2023年12月　月報

クリスマスすら、あんなこともあったねえというくらいすごく前のような気がするほど、いろんなことがありました。

ネットショップでジャムと焼菓子をお届け、軽井沢の緑友食堂でライ麦パン営業と、青天舎としての営業日は少なかったけれど、
このくらい思い切ってグッと予定を絞ることで心にも余裕が生まれて、ちいさな決断をしたり、あたらしいことを試してみたり、できました。

12月の最初は、キウイとりんごのジャム作り。
きゅんと酸っぱくて、しゃりしゃりした種もおいしい小川さんのキウイをたんまり仕入れさせてもらって、いたやりんご農園さんのふじりんごとともに煮た爽やかなジャム。
今回は大瓶と小瓶の2サイズで販売したら、どちらも需要があったようでこれは良かった、と思いました。
まだしばらく販売していますので、ぜひ。

ジャムとともに、クッキー缶、りんごとピーナッツのケーキも通販でご用意しました。
今月のクッキーは、
・みそ
・胡麻
・ナッツ
・シナモン
・チョコチップ
・バニラ
の6種類。
毎回楽しく作ってはいるのだけど、ここまで作り続けてようやく、仕込みのスケジュールに自分の休憩時間を組み込んで、心にも時間にも余裕を持って作れるようになってきました。
とか言って気持ちが緩みすぎて、商品の設定や説明に抜けがあってお客さまが優しく教えてくださって…すみません。ありがとうございます。
気を引き締めてやることやって、ほぐれるところではゆるりとリラックスして、やっていきたいものです。
食べてくれるみなさまにとって、食べたらちいさな心の余裕を生み出せるようなものであれたら嬉しいなと思います。
楽しんでいただけていますように。

そして毎月恒例、緑友食堂でライ麦パンとカフェ営業。
オーナーのえみさん初め、スタッフのみなさんやお客さま方など、緑友ファミリーのみなさまにあたたかく迎え入れてもらって、のびのび気持ちよくやらせてもらっています。
ハッピーに満たされて、感謝感謝。

年末は5日間、お店を占拠して営業させてもらいました！
ライ麦パンをよりおいしく食べてもらうには、とあれこれ考えを巡らせながら、繰り返し営業することでオペレーションが見えてきたり、食材がうまいこと回っていってくれたりして、すこーしずつ、できることを増やしています。
メニューに揚げ物が加わったり、品数が増えたり、えみさんに頼ることを覚えたり、笑

ライ麦パン、おいしいのはもちろん、日持ちするし、癌を治すと言われるほど身体にも嬉しい食べ物で、魅力がたくさんあるのです。
もっとお伝えしていけますように！
1月にも緑友食堂でライ麦パンとカフェの日、やります。
どうぞよろしくお願いします。

編み物が大好きなのですが、お店をやっている間はやることがたくさんあるし、好きすぎて編みはじめたら止まれなくなるので封印していました。
でもこの冬は解禁してぬくぬく編み物をしよう〜と糸を買い込んだら、案の定編み物中毒。
お休みの日にはアラン模様に吸い込まれているこのごろです。

他にもメニューの研究をしにパンを食べに行ったり、定食と焼菓子作りの現場にお邪魔したり、焼菓子とパン料理の試作に明け暮れたり、などおいしいものに囲まれて幸せいっぱい暮らしていたら、いつの間にか年末。

今年は、今年も、激動の1年でした。
青天舎はとてもたくさんの方に形作ってもらっているのだな、ということをことあるごとに気づかせてもらって、感謝感謝の1年でした。
支えてくださったみなさま、足を運んでくださったみなさま、心を寄せてくださったみなさま、ありがとうございます。

お店で自分に課していたことがわりとたくさんあったようで、9月まで1年半営業していたお店を閉めてから、ゆるゆるといろんなものがほぐれて、心身ともにとても元気になりました。
もともと元気だったけど、さらに！
来年もさらに元気に、さらに自由になる予定です。


今年1番おいしかったものは何かなあ、と写真を振り返ってみました。
おいしさに感激したのは小淵沢の珈琲屋さんの珈琲、えみさんが持たせてくれたおむすび、だったかなあ。
振り返ると、わたし結構おいしいもの作ってたかも、と思ったりもして。
自分の好み全開で作っているのですから、当たり前ではあるけれど、幸せなことです。

来年も、心も体もほぐれるようなおいしいものをたくさん作れますように、少しずつ活動を広げていきたいなと思っていますので、どうぞどうぞ、よろしくお願いいたします。

みなみなさま、よいお年をお迎えください〜！