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ご自愛ラジオで「違い」を見つめる〜プロデューサーが考えるご自愛ラジオ編集後記〜

こんにちは!タイニーのヒロです。タイニーでは、ダイニングのファシリテーターを務める傍ら、ご自愛ラジオのプロデューサーとして、企画や編集を担当しています。

ご自愛ラジオがスタートしてから約2ヶ月が経ち、多くの方から「ラジオ聞いているよ〜」とお声がけいただきました。「ご自愛」という言葉が少しずつ広まっていることが、タイニーのこころ部として嬉しい限りです。

今回のnoteでは、プロデューサーとして収録や編集をする中で考えてきた「ご自愛とは何か」「ご自愛ラジオとは何なのか」について書いていきます。

ラジオを聞いたことがない方は、聴きはじめるきっかけに。いつも聞いていただいている方には、違った視点でラジオを聴けるように。

そんな想いを込めております。ぜひお読みください。

帰り道のおしゃべりから始まったご自愛ラジオ

やさしさの連鎖を起こしていくために、「どうやったら自分に『やさしく』なれるか考える場」として始まったご自愛ラジオ。実は、代表ともこと店長あことの帰り道での会話が、ラジオの元になっています。

一人一人の「こころ」に焦点を当てて、y自分や人に対して「やさしく」あるためのサポートをしたいと「こころ部」を立ち上げました。より日常の中に溶け込んだ形で、みなさんと一緒に「ご自愛」について探求できる方法はないかと考えた結果、「ともこ&あこの会話をラジオとして発信するのが良いのでは?」と思いついたんです。

コーチとしても活動するともこが、店長としてお店を支えるあこのお悩み相談に乗るのが、2人の帰り道のルーティンでした。コーチが悩みに対して考えることは、あこさんだけではなく、同じ様な悩みを抱えている仕事や育児などを頑張っている人に対しても「ご自愛」のヒントになるのではないか。また、通勤時間や休憩中に聞けるラジオの気軽さラジオの気軽さも、「日常の中で『こころ』をサポートしたい」という思いと重なり、文章だけではなくリアルな「会話」として発信していくことに決めました。

ラジオにおける「対話」こそ、ご自愛の始まり

ご自愛ラジオでは、ともこ or あこの日常におけるエピソードを、「ご自愛」という観点から紐解いていきました。エピソードにおける感情や奥にある思い込みなど、自分だけでは感じ取れないものに気づくために、「対話」というスタイルを取っています。

ラジオを収録していく中で気づいたのは、対話こそが「ご自愛」の始まりであるということでした。普段の仕事において、結論を出すための「議論」は、「良し悪し」「何が正解か」という前提の上に進んでいきます。それに対して対話は、「正解かどうか」という前提を取っ払い、お互いの感じていることに対して、「それはどういうこと?」と問いかけたり「僕はこう感じたよ」と、感じたことを乗せることで互いの「違い」に焦点を当てながら理解しあっていきます。

「ご自愛」は何か正解があるわけではないからこそ、「わたしにとってのご自愛とは何か」を考えることから始まります。対話を通して「違い」に焦点をあてることで、自分の考えがよりハッキリとしてくる。だから「わたしのご自愛」を言葉にしていくことを助けてくれるのだと、僕たちは考えています。2ヶ月間収録してきたからこそ、ラジオのやりとり自体が「ご自愛」という気づきが生まれたと思っています。

「わたしにとってのご自愛とは何か」について、サステイナビリティ学を研究されている工藤尚悟さんとの対談noteに詳しく書いています。気になる方はぜひお読みください。


ラジオを通して、リスナーの方々と「対話」をしたい

ご自愛ラジオのリスナーの方々にも、「違い」に注目して聞くことをオススメしたいです。ラジオの会話を聞いている時、「私ならこうするな」「あの時こんなことあったな」といった様々なセリフが、こころの中で浮かんでくるはず。そのセリフが出てくるのは、ラジオの中の人とみなさん自身に「違い」があるからだと考えています。

「なんでこの部分が気になったのかな?」
「自分が大切にしているものと、どんな繋がりがあるだろう?」


と自分に投げかけることで、「わたしのご自愛」を考えるきっかけにしてほしいと思っています。

ご自愛ラジオのこれから

引き続きタイニーのメンバーでのご自愛ラジオを発信していこうと思っていますが、6月からはゲスト企画も始まり、様々なゲストと一緒に「ご自愛」について対話をしていきたいと考えています。また、「わたしもゲストで出てみたい!」という方も募集しています。

リスナーの方々と、一緒にラジオをつくりながら「ご自愛」を探究していきたいと思っていますので、ご意見やご感想などいただけるとうれしいです!

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