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今日の言葉

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ほぼ毎日、写真となんとなくその時刺さった言葉をUPしてます、facebookページに。 https://www.facebook.com/Junshouji で、noteには、… もっと読む
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2021年4月の記事一覧

「根本的問題があるのだから、飽きようがないだろ、生きるの」ってことかな。

「根本的問題があるのだから、飽きようがないだろ、生きるの」ってことかな。

自分自身を受容できているか。
自分で自分のことをどれだけ受け止められているか、自分の障害(*1)を自分が理解できているか。
周りにわかってもらえないと言っているのは、じつは自分でわかってないということです。
周りにわかってもらって、じゃあどうしたいのか。
本当はそこが大事だと思います。

*1、身体的、精神的障害だけではなく生活や仕事、人間関係での障害も含めて。            玉木幸則

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わからないから対話が成り立つ。

わからないから対話が成り立つ。

絶対矛盾的自己同一 西田幾多郎絶対矛盾的自己同一とは何ですか。
絶対とはいくら考えても及ばないこと。
矛盾とは納得する説明ができないこと。
反対のことをそのままうのみにすること。
自己同一とは、そのような世界があって、そしてそれは私だということ。
全然わからない。
その通りほんとにわからないことを肝に銘じて生きること。

            最首 悟

人間の思考・行動はどのような場合において

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感傷してみます😆

感傷してみます😆

感傷には常に何等かの虚榮がある。あらゆる物が流転するのを見て感傷的になるのは、
物を捉へてその中に入ることのできぬ自己を感じるためである。
自己もまた流転の中にあるのを知るとき、
私は単なる感傷に止まり得るであろうか。

            三木清

今年お初の「冷やし中華」を食べに出た。
店が休みだった。
他の店のが今年初は今は受け入れられない。
おお〜、冷やし中華よ、オレの冷中よ。

いた

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街に出てみよう。

街に出てみよう。

嫉妬は出歩いて、家を守らない。
それは自分に留まらないで絶えず外へ出てゆく好奇心のひとつの大きな原因になっている。
嫉妬のまじらない無邪気な好奇心というものは如何に稀であるか。             三木清

以前にも載せた吉田拓郎の「こうき心」が耳に流れる。

街を出てみよう いま住んでるこの街が
美しくみどりにおおわれた
心のふるさとだったとしても
街を出てみよう
汽車にのってみよう

で、

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意味場で変わるのに変えないのは。。。残念!

意味場で変わるのに変えないのは。。。残念!

人って一面性だけの存在じゃないなって思ったというか、その人の中にいろんなアイデンティティがあるなと思います。
だから、一面だけを見て判断するんじゃなくて、社会がLGBTsを前提としていなくても、そこに生きてていいし、自分らしく生きてていいし、幸せにもなれるよっていうのを伝えたいですね。            藤谷葵実

先程、note事務局から、嬉しいというか、驚きというか、まぁ、「まじで?」とい

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普通の反義語は普通

普通の反義語は普通

NHK「バリバラ」より
障害のある人の〈ふつう〉に関する2例のビデオを見たあとでの会話。

玉木幸則:
 誤解せんとってよていうのが、ヘタをすると「障害が"ある人“と"ない人“の〈ふつう〉が違っている」と見えちゃたかもしれないけれど、実は障害がある人であっても一人ひとり違うってことが〈ふつう〉やでということ。

山本シュウ:
〈ふつう〉がバラバラということで、バラバラが〈ふつう〉ということですね。

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猜疑心を自分にむけろ。

猜疑心を自分にむけろ。

世の中にはもはや懷疑する力を失ってしまった教養人、あるいはいちど懷疑的になるともはや何等方法的に考えることのできぬ教養人が多いのである。             三木清

でもって、今の日本は、一億総教養人なわけだ。

つまりなんも考えられない、疑問を持てない、与えられたものをただ知っているだけの教養人と、ひとの話を聞けない、一方向でしか物事を見ることができない、自分と違う思考の人間を恐怖にしか思

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国、都道府県よ、おまえらこそ緊急事態対策をしろ!

