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正義の肥満化

一体人間の知識というものはどういうものであろうか。
知識とは責任の所在を明らかにするものである。
知識が進むに従っていつでも
責任は向こうにあってこちらにはない。
我は善なり彼は悪なりということで
争うて行かねばならぬのであります。
        金子大榮

人見知りだ

信じてもらえないことが多いが
そうとうな人見知りだ

仲のいい人間は
「だな」という
「汚いやつ」と笑われる

人見知りなところを見せない
それくらい人見知り

人付き合いが良さそうに見せかけて
相容れやすいように見せかけて
軽そうに、ちゃらそうに見せることで
その場をやり過ごす術を
いつの間にか覚えていた

だから
基本
笑っていない
見知った
ある程度心許した相手の前でなければ
愚痴や、悪態や
ヅケヅケものを言える相手の前以外では
作り笑いだ

目が笑っていない?

それも言わせないくらい
ばれない
人見知りだ

もうそれ人見知りじゃないでしょ!

そうとも言われるが
人見知りなのだからしようがない

できれば
新たな出会いはないほうが楽だ

でも
新たな出会いは
ほっておいてもやってくる
会おうと思って会うわけではない
だからどうしようもない

でも
だから
人見知りのくせに
面白がっている
出会いを

もうそれ人見知りじゃないでしょ!

いや人見知りなんだ
信じてほしいとは言わない
でも、そこは譲れない

人見知りの自分に酔っているじゃねぇよ!

なんと言われてもいい
譲れない

人見知りなところが
垣間見せてしまった時だけ
唯一

「かぁ〜わいい〜💕」

と言ってもらえるんだ!
小学校に上がる頃にすでに
「かわいい」と言われなくなった
そんな過去を背負っている
そんなおっさんにとって
たまに
予期せずに言われる

「かぁ〜わいい〜💕」

は、明日への活力になるんだ!

どんなときでも
気が付くと
自分は正しい方に立っている

で、それを否定する人間を否定している

わかっちゃっている自分は
本当は何もわかっちゃない
わかっちゃないことを
わかっちゃっている自分は
ますますわかっちゃない
それがひたすら連鎖していく

いつでもわかっている

だめだとわかっている
できないとわかっている
まけるとわかっている

わかっているに立っている時は
いつでもいいわけじみている
いいわけは自己肯定
自己肯定は正義
正義と正義の戦い
戦争

人間の背負っている
懲りない性分だ
DNAに刷り込まれている
自己防衛本能は
自分にとって都合の良い知識のみを
栄養分として摂取している

わたしの好む知識は
常に偏狭的である
だから
好まない知識も・・・
それって
結構苦痛なんだよなぁ
精神的に

でも
取り入れないと
自己防衛本能によって
自分の勝手な正義感は肥満化する
肥満化した正義は
運動することを嫌う
肥満にとって運動はきついから
この場合の運動は考察だ

考察しなくなった人間の正義は
濁りきっている
危険でしかない

考察により
正義はダイエットできる
走れるようになった正義は
自分の正義が本当に正義なのかと疑問を持てる
自分の正義の矛盾にまでサッと赴くこともできる

知識が欲しい
知識がないと不安
知識がないと生き抜けない
そんな幻想に生きねばならない現在
それならば
知識を好みで選ばないように努めるしかない

もう
肥満には
戻りたくない!

今日も支離滅裂

【「か〜わいい〜」が言われなくなったことと肥満についてぼやいている過去記事です😅】
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