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#1再スタート

小学生から高校生3年生までで辞めてしまった書道。もう一回始めます。

なぜなら書道に対する思いが変わってきた。

小学3年生から習い始めた「習字」。

きっかけは、字が上手くなりたい、友達が通っていたから。

この2つの理由から。

今思うと小学生からやっていた習い事は他にもいくつかあるけれど、こんなに続いているのは私の中ではお習字が1番長い。あの時興味本位で始めさせてくれた環境、今思うと当たり前ではない。これをもう少し早くわかっておくべきだったなと。。

そんな中通っている間はめんどくさいなと思う日もあった。友達や知り合いがいて、一緒に通えるからそう思う日もあったが辛くはなかった。だが、友達がいけない日はすごく憂鬱に感じていた。

私は教室の中でも進級がはやく、期待もしてくれていた。臨書、草書、楷書、行書や硬筆など様々な種類の書道ができるようになるのが楽しかった。学校でも褒められたり、連合文化祭などで賞をもらってすごく自信になっていた。

高校3年になる前、雅号というのを作らないか。という話が私にやってきた。(雅号とは、作品を出展する際に自分の印になる印鑑のようなもの。実名とは異なり書道家としてこれからも出す方が作ったりする。)その時はたしか十段を貰っていた。

ですが、その時はお習字を続けることを迷っていた。文化祭や学校のイベント、アルバイトが忙しく、週一回のお習字ですらアルバイトの時間が少なくなるから億劫に感じてしまっていた。

雅号をつくるということはこれからも先生の教えで続けていくという事であった。そしてかなり期待されていて、「もしも無理せずにお習字をする事が本当に好きであれば続けた方がいいけど、そこまでだったり気持ちが下がっていたら考えてもいいよ」と言われた。

私はすごく悩んだ。期待されると応えたい気持ちとそれに反論する事で自分がダメにならないかと思うから。

ですが、その頃の私は自分の事に手一杯で周りが見れていなくて余裕がない状態だった。書道は落ち着いてその時の気持ちを紙面にぶつけるものなのに。

結果私は雅号を作ってすぐに辞めてしまった。最後まで先生は優しくて、いつでも戻って遊びに来ていいからね、と。

雅号を作るのにはお金がたくさんかかる。

親に払ってもらっているから私が辞めると言った時はとても悲しんでいて怒られた。だがその時の私には全く響いておらず、プレッシャーから解放された。やっと自分の時間がもっと取れる。と思った。

心の余裕がないこの頃の私もとおとい。

次はそこから私がまた書道を再スタートしたいと思ったきっかけについて話せたらなと。

ありがとうございました。☺︎

保存してありました。歓喜。



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