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ライ麦パンとカフェ

毎週火曜日と水曜日、軽井沢の緑友食堂にてライ麦パンとカフェの営業をしています。

日々の食卓に寄り添うライ麦パンの販売と、そのライ麦パンをたのしむランチをご用意しています。
ライ麦パンをこよなく愛するライ麦番長がパンを焼きあげ、焼き上がったパンに合わせてわたしがランチを作っています。

「ライ麦パンとカフェ」の文字通り、並ぶパンはライ麦パンだけ。
よくあるパン屋さんの光景とは少し違って惣菜パンや菓子パンなどはなく、
大きくて茶色いパンがどどん!と勢揃いします。
本場ドイツの製法にならい、ライ麦から起こしたサワー種で生地を発酵させて焼き上げています。


固い、重い、酸っぱい、みたいなハード系のパンのイメージを持たれる方も多いですが、実際に食べてみると消化がよく、嫌な酸味は全くなく、少しリベイクするとふんわりとして本当においしいパンだなと思います。

近年サワードウのパンが広まってきてはいますが、まだまだ、知られざる魅力がたくさんあるように思います。

実際、パン焼き担当のライ麦番長の主食はライ麦パン。
毎日朝昼晩、もりもりとおかずをのせて、自分が焼いたライ麦パンをおいしそうにたくさん食べてよく働きます。
お米が主食の生活よりも、ライ麦パンが主食の方が身体の調子がいいようです。

わたしも以前は主食は絶対お米!と思っていたけれど、彼に影響されてじわじわとライ麦パンを食べる日が増え、今ではわたしの体の半分以上はライ麦パンでできています。


毎日食べても飽きのこないパン、力が湧いてくるような、しみじみとおいしいライ麦パン。

菓子パンのようにそのまま食べるというよりも、食材と合わせて食べることを考えて作られたパンなので、ランチも作り甲斐があります。

ごはんにお漬物を添えるように、おかずをのっけてどんぶりにするように、
パンもおかずと合わせるとぐんと魅力が引き出されます。

季節の食材と相談しながら、おいしいパンの食べ方を模索する日々。
ライ麦パンを食べると身体もよろこぶし、地球にもうれしいことがたくさんあるようで。
そんなことを私たちも学びながら、おいしい食べ物をたくさんの方にお届けしていきたいな、と思って営業しています。

おうちで気軽にライ麦パンを楽しめるような食べ方のこと、パンにまつわる食文化や発酵のこと、農業のことなど、これからぽつぽつと日誌のように綴っていけたらと思っています。

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