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スプラトゥーンと黒zap解説

休職をしてからしばらく、スプラトゥーンをしていた。もともとウデマエはS+5〜6くらいで停滞していたのだが、去年の11月くらいにガチエリアがウデマエXになった。「いや、ガチエリアでXいくなら他のガチマでもXいくのでは?」と考え、これまでほとんど一切触れてこなかった他のガチマをやったら先月ガチヤグラもXになった。もうスプラトゥーンでX帯いきたいやつはまず仕事を辞めろ、話はそれからだ(暴論)

今回の話はスプラトゥーンをメインにするので、わからない人のために簡単にスプラトゥーンのルール解説用画像を載せておきます↓↓↓

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コジカが握っている黒zapというのは、前衛〜中衛に位置するブキで、塗りが強いのが特徴だ。サブウェポンはキューバンボム(置いてから2秒後に爆発する)で、スペシャルがインクアーマー(味方全員にインクを纏わせ敵の攻撃を軽減させる)。スプラトゥーンの中でも使っている人が多く初心者でも使いやすいブキである。

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コジカがX帯にいけたのは「立ち回り」を改善したからだと思う。それまでのコジカはキル厨だったのでキル武器でないzapでキルをとっていた。しかし、zapの特徴は記述した通り、塗りが強くインクアーマーで味方の強さを底上げするのが本来得意とするブキ(味方をサポートする)なのである。キルしたければブラスター系を握れ、マジで。

特にインクアーマー。他のスペシャルとは一線を画すスペシャルである。15あるスペシャルのうち「味方全員に」作用するのはインクアーマーだけなのだ。他は全て単体(自分)でしか発動しない。すなわち、自分がデス(キルされてリスポーンに戻り、スペシャルゲージの貯金が減る)した時に味方にまで影響を及ぼしてしまうといえる。だからzapは死んではいけない(特にデュアルとプライムと対面したら即逃げ一択である)、そして勝てたときは大抵味方の中で1番デス数が少なかった。

そういえば、ガチガチの前衛ブキの人に「味方に黒zapがいると心強い。安心して前に出れる」と言われた。黒zapが担っているのは、前衛が攻めている時に後方の塗りを維持することと、インクアーマーを回して前衛を攻めやすくしてあげることである。なのでコジカは前衛のデス数を気にしない。前衛は荒らしてナンボ。だがヤグラに乗らないリッター、テメーはダメだ。

▷味方を意識する、ということ。

これがX帯にいける鍵。すなわちS+とXを分ける壁である。ちなみにS+以下は単純に対面が弱いだけだと思うので、自分のブキの長所を生かしたキルの練習が必要かなと思う。敵の意識はできたらでいいので、まずは味方の理解が優先。

例えば味方が以下の編成で来た時に何を考えるか。

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コジカが思う感想は「自分以外の誰もエリア塗らねえな」です。

逆に言うと味方はzapいるからエリア維持はそんなに気にしなくていいな、と思うはず。コジカはプライム使う時はそう思っているので。キルを取りに行くのはプライムとハイドラカスタムに任せる。今回zapはそんなに攻める姿勢を見せなくても大丈夫な感じ(アシストはいきます)。それから大事なことはハイドラカスタムとスペシャルが被っていること。お互いインクアーマーの発動が重ならないようにスペシャルを吐くタイミングを気にしておく。

打開時は4人揃ってアーマーがたまれば押します。スパッタリーのチャクチは絶望的に弱いので数には入れません。プライムのナイスダマはたまってればなお良し、という感じ。打開時はデスしないようにマップを開きながら、4人が前線に立った瞬間を見計らって発動。

①キルと塗りのバランス
②スペシャルのバランス

これを初動で確認し、自分の立ち位置を決めるのがzapの特徴。

▷対面性能をどうあげるか。

いわゆる前衛同士での撃ち合いに勝つにはどうしたらいいのか?という課題。あと絶対に勝てるブキと勝てないブキがあるので紹介します。

→勝てるブキ

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スプラローラーとカーボンローラーには“対面で”勝てます。

→勝てないブキ

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いやほんともうコイツら(及び類似ブキ)マジで無理だから。

上記が“対面で”勝てるブキ勝てないブキ代表。他のブキに関しては射程が短ければ勝てるし、同じくらいなら五分五分、長ければ確実に負ける。※後ろから刺せばどのブキでもキルできるがあくまで“対面で”。1対1での撃ち合い。

確実に勝てるブキに対しては強気でいき、確実に無理なら絶対に撃ち合わない、が原則だが、五分五分の撃ち合いをどう勝てる撃ち合いに持っていくのか?ということ。

①カニ歩き
zapはジャンプでのブレが強く、ギアでの補正もあまりかからないため地べたをゴキブリのように這って生存するのが吉です。ジャンプは絶対にしない。ジャンプで撃ち合ったら確実にスシコラや同じzapに負ける、カニ歩きでいけ。上記に描いたスプラローラーも縦振りを避けつつカニ歩きで勝てます。横降りも距離を取れば1発耐えるので、振りが遅いローラーに対してなら4発打ち込める。

②キューバンボムを利用
キューバンを相手の後ろに置き、メインの撃ち合いで当たらずともキューバンの当たる位置まで相手を誘導するテクニックです。インク最大量で撃ち合いが始まればキューバンが作動するまでの時間、メインは持つ。

③最大射程を生かす
自分より短い射程を確実にキルするために、後ろに引いたり横に歩きながら撃つことでzapのメインの射程を生かし、確実にキルしていく。このくらいまでならギリギリ届くな、という感覚を覚えることが必要。

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ブキとの相性について考える。

ブキ選びの時に、他の人はどんなことを考えて選ぶんだろう。コジカはたまたま初心者の頃から黒zapを使っててそのまま使い続けている。S+で停滞していた時はzapでキルをとることを目標にしていた。きっとXに上がったのは自分とブキとの相性を見直したからだ。ウデマエがあがらない人はブキの理解が不十分だと思う。出来ること出来ないことを認識して自分の長所を生かし、短所は仲間にカバーしてもらう。スプラトゥーンは4対4なのだ。心強い味方が3人もいる。

スプラトゥーンは味方をディスる人が多い。マジでクソみたいな味方とマッチすることも多々あろう。しかし、マジでクソみたいな仲間とマッチした時でもチームを勝利に導かないとウデマエは上がらないのだ。ウデマエXの人たちはマジでクソみたいな、初動デスをかまし復帰後秒でハイドラに抜かれるクソザコzapを支えてきた猛者たちなのである。

ウデマエが上がる、というのは“チームが勝利する”、ということだ。

チームが勝利するには、(自分含め)まずチームがどんな構成でどんな動きをしているのか把握する必要がある。目の前の敵だけでなく、イカランプや味方スペシャル発動時の表示を見ることがその第一歩だ。

それが“最低限”できるプレイヤーにつくのが“X”という称号だと思っている。

ということで少しでも黒zap使ってる人の助けになれれば嬉しいです。

おわり。


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