事業創りに大切なのはWILL

こんにちは。コマキです。
先日、書いた下記noteの続編です...

※上期の振り返りnoteみたいになってしまいました(笑)
では、書いてきま~す。

■事業創りにはWILLが必要

前編でも述べましたが、新規事業を立ち上げにあたって大切なのはWILL(意志)の形成です。WILL(意志)とは「誰の、どんな課題を、なぜあなたが」解決するのかを明確化すること。
私はWILLを明確にしないまま、スポーツが好きだからという理由だけで、スポーツ事業を走らせていました。

■ファン目線を忘れていた

スポーツ事業を立ちあげてから、1年。その間にいくつかのチームと取り組みをさせていただきました。ある一定の成果が出たつもりでいましたが、中々継続せずに終わっていました。なぜ、うまくいっていなかったのか。それは明確で「ファン目線」を忘れていたからです。ファン目線を考え直すきっかけとなる出来事がありました。それはコロナウイルスです。

コロナウイルスの影響により、「無観客試合」「入場制限」が行われ、「チケット収入」が減収に繋がりました。私はこのような非常時の時こそ、改めてスポーツの価値を見直す必要があると考え、今までファンが感じていたスポーツの魅力を洗い出すことにしました。

※詳しくは下記、noteをご覧ください。

その時に作ったのが、下記表です。

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上記はJリーグのファン層の定義を元にし、再度コマキが分類した図になります。賛否両論があると思いますが、簡単に纏めてみました。

※参考

観戦経験回数を軸に大きくファンを3分類しました。
年に1~2回を「興味層」、年に3回~14回を「ライト層」、17回以上を「コア層」と分け、ファンのインサイトや求めているコンテンツなどを書き出しました。

■コアファンと関係を築くための「ファンコミュニティ」

スポーツの価値を洗い直した上で、ターゲットとしたのが「コアファン」。上記、表で考えると年間17回以上観戦するファン達です。何故、コアファンが重要かというとチームを今まで支えてくれて熱量高く応援してくれるロイヤリティの高い存在だからです。コロナのような非常事態だからこそ、熱量の高いコアファンを巻き込む施策が必要だと考えました。

そこで、推し進めたのが、オンラインファンコミュニティです。「オンラインファンコミュニティ?」という方もいるかと思いますので、簡単に解説をします。
ファンコミュニティとは、Facebookグループやコミュニティプラットフォームを活用して、行われる会員制のクローズドコミュニティです。
具体的には、SNSでは発信されない限定情報の公開、コミュニティ内限定チャット、会員限定イベントなどのコンテンツが用意されています。
ファンコミュニティ内では、上記コンテンツを活用し、チームとファンの交流やファン同士の交流を行えます。

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オンラインファンコミュニティを導入したのは、下記ニーズがあったためです。


■チーム
「ファンの声をチーム運営にもっと活かしていきたい!」
■コアファン
「自分たちの声をチーム運営改善に繋げていきたい!」


チームとファン、ファン同士が意見を交流させることで上記ニーズを満たせると考えました。そこで、オンラインファンコミュニティを活用し交流できる空間を提供しました。

■私が成し遂げたいこと

オンラインファンコミュニティを実際に導入してみて、コアファンの「熱量の高さ」に驚いています。「新規ファンを呼ぶには○○したらいいのでは」や「こういった企画を実施したらファミリーが来る」などの議論が行われています。
私はオンラインファンコミュニティを通じて「ファンによるファンのための企画」の実現をしたいと考えています。
上記が実現できれば、ファンが楽しめる企画が増え、新規ファンも増えると考えています。

事業を立ち上げて、実現させたいWILLが見えてきました。実現に向けて事業3年目を走っていきます。

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