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障害者雇用で再就職してわかったこと

Boyaです!

今回は障害者雇用で再就職してみてわかったことについて記事を書きたいと思います。僕が気づいた点や辛かったこと、大変だったことも書いていこうと思います。

会社からは十分な配慮を受けていたが、結婚式などのプライベートの環境の変化にもあって、高ストレスなイベントが多々ありました。主観的な比較ですが僕がうつ病を発症した時よりもストレスは掛かってたと思います。

しかし、リワークや周囲の人間関係構築の仕方を変化させてきた僕は高ストレスな状態であっても再発することなく安定して就労し続けることができました。

どんなことが大変であったのか、どのように対処してきたのかを紹介したいと思います。

それでは行きましょう!!

現場の人は状況が分かっていなかった

僕にとっては大変だったことではないですが、僕が勤めている会社は障害者雇用のサポート体制としては充実していると思います。少なくとも日本の中では。

しかし、それでも現場の方々は状況が飲み込み切れておらず、初めて「精神疾患の障害者の方が来週あたりからくるので面倒を見てください」程度の認識でした。

なかなか現場の人は障害者に対しての知識を得る時間がないため、しょうがないことだと思います。

そのため、障害者だけを集めてる部署ではなく、健常者と混ざって働くスタイルの障害者雇用は業務指導者も含めて「慣れていない」ということを念頭に置いておくと良いです。

僕はそういうものだと思っていたので特に気になりはしませんでした。

どちらかというと「なぜ、Boyaさんが障害者なのですか?」と言われることが多いぐらい僕の振る舞いや言動は障害者だとわからないと言われ続けました。

それはそれで障害者雇用の場合、どう扱ったらよいか困るようで、どう接したら良いかわからないという雰囲気でした。

皆気を使って声をかけてくれなかった

どのように接したらよいかわからないという点で、最初の一か月は僕にとって苦痛なぐらい会話が少なかったです。

転職したらだいたい最初はそうですよね。今までの転職以上に絡みがなかったため、苦痛でした。

とはいえ、リワークでも似たような経験はしてきたので、積極的に自分からアプローチをしていきました。

固定席の部屋だったので、周囲の会話はタイミングを見てなるべく絡むように意識しました。また、ランチにも自分から誘うようにして仕事の空気とは別な会話ができるように意識しました。

その努力の甲斐があってか、僕の経歴や趣味などを知ってもらう機会もあり、雑談することが少しずつ増えていきました。

制度が整っている大企業であっても手探り

業務の切り出しがあまりできていない現場であったため、業務指導者が大分変りました。そのため、各個人によってかなり偏りがあり、一緒に手探りしながらできることとできないことを決めていく感じでした。進め方も個人によって大きく異なりました。

僕はある程度自分の采配で丸投げしてくれる方が仕事しやすいため、プロジェクトリーダークラスの方と仕事する方が楽でした。逆に1~100を全て細かくチェックされるような人とは苦手なため、パフォーマンスを発揮することができずお互いイライラを貯めてしまいます。

精神障害者であっても個人によって何がストレスになるのか全く異なるため、一律に決めることは難しいというのは企業側としては難しいですよね。

自分よりもストレスを抱えている人が多い

本当に多いです。むしろ僕はそのストレスをどう軽減するか、どう向き合うのかを学んできている。人生経験もそれなりにしてきているために相談に乗れることが多いです。

実際に色々な人の話を聞くことができ、支えることもできました。

まだ、他人の相談に乗れるほどストレス耐性のついていない人、負の空気に流されやすい方は上手く距離を取ったりすることに意識してください。

僕のように話を聞いても流されずに冷静にアドバイスができる自信がある方は社会を離脱して真剣に療養をしてきたからこそ、説得力のあるアドバイスができるので相談に乗ることで信頼関係を結ぶことができます。

他者と比較しないことが大切

これは本当に悩まされました。頭では理解できているのですが、39歳で再就職して社会復帰した僕にとっては稼げていない自分は自己嫌悪でした。周囲の年齢の近い方々がバリバリ管理職でガッツリ稼いでいると思うと自己肯定感を下がってしまい何度も一般就労で転職し直そうかと悩みました。

しかし、障害者雇用で再就職してすぐに転職は見栄えがあまりにも悪すぎます。せめて2年は継続する必要があります。

とにかく今自分は安定就労と周囲の信頼を勝ち取ることが優先であり、必ずこの経験を活かして成功できるんだと漠然と考えるようにしました。

具体的にどう成功するかを考え始めるとノープランで自己肯定感が下がるので漠然と成功できるんだと考えるだけにしました。

そうすることで、少しずつ成功体験を引き寄せるようになり、再婚や海外挙式、国内の帰国後パーティの成功へと繋げることができました。

障害者雇用であってもストレスはかかるもの

いくら配慮がされていてもストレスは掛かります。僕の経験談ですが、障害が発症した時の同等レベルのストレスは十分に起こり得るものです。

職場以外の私生活において同レベルの負荷がかかるかもしれません。

そのため、しっかりとストレス発散の手段をいくつも用意しておくことをおススメします。

自分が倒れる前にストレッサーから距離を置いたり、対策することも視野に入れ、自己発信するように心がけた方が良いです。

他人はストレスを受けているかどうかわからないため、社内の相談できる窓口にしっかり伝えられるように心がけた方が良いです。

今回はツラツラと再就職して分かったことを思うままに書いてみました。僕はモチベーション維持に苦しみ、現在の妻が親身に支えてくれました。今は自分にしかできないことがあると思い記事を投稿しています。これからも皆の参考になるような経験談を発信していきたいと思います。

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