その言動の意味するところは?
■アガサ・クリスティー『葬儀を終えて』
あぁぁぁぁぁぁ、これはやられた!!!
これはやられる!!
向こう側でアガサ・クリスティがほくそ笑んでいるのが目に浮かぶ気がする……悔しい。一度でいいからポアロに勝ちたい!ミスリードを抜け出したい!「そんなの知ってたよ」って言いたい!そんな気分です。
あまり名前を聞かないけど、「やられた」感は『アクロイド殺し』並みじゃないかな?全体的に暗めなので途中テンションが上がらなかったけど……そういう意味では『五匹の子豚』のほうが好きだけど、でもこれは、もう一度読みたい度が高い。
これは絶対に小説で読まなければ。だって……いや、これ以上は何も言えない。
あぁもどかしい。誰かに話したい!!笑
何を言ってもネタバレになりそうで、なんてオススメすればいいかわからない。そこがミステリーの難しいところ。
とりあえず一言。
「最初の家系図や人物の説明にひるまずに、頑張って読んでください。そのうち名前は覚えられます」
だんだんわかってきた。クリスティの小説において、細部はまぁ置いといていいんだ、ということが。
「ほら、こういうの、思いつかなかったでしょ?」
と彼女にニッコリ笑われたいがために、我々は読んでいるんだな……。
もう、全部洗いざらい話したい。今日はなんだか輪をかけてボキャ貧になってしまった。笑
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