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Step by Step 9月24日 ■□仕事に喜びを感じるために□■

 心に楽しみがあれば顔色も喜ばしい、心に憂いがあれば気はふさぐ。箴言15章13節


 生きていて最も充実感を感じる時って、体と心と頭が調和して一つの目的に向かって進んでいる時間ではないでしょうか。この姿を最もよく現しているのが、趣味を楽しんでいる状態かもしれません。大好きな趣味に熱中している人は、趣味に集中し、時間を忘れ、体も生き生きして疲れを知りません。正に体と心と頭が調和して一つの目的に向かっています。

 ところがその反対は、やりたくないのに押しつけられ、義務感のみでいやいや取り組んでいる姿です。そういう時は、時間が何倍も長く感じるし、心も頭もほぼ拒否している状態なので、精神的にも身体的にも疲れてしまいます。

 私たちが生きていくためには仕事をしなければなりません。結婚し家族が増えると、愛する者達を守っていかなければなりません。そうなると益々仕事を抜きにしては考えられません。仕事をまるで趣味のように大好きになって熱中できるならどんなに素晴らしいことでしょう。趣味とまではいかなくても、仕事にやりがいを感じ、仕事を通して人生の目的を果たせることが分かるなら、仕事においても体と心と頭が調和できて、気分よく目的に向かって進めるようになるでしょう。

 では、どうしたら良いのでしょうか。まず仕事の定義をはっきりさせることです。仕事はどんな仕事であれ、お客様や仲間達の問題解決を提供するのが仕事であるということです。そうです。仕事とはお客様や仲間達の幸せ・喜び・成功のために「仕える事」なのです。そういう意味で与えられた仕事を単にこなすだけでなく、「ありがとう!」と言ってもらえるように仕事+アルファーが必要なのではないでしょうか。「ありがとう!」と言ってもらえるように自分から色々と工夫して実行してみることです。実際「ありがとう!」と言ってもらえたら嬉しくなるし、「ありがとう」が連続して起こってきたら、(頭の中も)「やりがい」が起こってきます。自発的に創意工夫をしているので楽しくなり、それが報われると「もっと!」という思いが出てきます。そうなると体に影響を与えて、仕事
に向かう足取りも軽くなってくることでしょう。

 ポイントは、強制でなく自発的にということです。人から仕事のやりがいを感じさせてもらうのではありません。人から幸せにしてもらうのでもありません。自分から仕事に「やりがい」を感じられるような創意工夫をすることです。自分から幸せを「迎えに行く」努力、幸せを「創り出す」努力をすることです。自分の人生を人任せにしないこと。自分の人生の全責任は自分にあるのです。このことを自覚して、自分から動き出していきましょう。


■祈り■
 神よ、仕事の出発点はあなたです。あなたが人間に仕事を与えなさいました。仕事を単に食べていくための努力でなく、家族や仲間、人々の幸せと喜びに仕えるための努力として働くことができますように。イエスの御名によって、アーメン。

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