見出し画像

いのちのプレゼント

画像1

 いのちは神からのプレゼント。この事実は否定しようがありません。しかし、与えられたいのちを最後まで守り続けることは、なんと大変な仕事でしょうか。みなさんはそんなことを思ったことはないですか?

 この地上で、いのちを維持していくためには食べていかなくてはなりません。住むところも必要ですし、生活していかなければなりません。お金が必要なので仕事をしなければなりません。健康管理も必要です。家族が増えると守っていかなければなりません。年をとっていくと身体のあちこちの調子がわるくなり、弱っていく現実に向き合います。生きていくって本当に大変なことです。

 自死が後を絶ちません。数年前よりは減少したと報告されていますが、一年に2万人以上いる現実です。本当に辛いことです。問題を抱えて生きていくのが苦しすぎて、苦しすぎる問題がなくならないなら、自分を消滅させてしまおうと悲痛な決断をしてしまうのです。こういう人からしてみたら、いのちというプレゼントは単に苦役にしか過ぎないと感じているのではないでしょうか。

 確かに生きていくのは大変なことです。しかしいのちが神からのプレゼントだと実感して生きていけたら、どんなに素晴らしいことでしょう!与えられた自分のいのちを感謝と喜びをもって生きていけたら、どんなに嬉しいでしょう。苦しいことがあっても、そこから生きていることの深みを体験できたら、どんなに有意義なことでしょう。段々身体が弱ってきて、人生の最後を迎えた時、大切な人達に囲まれ、互いに感謝し合えたらどんなにありがたいことでしょう!“神様、いのちのプレゼント、ありがとうございました!いい人生でした!”と言って天
国に帰って行けたら、地上に残していく大切な人達にどんなにか希望と勇気を与えることでしょうか。

 そんな人生が可能でしょうか?可能です。可能にするために、神はキリストをこの地上に送られました。キリストは、いのちが神からのプレゼントとして機能する力と方法を私達に教えてくれたのです。そのことを学び続ける場所が教会であり、学んだことを実践するために励まし合い、支え合っていく場所が教会なのです。

 この1年間、このエッセイを通してそういうことを分かち合ってきたつもりです。是非、教会にいらしてください。あなたのいのちを神からのプレゼントして生きていく方法と力を教会で受け取ってください。


***参照聖句***
あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。伝道の書12章1節

※今日があなたにとって一番若い日です。本日12月24日は多くの教会でクリスマス・イブ礼拝を開催していることでしょう。僕の高砂教会は夜7時30分からです。是非今日という一番若い日に、教会にお越し下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?