使いたい:AfterShokz Aeropex

ASMRを聴きながら寝たい:AfterShokz Aeropex or final E500

外出時に音楽を聴きたい:SONY WF-1000XM3 (昨今の状況により使用頻度激減...)

結果的にではありますが、なんだかんだで棲み分けができたのでヨシ!という事にしておきます。ガジェット好きだから買うのやめられねーんだわ。

ということで、みなさんも快適なおうち時間を!