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小さな愛の光を

 学生時代、相当田舎のキャンプ場で行われるキャンプに相当遅れて参加したことがあります。歩いて向かったのですが、あっという間に日は暮れて真っ暗になってしまいました。夜空にはいっぱいの星が見えてきれかったですが、この道であっているのかなぁ~と不安いっぱいになりました。キャンプ場を知っている友人から入り口に電灯が灯っているからと言われていました。携帯電話もない時代です。30分以上歩いたでしょうか。ついに向こうの方に小さな小さな光りを発見しました。あまりにも小さかったですが、僕の心は希望の喜びでいっぱいにな
りました。10分くらい歩いたでしょうか。小さな電灯に到着しました。キャンプ場の入り口でした。光りはどんなに小さくても希望だと実感したエピソードです。

 では困っている人を助けるために、「ほんの小さな愛の光りをともす」って、キレイな言葉ですが、具体的にどうすればいいのでしょうか?困ってる人がどういう人かによって変わってきますよね。

 海外の人や国内でも遠方の方なら募金な定期的サポートという方法があります。

困っている人が身近な友人だったり、家族だったりするとどうでしょうか。プライベートにズケズケ入り込むのは禁物です。そっと見守りながら、時々小さな励ましの言葉をプレゼントするのがいいでしょうね。本人が本音を話したくなるまで寄り添い待ってあげるのもいいですね。

 一番大切なのことは、身近な人達が困り始まる前から、つまり普段から人間関係をよくする関わりをし続けておくことです。そうすれば、困ったときに相談しやすくなります。

 選択理論心理学では、下記のような人間関係をよくする7つの習慣というのがあります。
①傾聴する ②支援する ③励ます ④尊敬する ⑤信頼する ⑥受容する⑦意見の違いは落ち着いて交渉する 

 そういう関わりを日頃からしておくことが「愛の小さな灯火をともし続け」ることになるんだと思います。それが人と人を繋ぐ絆となるのでしょうね。

**参照聖句**
互に重荷を負い合いなさい。そうすれば、あなたがたはキリストの律法を全うするであろう。ガラテヤ6章2節

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