TinyTiny 日々の小さな発見たち

美術館巡り、建築巡り、旅が趣味なのでそこらへん書いてみます。

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最近の記事

慣れ親しんだ靴を脱ぎ捨て、靴ずれを楽しむ時もある。人生のダンス・ダンス・ダンス。

ここ何ヶ月かいろんな人のライフスタイルの変化に立ち会う機会が多い。 人生相談だったり、キャリア相談だったり、ただふと会いたいという連絡だったり形は色々。 自分の人生を見つめ直す時間が必然的に増えたことも関係しているのかなと思う。 自分の経験上だが、なにか変化が起きる前後が一番きつい時間だ。 変化の前後には出会いと別れが連発し、自分自身をアップデートするために、これまでの自分を若干否定する作業も発生する。 なので結構胸がエグラれる。 慣れ親しんだ環境や関係などを手放すそ

    • 「司馬遼太郎記念館」で感じた、人がみえる建築

      コロナウィルスの影響で、急遽行くはずだったシンガポール行きが中止になりぽっかりと空いた休みができてしまった。 こういうことはあまりなかったので、ふと適当にどこか国内旅行でも行くかなと思い立ち、友人が以前おすすめしてくれた新神戸にある竹中大工道具館に行くことにした。 その道具館以外は、特に予定を決めることなく新幹線に乗車した。新幹線の中であぁそうだ関西といえば安藤忠雄作品が見れるなと気付き、その道具館以外は建築鑑賞にあてる旅にしようと決めた。 最初に新大阪に着き、光の教会に行

      • ソールライター展に行ってきた

        https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/ 2017年の展示と比べると2020年はソールライターのよりパーソナルな部分を深掘りした内容だった。パートナー、妹、彼の家の中、など被写体として背景にストーリーを感じさせるものが以前より多かった。 色彩、特に構図、被写体の写し方がほかの写真家とは異才を放っていて、当時ジャーナリズム、商業的要素が強い写真業界の中で、絵画、美を感じることができる少ない写真家

      慣れ親しんだ靴を脱ぎ捨て、靴ずれを楽しむ時もある。人生のダンス・ダンス・ダンス。