国、都道府県よ、おまえらこそ緊急事態対策をしろ!

自由濶達な生活とは、差別と支配の人間の現実に立つところから開かれてくるものです。
決して、差別と支配の現実を無視したところから生まれてくるものではありません。            尾畑文正

見なかったことにするのが大好きな日本人。

無かったことのするのが大好きな日本人。

事なかれ主義が正しく、空気を読むのが正しくて、口出ししないのが常識人てのが日本人。

だから、街灯を暗くします、居酒屋も

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弱者を救う社会は、わたしを救う社会。

弱者を救う社会は、わたしを救う社会。

困難な立場にある方々を人間扱いしない国と社会は、実は誰も人間扱いしていないのだと思います。            駒井知会

差別や人権侵害は弱者へ向けられる。

差別をするとき、人間は、そこに差別意識がない。

正義が在り、被害者意識が在り、歪んだ社会ルールがある。

人間は自らが惨めであると感じられた時に、隣の人間よりも劣っていると感じられた時に、自らよりも弱い人間を探し出す。
いなければ無理

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知識で見ているその目には何も見えてない。

知識で見ているその目には何も見えてない。

人間の知識には影があります。
その影は知識が進むにしたがって、いよいよ黒くなるのであります。
されど私たちは知識の表面の明るさに欺かれて、その影の暗さを知りません。
知識は事物について明るくとも知識自身の暗さを知らないのであります。            金子大榮

石神井公園の三宝寺池では自生したと思われる藤の花が見頃だ。

この藤、年々、だんだん範囲を広げ、「おいおい、このままいくと藤だらけの

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観光気分でもいいんじゃなぁ〜い。

観光気分でもいいんじゃなぁ〜い。

人間というのは、やたらと問題を出すことが性分というか癖と申しますか、そういうことのなっておるのですね。
疑問というのは、仏教の言葉で言えば無明の始めといってよろしいかもしれませんが、この無明の始めが、有り難いですね。            鈴木大拙

昨日は東京タワーの足下での会議に参加してきた。

久々の都心にどうも心躍って、調子に乗って、嬉しくて、お上りさん状態で都心を回ってしまった😅

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ヒマな時の「生活」は危険。

ヒマな時の「生活」は危険。

ほんとうの生活とは、どんな生きかたでしょうか。私たちはほんとうの意味で生活者とは言えないのではないか。
なぜなら、生活する主体が不在だからです。
つまり、ほんとうの「私」が居ない。
居るのは自我意識としての私だけです。
それが証拠に、私たちの生きかたは、自我の思いと周囲の状況だけが頼りなのです。            池田勇諦

そもそも「生活」って何?

こういう問が結構つきまとう、ある時から、

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わたしはあなたとちがう!←ホンネ。

わたしはあなたとちがう!←ホンネ。

私たちはかたちや動きを見て、動物や植物を区別していますが、これらの生物はすべておなじ起源をもち、おなじ遺伝子システムによって進化してきたのです。            柳澤桂子

今日は仕事をしていて暑いくらいだった。

マスクがそろそろ息苦しくなってきたな、と散歩中にも感じる日が増えてきている。

身体がだんだん寒いんだか暑いんだかがいまいち判断できないようになってきているし、「暑いなぁ〜」と思

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ひとり上手

ひとり上手

「自分の思い」は、「自分の身体」を自分のものと思い込んでいる。
徐々に老いていくとき、「自分の思い」が「自分の身体」から逆襲される。
今まで、「自分の思い」を支えてきた身体が、「私はお前のものではない」と反逆する。            武田定光

最近、食べもんの話が多いな。

で、今日の昼は移動途中にある「オリジン弁当」で「のり生姜焼き弁当」を買い込み、仕事先の駐車場に車を停めて、車の中で実食

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