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痩せたら社会復帰したくなった

Boyaです!

前回は鬼ダイエットの話をしました。今回はその後について話します。

僕は生活保護を受けていたので貯金は非常にしづらいですが、正直生活の最低保証はされていたので、生活にはあまり困りませんでした。

生活保護は再就職を目的とした制度なので社会復帰を目標に努力していなければなりません。しかし、病状回復せずを言い訳に受け続けることは事実可能です。

精神疾患の場合、明確な回復はわかりづらいです。頭の中では何度も何度も

「家庭も何もないし、両親も僕より早く死ぬ。身一つだけならこのまま何もしないで過ごしてもいいや」

こんなことを思っていました。

ある日、Mixiを見ていたら障害者復帰者資格!?らしいものがあるという投稿を見ました。今思うとこれが何の資格なのか全くわかりません。名称もうろ覚えなので全く覚えてません(笑)

ダイエットし身体が身軽になったこともあり、何かやり始めたいという思いが強くなってました。実は、ダイエットする前も何度もアルバイトや就職面接はトライしましたが、面接で受かって採用になっても適応障害の症状が出て、出社することができずに見送りになることが何度かありました。

そのため、ダイエットに成功しても仕事に行こうとすると、

「仕事には自分は行けない」

というくことができないという思い込みが強く、心がザワザワとする感覚がとれませんでした。

そこで、職業訓練校のようなものがないかをWeb検索したところ、就労移行支援(通称:リワーク)が世の中には存在することに気づきました。

色々Web検索して数中から新宿に精神疾患に特化したリワークがあることがわかり、すぐに事業へ電話連絡をし初回面談の予定を立てました。

新宿のリワークの当時の代表の方は非常にロジカルにかつ丁寧にリワークで行うサービスを説明してくれました。

僕は長い間コンサルティング会社のシステムエンジニアとして働いてきた故にコンサルタントと変わらないぐらい分かりやすく論理的な説明でした。

即決でそこのリワークに通うことを決めました。そこで、私は生活保護を受けていたので、色々と手続きが必要でした。

まず、、、

・担当のケースワーカーに相談

・福祉事務所の許可を得る

・第3者評価機関を用意する

生活保護なので自己負担はありませんが、手続きという負担は追う必要がありました。

また、リワークの事業所が本人(私)に適切なサービスを提供しているのかを客観的に評価する仕組みが必要で、福祉事務所の紹介で第3者評価機関をつくことになりました。

生活保護は本人が社会復帰のために頑張る取り組みについては非常に手助けをしてくれます。傾聴の姿勢と落ち着いた振る舞いを当時からしていたからこそ、ケースワーカーさんもできる限りのサポートをしてくれたのだと思います。

次回以降の投稿でもう少し詳細を書きますが、リワークに通ってしばらくしてから精神疾患でも「障害者手帳」「障害年金」が受けられることを知り手続きしました。

リワークで学んだこと③社会福祉制度について

その際に全ての手続きは福祉事務所を窓口にして福祉事務所常駐の社労士さんに相談しながら書類を提出しました。そのため、これらの制度で大変な思いもせずに制度を受けることができました。

但し、生活保護受給中は障害年金が支給されても全額生活保護費から差し引かれます。しかし、再就職後は非常に助かっております。

今現在生活保護を受給していて将来を諦めずに自立を考えている方は必ず年金の手続きにトライしてください。必ず受給できるとは言えないですが、ケースワーカーさんと信頼関係ができているならば比較的楽に手続きすることが可能だと思います。

話を元に戻すと、リワークに通うことになり、一気に生活のリズムが整え、様々な自己啓発に目を向けることができ、僕がうつ病になった大きな原因の一つを対策することができたのはリワークのおかげです。

リワークは職業訓練とは全く異なります。職業訓練は職業に適したスキルを身に着けるために行く事業所ですが、リワーク(就労移行支援)は生活習慣などを見直して社会復帰を目指す事業所です。そのため、スキルを身に着けるような講義などはほとんどありません。ここを理解せずに通所を始めるとモチベーションが保てませんので注意が必要です。

色々な発見や気づきも多いです。リワークを通って大きな発見は、精神疾患で社会を離脱した人の中には凄く優秀な人が多かったことでした。

彼らは見た目も会話も全く違和感なく、むしろ優秀な管理職や起業家と思わせる風格すらある人もいました。周囲などの心無き言葉や振る舞いに傷つき一旦社会を離脱した人がいました。

恐らく受けれるリワークによって障害の度合いがどの程度重度なのかで、個人とのマッチングが異なると思います。

このマッチングも初回面談の段階で見極める必要があります。僕なりの見極め方を少しまとめてみます

・自分自身がこれから信頼関係を結ぶスタッフに敬意と親しみを持てるか

・支援の説明が理解・納得できるか

・そこに2年近く通える空間であるか

「2年以上通う」かどうかは人によって異なります。3か月や半年の人もいれば、1年や1年半の人もいます。それを評価していくのはリワーク側になります。

リワークに限らず、就職も、主治医選びも結婚相手も上手くマッチングするかが重要です。そのため、長時間付き合っていかなければならない選択はしっかり吟味して、お試し期間を上手く利用して選んでください。

そもそもご自身の特性上リワークがそもそも合わないということも十分にあります。自治体の保健師さんなど相談先は探すと意外にあるものなのでとことん相談してみると良いです。

皆就職しなければならない方向で話を持っていかれるけど、実は自分は企業やフリーランスしたいんだという人は、今の時代は十分に実現可能な環境が整ってます。

起業の相談を乗ってくれる自治体や有料のコンサルサービスも存在します。そういうサービスを利用することで会社勤めとは異なる選択肢も選べます。

まず、本当に自分は何をしたいのかというのを今の時点で整理しておくとリワークに通うことになっても通う目的を見失うことなく通所することができます。

僕はリワークに通うまでには至らないが、しっかりと生活リズムや考え方の癖を見直したい方をサポートをしていきたいと考えてます。

そのために参考になる情報を発信していきたいなと思います。

詳細は次回の投稿で私の主観的な経験を元にリワークがどんなところでどんなことをして過ごしてきたのかを記載したいと思います。希望がありましたら生活保護の詳細も記事にしますね。

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