目を閉じて 深呼吸 今日も変わらない暗闇で 眠れぬ夜には囁きを 耳をふさいで 優しく撫でて 熱を感じるような吐息も 脳を揺らすような声も 止まらない思考を 終わらない暗闇を 目覚めさせずに朝の光を 一日が終わる 今日がまた始まる 眠れぬ夜には囁いて 優しい音と柔らかな声を
白い 白い 真っ白な 純真無垢が無知ではないでしょ まっすぐ過ぎて、まぶしすぎて、触れることを許されない あの子は今日も空を見上げる あの子は今日も足元を見る 見ている世界が違うんだ 感じる音も匂いも色も違う 果てしない空をみるのか、 触れて踏みしめる大地をみるか 何にも縛られず、制約もなく、 肌が感じるままに、心が揺れるままに、 呼吸を聴いて、熱をもって、光も影もすべて確かめる 風に靡く髪も 水に濡れた足先も 聞こえてくる遠雷も ぜんぶ連れて ぜんぶ忘れない
夢も現実も全部ぜんぶ幻 何一つ この手に残らない 目覚めた時に忘れてしまう 昨日の気持ちも 明日への期待も 暗闇に溶けていく 真っ白で真っ黒な世界を泳ぐだけ
君の事は教えてほしい 何が好き？ 何が嫌い？ でも私の事は聞かないで 当たり障りのない想像できそうな事は教えるよ そこまでは来てほしい ここから先は難しい 声が、言葉が、出なくなるくらい苦しくて どうしたらいいのか分からなくなる それ以上考えるのをやめてしまえ フェードアウトが癖になってる 自分自身に対する嫌悪感がいつも付き纏う 扉が開かない 壁は壊せない 矛盾したまま
ついかついかついかついか。 欲望のままに いや、 ただ今の自分に正直なだけ。 必要なんだ この手で触れたいだけ この目で確かめたいだけ この熱が冷めないうちに
小さくて不格好 嫌な癖がいつまでも直せなかった。 見せたくない 見られたくない そこだけで自分の全てが判断されそうで怖かった。 可哀そうで、ちょっと痛そう ハイポニキウムの育たない、小さな指先。 #ひとり言 ＃ハイポニキウムは育たない
ボロボロになっても 絶望しても ひたすら前を向く 世界観はなんであっても 普通の少年少女だった彼らが、主人公になっていく。 今さら言う事でもないだろうが。 それなりの青春。そう思えるくらいの出来事はあったかも知れない。 誰もが通る悩みと葛藤。人との関わり方。 抱えきれないほどのコンプレックス。小さな挫折。 まぁ、青春の定義は人それぞれ。 苦しくて、身動きが取れなくなるくらいなら 代り映えしない、ささやかな日常を。 声も出せなくなるくらいなら クスッと笑いあえる関係を
七つの大罪だとなんだろう。自分が当てはまるものは。 なんとなく いや、明確に。 自分は「怠惰」だと思っていた。 文字通りでは、社会生活が成り立たない。 ただ、大なり小なり、怠ける事はあるわけで。 七つの大罪の列に並ぶとすれば、間違いなくこれだと。 しっくりくる。うん。 普段の生活では、あまり人に見せないようにしてる部分だとも思う。 実際どう見えてるかは・・・。 少し調べてみると、 文字通りの「怠惰」と、 七つの大罪での「怠惰」は、どうやら違うらしい。 本来の自分の姿
