見出し画像

他人を褒めるのにネガティブな一言はいらない

Boyaです!

あるツィートを見てて、「あああ、よく見かけるな」と思うことがありました。

そのツィートの主は起業をしており、ようやく事業が軌道に乗り始めたようで、主の友達にそのことを話したところ、「本当に凄いな。ずるいよ。ぼくなんか普通の会社員で何も誇れることがないよ。」という内容だったと思います。

その反応に対して主さんは「何もずるいことしていないのに、、、、」という内容でした。

おそらく、その友達さんはネガティブな意味で「ずるい」という表現を使っていないことは主さんも理解していました。

しかし、ネガティブな意味合いで使っていなくても「ずるい」という言葉の表現を使われていることにショックだったそうです。

このようなケースってよくあるなと感じました。

なぜ、わざわざそのような表現をしてしまうのかを僕なりに考察し手見たいと思います。

それでは行ってみましょう!

ネガティブな表現を添えてしまうケース

一見純粋に褒めていてもネガティブな言葉を添えられるケースってよくあります。

例えば、、、

---恋人が出来た時---
友人A: 素敵な彼女だよね!僕なんか魅力ないから恋人なんてできないよ

---仕事で評価された時---
同僚B: 評価されるなんて凄いな!
    でもさ、○○は○○プロジェクトで成果あげててもっと凄いよな。

恋人が出来た時のケースでは自虐して相手を持ち上げているという心理があるのだろうなと理解できるのですが、実際にその言葉を受け取った人はどう思うのでしょうか。

また、仕事で評価された時のケースでは、逆に他人のこと(自分に置き換えるケースもあると思いますが)で褒めている人は落としていますね。

何かしらの成果を得ている人は、何かしらの努力をしていると思います。

その努力されている部分を純粋に褒めれるだけでよいのに、ネガティブな表現で脚色してしまう故に不快感を与えてしまっているのです。

そこが狙いなのであれば、それは悪意とも言えるので明確に距離を置きやすいのですが、無自覚かつ善意でそれをやってしまう人が結構いるなと感じます。

僕の知人にも僕のことを褒めてくれ、尊重してくれるのに自虐する言葉を必ず添えてしまう人がいます。

非常に残念だなと思います。

では、なぜそうなってしまうのかを考察してみました。

なぜネガティブな表現を添えてしまうのか

・自虐することで相手に優位性を与えようとしている
・妬みが強く自己優位性を落とさないための保険
・ネガティブなことを発現することが思考の癖、口癖になっている

共通して言えることは自分に自信がない人であることだと思います。

自信がないゆえに自己防衛的にネガティブなことを添えているんだと思います。

・自虐することで相手に言われる前に自分で言ってしまう
・相手にマウントを取られる前に「お前以上の人間はいるんだ」と釘を刺す

こんな心理が自己防衛として働くのかなと思います。

それらは恐らく「褒められなれてない」ために褒め方が分からないということが原因なのかなと思います。

僕自身、30代の約10年間は自分に全く自信を持てず、人生に絶望しながら過ごしてきました。

その一番落ち込んでた時期は、心から他人を褒めることができず、必ずどこかで妬んでました。

「昇進したんだ。凄いな。(僕なんか仕事すらしていないし。。。。)
「子供二人もいるんだ。(僕は離婚してしまって親らしいことしてないし。。。)」

ネガティブなことは言葉で表現しないように心がけていましたが、恐らく無意識にしてたと思います。

自虐して相手に優越感を与える表現はあの時期多用してたように思えます。

自分に自信がないと、ついネガティブな表現を混ぜてしまうのです。

また、自虐ではなく、攻撃的なネガティブ表現も自分に自信がないから添えてしまいます。

同じ例文で攻撃的にするとこうです。

「昇進したんだ。でもさ、そのぐらいの年齢だとそのぐらいの役職ついてないとヤバイよね」
「子供二人もいるんだ。子供二人もいると金かからない?それだけの稼ぎあるの?」

のように正論っぽいことやマウントを取りに来るような表現を混ぜてくるようなケースもよく遭遇します。

概ねこういう方は自信があるように普段振る舞ってますが、ところどころ現実に追われていて、苛々しているイメージが強く自己顕示欲が強い方に思います。

結論として、自分に自信が無いから強がるしかないのだなと思う人が多いように思います。

自分に自信のある人は、水を指すような表現は混ぜずに純粋にシンプルに褒めます。

それこそ普段の行いから観察して相手の良いところを見つけては褒めると思います。

素直に褒められるようになるには

まずは、褒める際には自虐も含めてネガティブな表現を含めないように注意することをオススメします。

例え、相手に優位性を感じてもらうためや笑いを取るためと自分なりの配慮だったとしても自分への評価を色々な意味で下げます。

素直に褒めたい内容だけ褒めて、付け加えたいならば、本人が普段から努力してたことだけを褒めれば良いです。

自分が卑屈になったり、嫉妬してるような表現は止めましょう。

自分や他人と比較したりして攻撃的な表現は意味がないです。

本当にそうしたくなるなら、その関係は見直した方が良いです。

その関係を続けていくことは相手も自分も良くないと僕は思います。

まず、自分が素直に他人を褒められるようになると、徐々に人間関係も変わってきます。

今まで付き合ってきた人が離れるかもしれません。新たに付き合いが生まれるかもしれません。

今までの人が態度を改めるかもしれません。

周囲の反応が変わってきます。

徐々に素直に他人を褒めやすい環境も出来上がってきます。

今まで環境的に褒めにくかったとしても、自分から変えていき継続し続けることで周囲にも影響していきます。

何年もかかるかもしれませんが、他人は他人、自分は自分として、意地でも自分は水を差すような褒め方はしないと決めて信念を持っていれば良いと思います。

最期に、素直に他人を褒められる人は心が豊かな人、余裕のある人の象徴だと僕は思います。

常に自分がそうありたいと願います。

そして、僕はこれを意識し続けて自分の内側から周囲へと影響できるようになりたいと思います。


今回の記事がいいなと思った方は励みになりますので「スキ」をよろしくお願い致します。僕の経験にも基づいた自己啓発、健康、考え方などのトピックについて記事を投稿しています。ご興味のある方はぜひフォローしていただけると幸いです。今回もご清覧いただき誠にありがとうございました。

サポートのほどよろしくお願い申し上げます。サポート費はより良いコンテンツの提供や今後の展開していきたいコンサルティング事業の費用に充てサービス向上を目指したいと考えております。